透き通る青い海に、心地よい南国の風。バリ島は、家族みんなで楽しめる魅力がたっぷり詰まったリゾートアイランドです。子どもから大人まで、年齢を問わずに笑顔になれるアクティビティや、美しい自然、そして親切な人々とのふれあいが待っています。
初めての家族旅行でも安心して楽しめるポイントが満載のバリ島で、かけがえのない思い出を作ってみませんか。次の休暇は、家族みんなでバリ島へ出かけましょう。
バリ島が家族旅行におすすめな理由

バリ島は、子ども連れでも安心して楽しめる観光地として高い人気を誇っています。赤ちゃん連れへの理解が深く、ホテルやレストランの設備も充実。また、遠浅で波の穏やかなビーチが多く、小さなお子さんでも安全に遊べます。
島内の移動距離も比較的短く、移動による疲れが少ないのも家族旅行に嬉しいポイントです。異文化体験も豊富で、親子で思い出に残る旅行が叶います。


赤ちゃんや子連れに寛容
バリ島の人々は、家族や子どもに対してとても寛容で温かい対応をしてくれることで知られています。観光地やレストランでは、赤ちゃんを連れた家族への配慮が行き届いており、ベビーチェアやおむつ替えスペースが設けられている施設も多くあります。
ホテルでも、ベビーベッドの貸し出しや子ども向けの食事を用意してくれるところが多数あり、離乳食の相談にも快く応じてくれるスタッフが多いのが特徴です。また、現地では子どもをあやしてくれたり、話しかけてくれたりする機会が多く、親としても安心感があります。
子どもが安全に楽しめる海
バリ島には遠浅で波が穏やかなビーチが点在しており、小さなお子さんでも安心して遊べる環境が整っています。特にヌサドゥアやサヌールのビーチは、自然のリーフに守られて波が少ないため、海水浴デビューにもおすすめです。また、監視員が常駐しているビーチもあり、万が一の際も迅速に対応してくれます。
ビーチ沿いには日陰が確保できるパラソル付きのチェアが並び、保護者も目を離さずに見守れる距離感が嬉しいポイントです。さらに、砂遊びができるエリアや浅瀬でのシュノーケリング体験も可能で、年齢に応じた遊び方ができるのも魅力です。安全かつ楽しいビーチ体験が家族全員の心に残る思い出となることでしょう。

移動の負担が少ない
バリ島は広すぎず、目的地までの移動時間が比較的短いため、子ども連れの旅行でも無理なくスケジュールを組めるのが大きな魅力です。主要な観光スポットやビーチ、ショッピングモール、レストランは車で30分〜1時間圏内にまとまっており、長時間の移動による子どものぐずりや疲労を最小限に抑えられます。
また、タクシーや運転手付きのカーチャーターを1日単位で手配できるサービスも充実しており、エアコン付きの快適な車内で移動できるのも安心材料のひとつです。ベビーカーの持ち込みも可能で、ホテルから観光地までスムーズにアクセスできます。無理のない移動スケジュールで、家族全員がストレスなく旅行を楽しめる環境が整っているのがバリ島の大きな強みです。

バリ島家族旅行のベストシーズン
バリ島への家族旅行におすすめのベストシーズンは、乾季の4月〜10月です。この時期は天気が安定しており、雨の心配が少ないため、小さなお子様連れでも安心して観光やアクティビティを楽しめます。気温は30度前後で湿度も低く、ビーチ遊びや寺院巡り、自然体験など屋外のレジャーにぴったり。
さらに、乾季は海の透明度も高く、家族でシュノーケリングなどのマリンアクティビティを楽しむにおすすめな時期です。施設も充実しており、家族連れに優しいホテルやレストランも多いため、快適で思い出に残る旅行が叶います。

