バリ島で虫は絶対いや!そんな人のための防衛策

    バリ島はハエやら、蚊、ゴキブリ、クモ、もう虫たちのオンパレードです。見るだけでもいやですが、ある種の蚊にさされたら、病気になって命をおとすほどの危険もあったりと、のんびりしていられないのがここでの生活です。

    インフラの整備とともに、随分少なくなった感覚はありますが、それでもまだまわりでデング熱にかかってしまう人も結構います。そんなバリ島の、南の島らしい虫対策について書いていきます。

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    目次

    チチャとトッケ

    トカゲ

    インドネシアに限らず、東南アジアにはかならずいるこれ。どちらもヤモリ科のトカゲです。チチャは小さく、トッケは少し大きいです。はい、これは殺してはいけません!これは家を守る神様のように信じられています

    殺してはいけない理由はもうひとつ。実はこれ、蚊を食べてくれるのです。最初バリに来たとき、ホテルの部屋の壁に普通にいるので、悲鳴をあげそうになりましたが、今は慣れました。

    トッケは「トッケ―、トッケ―」と鳴くからトッケと呼ばれているそうですが、「トッケ―」の鳴き声を続けて7回聞いたら、幸運が舞い込む知らせと信じられています。

    ハエを退治するにはこれ

    パンダン

    食事をしていると、ハエがどこからかやってきて、あっという間に料理にたかってしまいます。こういう時、インドネシア人はよく食卓にろうそくを置きます。ろうそくの明かりなんて、ロマンチックでもありますが、実はこれ、ハエ除けに効果ありなのです。

    でも、もっと効果的と私が思っているのが、写真のこの植物。パンダンと呼ばれる植物で、お茶として飲まれたり、お菓子に使われるハーブなのですが、この葉を細かく切って置いておくとハエ除けになるのです。乾燥してしばらくそのまま使えます。

    昔の人の知恵なのでしょう、殺虫剤をつかわなくてもハエがいなくなるので、うちでは庭にパンダンを植えて、このように使っています。

    絶対注意!蚊にはこれ

    レモングラス

    マラリアやデング熱など蚊を媒体にして伝染する病気は免疫をなくし、何度かかかれば命を落としかけない危険な病気です。なので、蚊の予防は必須。直接肌につけるスプレーやクリームなどがありますが、匂いもきつく、べとべとするので家にいるときには使いたくないもの。

    これも昔の人の知恵なのでしょう、できるだけ自然に蚊をよせつけないように、インドネシアでこれを使います。写真のこれ、なにかわかりますか?レモングラスです。レモングラスはインドネシア料理によく使われるハーブなので、家庭に必ずあるんです。

    これを細かく切って部屋に置いておくだけ。普段VAPEマットを使っていたのに、これを使い始めてから一切使わないようになりました。

    アリにはこれ!

    チョーク

    日本に帰ってびっくりすることは、食べ物を冷蔵庫にしまい忘れたり、お菓子のかけらが落ちていても、アリが全然こないこと! インドネシアでは、どこからかぞろぞろとアリの大群が、ほんの少しの食べ物を見つけてはたかってきます。

    そんなアリにはこの写真のチョークがおすすめ。これ、アリの通り道などに線を引くと、不思議や不思議、アリがこなくなるのです。箱には「アンチゴキブリとアリ」と書いてあるので、ゴキブリにも効くようです。

    このチョークの成分にアリを殺すなにかが入っているのでしょうが、アリがそこでばたばた死ぬわけではなく、これを巣に持ち帰って絶滅させるという、アリにしてみれば恐ろしい化学兵器のようなものでしょう。

    ゴキブリ、クモなんでもこい!

    殺虫スプレー

    最終的にはこれしかないでしょう。殺虫スプレーです。日本にもありますが、ワンプッシュしただけで蚊や虫が全滅するのもあります。

    恐ろしいほどの効果なのですが、虫をあんなに殺すということは、人体にもよくないものかもという疑惑をぬぐいきれない私は、できるだけ昔ながらの方法で防虫していきたいとは思っています。

    それでも、急にでてきたゴキブリやクモはやはりこれを使うしかない。防虫スプレー。その時ばかりは鬼になり、息の根を止めるまでかけ続ける。

    生まれも育ちも北海道の私にとってゴキブリは最大の脅威です。それとの対決のためにはスプレーの1缶、2缶は消費してもおしくない、そのくらいの勢いでかけ続けて退治しています。

    バリ島で虫対策するためのアイテム

    バリ島は亜熱帯の気候で、多くの種類の虫が存在します。これらの虫から身を守るための対策は以下の通りです。

    虫よけスプレー

    特に蚊に対しては、DEET(ジエチルトルアミド)を含む虫よけスプレーを使用することが効果的です。また、天然成分(例:シトロネラ)を主成分とする虫よけスプレーも選択肢の一つです。

    長袖・長ズボンの着用

    暗い場所や夕方は特に蚊が活動的になります。その時間帯に外出する場合は、できるだけ肌の露出を少なくするようにしましょう。

    ベッドネット

    寝ている間に蚊に刺されるのを防ぐために、ベッドネットを使用すると良いです。

    清潔に保つ

    食べ物の残りやゴミは、アリやゴキブリなどの害虫を引き寄せます。清潔に保つことでこれらの虫を遠ざけることができます。

    予防接種

    バリ島にはマラリアやデング熱など、虫媒性の感染症が存在します。旅行前に医師に相談し、適切な予防接種を検討してください。

    以上の対策を講じることで、バリ島の虫から身を守ることが可能です。バリ島での健康管理には十分注意してください。

    まとめ

    私は一度デング熱になったことがあります。それまでは無防備だったのですが、いまはしっかり防虫対策しております。それくらいデング熱はつらかったのです。

    ただ、ケミカルなものの殺虫能力はすごいのですが、私はできるだけ自然の力で、人にも優しい防虫対策をしていきたいと思っており、いくつかご紹介しました。実はこれ、インドネシアでも知らない人が多くなりました。昔の人の知恵は伝承されてほしいですね。

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