バリ島の家族旅行におすすめの観光スポット
家族旅行で訪れるなら、バリ島ならではの自然や文化を体験できるスポットがぴったりです。穏やかな海辺で遊べるサヌールビーチ、緑の絶景が広がるライステラス、動物とのふれあいが楽しめるモンキーフォレスト。
さらに家族みんなで遊べる大型ウォーターパークなど、年齢を問わず楽しめるスポットが満載です。子どもが飽きずに過ごせる場所が多いのも、家族旅行におすすめな理由のひとつです。

サヌールビーチ

サヌールビーチは、波が穏やかで遠浅の海が広がる、家族連れに大人気のビーチです。海の透明度が高く、砂浜はサラサラで裸足でも安心。大きな波が来ないので、小さな子どもでも安心して海水浴を楽しめます。海辺には散歩道が整備されており、ベビーカーを押しながら海沿いを散策するのにもぴったりです。
早朝には美しい朝日を眺めることができ、静かな時間を家族で過ごせるのも魅力のひとつ。周囲にはファミリー向けのレストランやカフェも多く、子ども用メニューを揃えている店も多いので、ランチタイムにも困りません。大人も子どももリラックスして過ごせる、やさしい雰囲気のビーチです。
- 施設名:サヌールビーチ
- 住所:Jl. Danau Tamblingan, Sanur, Bali

ジャティルイ・ライステラス

世界遺産にも登録されているジャティルイ・ライステラスは、バリ島でも特に壮大な棚田の風景が広がるエリアです。ウブドから車で約1時間半の場所にあり、広さは約600ヘクタール。一面に広がる鮮やかな緑の田んぼは、子どもたちにとっても新鮮な体験になることでしょう。
棚田の中には整備された散策路があり、家族でゆっくりと自然の中を歩くことができます。高低差があっても滑りにくく、安心して歩けるのもポイントです。都会では味わえない、のどかで貴重な時間を家族で過ごせるスポットです。
- 施設名:ジャティルイ・ライステラス
- 住所:Desa Jatiluwih, Penebel-Tabanan, Bali
- 入場料:大人 Rp15,000(約150円)、子供 Rp10,000(約100円)

モンキーフォレスト

ウブドにあるモンキーフォレストは、約700匹の野生のサルが自由に暮らす自然保護区で、動物好きな子どもたちにとってはまさに夢のような場所です。広大な敷地内は木々に覆われており、涼しい日陰の中でゆっくりとサルたちの様子を観察できます。
サルが近くまで寄ってくることもありますが、施設スタッフがしっかりと見守っているため安心です。園内にはヒンドゥー寺院や小川、橋などもあり、探検気分で歩き回れるのも楽しみのひとつ。動物との距離がとても近く、子どもたちの興味や好奇心を刺激するスポットです。
- 施設名:ウブド・モンキーフォレスト
- 住所:Jl. Monkey Forest, Ubud, Bali
- 営業時間:毎日 9:00~17:00
- 入場料:大人 Rp80,000(約800円)、子供 Rp60,000(約600円)

ウォーターボム
クタ地区にあるウォーターボム・バリは、東南アジアでもトップクラスの人気を誇る大型ウォーターパークです。広大な敷地には年齢に応じた様々なスライダーやプールがあり、小さなお子さん向けの浅いプールや、噴水で遊べるエリアも完備。
身長制限があるアトラクションもありますが、0〜5歳向けの「ファミリー・キッズゾーン」は安心して楽しめる内容になっています。清潔な更衣室や休憩スペース、シャワー設備も整っており、ファミリー向けのサービスが充実しているのも高ポイントです。
- 施設名:ウォーターボム・バリ
- 住所:Jl. Kartika Plaza, Tuban, Kuta, Bali
- 営業時間:毎日 9:00~18:00
- 入場料:大人(12歳以上):Rp.580,000(約5,800円)、子供(2歳~11歳):Rp.430,000(約4,300円)


バリ島家族旅行におすすめのアクティビティ
バリ島には、子どもから大人まで楽しめる体験型アクティビティが豊富にあります。伝統文化に触れられるバリ舞踊体験、動物とふれあえる象乗り、ものづくりを楽しめるアタ製品作り、そして自然の中で身体を動かせるライステラスでのトレッキングなど、家族での思い出づくりにぴったりなプログラムが満載です。旅行の特別な時間を、体験を通してさらに深めてみましょう。
バリ舞踊体験

バリ島の伝統芸能であるバリ舞踊を、実際に体験できるワークショップは子どもにも大人にも大人気です。華やかな衣装を身にまとい、手の動きや目線の使い方など独特の動作を先生に教わりながら楽しく学びます。子ども用の衣装や簡易メイクも用意されている教室もあり、踊りが初めてでも安心して参加できます。
体験の所要時間は約1時間〜1時間半で、料金は1人あたり約150,000ルピア(約1,500円)からとリーズナブル。レッスンの最後には、家族で記念撮影ができる時間もあり、バリ島旅行の思い出づくりにぴったりです。

象乗り体験

バリ島には、象とふれあえるアクティビティが楽しめるスポットがいくつかあります。代表的なのはバリ・エレファントサファリパークやメイソン・エレファントパークで、安全管理のもと、子どもでも安心して象に乗ることができます。
体験は1回約30分〜40分で、料金は大人1人あたり約450,000ルピア(約4,500円)、子どもは約350,000ルピア(約3,500円)が目安です。象の背中から眺めるジャングルの景色は迫力満点で、動物好きの子どもたちにとっては忘れられない経験になるはずです。

アタ製品作り体験

バリ島特産の「アタ」と呼ばれる天然素材を使った手編みの工芸品作り体験は、親子で楽しめる人気のアクティビティです。ウブドやシデメンなどの工房では、職人の指導のもと、小物入れやコースターなどのシンプルなアイテムを自分の手で作ることができます。
体験時間は約1時間半〜2時間で、料金は1人あたり200,000〜300,000ルピア(約2,000〜3,000円)。細かい作業が得意なお子さんに特におすすめで、手を動かしながら伝統文化に触れることができます。完成した作品はそのまま持ち帰ることができ、旅行の思い出としても大切に残せるのが嬉しいポイントです。
ライステラスでトレッキング

バリ島の雄大なライステラスを歩くトレッキングは、自然の中で心も体もリフレッシュできる家族向けアクティビティです。中でもウブドやジャティルイの棚田は、初心者でも楽しめる緩やかなルートが多く、小学生以上の子どもであれば問題なく参加できます。
所要時間は約1〜2時間で、ガイド付きのツアーであれば1人あたり約250,000ルピア(約2,500円)前後。トレッキング中は現地農家の暮らしぶりを垣間見たり、季節によっては田植えや稲刈りの様子を見学できたりと、学びのある体験ができます。

家族旅行におすすめなエリア
バリ島には、目的や年齢に応じて選べる魅力的なエリアが点在しています。それぞれに個性があり、家族旅行のスタイルに合ったエリア選びが旅行の満足度を左右します。滞在中の移動や過ごし方も考慮しながら、家族みんなが笑顔になれるエリアを見つけてみましょう。
バリ島のエリアを選ぶコツ
家族旅行でエリアを選ぶ際は、アクセスの良さ、子ども向け施設の充実度、落ち着いた環境の3点がポイントになります。例えば、小さなお子さん連れならングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)からの移動時間が短いエリアが理想的です。また、滞在先にキッズプールやベビーベッドなどの設備が整っているかも確認しておきたいところ。
にぎやかな場所よりも、比較的静かで安全に過ごせる地域の方が家族連れには向いています。アクティビティに参加しやすいかどうかも意識すると、日々のスケジュールが立てやすくなります。バリ島はエリアごとに雰囲気が異なるため、滞在スタイルに合わせた選び方をすることで、より快適な家族旅行が実現します。

ヌサドゥア
バリ島南部に位置するヌサドゥアは、高級リゾートホテルが立ち並ぶエリアで、家族連れにとって非常に安心・快適に過ごせる場所です。エリア全体が計画的に整備されており、清潔で歩きやすい道や、車通りの少ない環境が整っているため、小さな子ども連れでも安心です。ビーチは波が穏やかで遠浅なので、初めての海遊びにもぴったり。
ホテル内にはキッズクラブやファミリープールを備えているところが多く、施設内だけでも一日楽しめます。また、バリ・コレクションという大型ショッピングモールにはレストランやスーパーも充実しており、滞在中の買い物や食事にも便利です。


ウブド
バリ島中部に位置するウブドは、自然と伝統文化が色濃く残る地域で、親子でバリ島らしい体験をしたい方にぴったりのエリアです。棚田や熱帯の森に囲まれた風景は、都会では味わえない癒しを与えてくれます。バリ舞踊やガムラン音楽、絵画などの芸術文化も豊かで、子どもたちにとっては貴重な異文化体験となるでしょう。
モンキーフォレストやライステラス散策など、自然とふれあえるスポットも多く、のびのびと過ごすことができます。にぎやかな観光地とは違い、落ち着いた時間が流れるウブドは、心と体をリセットするのにぴったりな場所です。

サヌール
サヌールは、バリ島南東部に位置する落ち着いたビーチエリアで、子ども連れのファミリーに特に人気があります。海は遠浅で波も穏やか、サンゴ礁に守られているため安心して子どもを遊ばせることができます。ビーチ沿いには遊歩道が整備されており、ベビーカーを押しながらでも快適に散策できます。
また、周辺にはカジュアルで居心地のよいレストランが多く、子ども用メニューを揃えた店もあります。大型リゾートホテルから手頃な価格のヴィラまで宿泊施設も豊富で、旅行のスタイルに合わせた選択がしやすいのもポイント。静かな環境でのんびりと家族時間を楽しみたい方にぴったりのエリアです。

バリ島の家族旅行におすすめのホテル

家族旅行において、快適な滞在が叶うホテル選びはとても重要です。バリ島には、キッズ向け設備が整ったホテルや、親子で楽しめるアクティビティが豊富なリゾートが多数あります。安心のサービスとリラックスできる環境で、家族の思い出をさらに特別なものにしてくれるホテルをご紹介します。
リンバ ジンバラン バリ by アヤナ
ジンバラン地区に位置する高級リゾート「リンバ ジンバラン バリ by アヤナ」は、家族旅行にぴったりの施設が揃っています。緑豊かな敷地内には12のプールがあり、子ども用プールも完備。専用のキッズクラブでは、バリの文化を学べるアクティビティや手作り体験などが開催されており、親がスパや食事を楽しんでいる間も安心です。
宿泊料金は1泊約30,000〜50,000円前後からで、施設の充実度を考えるとコストパフォーマンスも高いホテルです。姉妹ホテルのアヤナリゾートとも行き来ができ、ロックバーなどの絶景スポットも楽しめます。
- 施設名:リンバ ジンバラン バリ by アヤナ
- 住所:Karang Mas Estate, Jalan Karang Mas Sejahtera, Jimbaran, Bali 80364
- 営業時間:24時間
- 電話番号:+62-361-8468468
- 公式HP:https://www.ayana.com/ja/bali/rimba-jimbaran

ザ・リッツ・カールトンバリ
ヌサドゥアに位置する「ザ・リッツ・カールトンバリ」は、贅沢な時間を家族で過ごしたい方にぴったりなリゾートです。全室スイートまたはヴィラタイプで、広々とした客室が魅力。ファミリールームや子ども向けアメニティの用意もあり、小さなお子さん連れでも快適に滞在できます。
敷地内にはキッズクラブや専用プール、親子向けのバリ舞踊体験などのプログラムも充実。宿泊料金は1泊約50,000〜80,000円からと高級クラスですが、サービスや設備の質は折り紙つきです。静かな環境でゆったりとした時間を楽しみたいご家族におすすめです。
- 施設名:ザ・リッツ・カールトンバリ
- 住所:Jalan Raya Nusa Dua Selatan Lot III, Sawangan, Nusa Dua 80363
- 営業時間:24時間
- 電話番号:+62-361-8498988
- 公式HP:https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/indonesia/bali
パドマ リゾート レギャン
クタの北側、レギャンビーチ沿いに位置する「パドマ リゾート レギャン」は、アクティブな家族旅行にぴったりのリゾートです。ウォータースライダー付きのキッズプール、屋内外のキッズクラブ、さらに毎日のアクティビティプログラムが用意されており、子どもたちが飽きることなく過ごせます。
ホテルからビーチまで徒歩すぐで、買い物や観光にも便利な立地。宿泊料金は1泊約25,000〜40,000円程度で、家族連れに嬉しいコストパフォーマンスの良さも魅力です。
- 施設名:パドマ リゾート レギャン
- 住所:Jalan Padma No.1, Legian, Bali 80361
- 営業時間:24時間
- 電話番号:+62-361-752111
- 公式HP:https://www.padmaresortlegian.com/ja
バリ島家族旅行のおすすめグルメ

バリ島には、子どもから大人まで楽しめるバリ島のグルメがたくさんあります。どの料理も香辛料が控えめなものを選べば、日本人の口にも合いやすく、家族で安心して楽しめます。
お手頃な価格で、バリ島の味や文化を気軽に体験できるのも魅力です。ここでは、家族旅行でぜひ試してほしいバリ島の代表的なグルメをご紹介します。

ミー・ゴレン(焼きそば)
ミー・ゴレンは、インドネシア風の焼きそばで、甘辛いソースで味付けされた麺料理です。具材には野菜、卵、鶏肉やエビなどがたっぷり入り、バランスも抜群。屋台から高級レストランまで幅広く提供されており、辛さも調整可能なので、子どもでも美味しく食べられます。
目玉焼きがトッピングされていることが多く、食欲をそそる一皿。価格はローカルワルン(食堂)で約25,000〜35,000ルピア(約250〜350円)、レストランでは50,000ルピア(約500円)前後。気軽に楽しめる家庭的な味わいで、旅行先でも安心して食べられる一品です。
サテ(串焼き)
サテは、鶏肉や豚肉、牛肉などを串に刺して焼いたインドネシアの定番料理です。特に人気なのは「サテ・アヤム(鶏の串焼き)」で、ピーナッツソースと甘辛いタレが絶妙に絡み、ジューシーな味わいが特徴です。一口サイズで食べやすく、子どもにも喜ばれることが多い料理です。
炭火で焼くことで香ばしさが引き立ち、ご飯と一緒に食べるのが現地スタイル。価格は1皿(5〜10本)で約30,000〜60,000ルピア(約300〜600円)。辛さを抑えたソースも選べるため、子供と一緒に家族全員でシェアしながら楽しむのにぴったりのメニューです。

ナシウドゥッ
ナシウドゥッは、ココナッツミルクで炊いたご飯を中心に、数種類のおかずを一皿に盛り合わせたインドネシアの伝統的な家庭料理です。鶏のから揚げや煮卵、テンペ(大豆の発酵食品)、野菜の炒め物などが添えられており、少しずついろいろな味を楽しめるのが魅力です。マイルドな味付けが多く、子どもでも食べやすいのがポイント。
見た目にも華やかで、写真映えもする一皿です。ローカル店では約35,000〜50,000ルピア(約350〜500円)で楽しめ、ボリュームもたっぷり。家族でシェアしながら食べ比べを楽しむのにもおすすめなグルメです。
バリ島家族旅行の注意点

バリ島は家族旅行におすすめなリゾート地ですが、子どもを連れての海外旅行では事前に注意しておきたい点もあります。衛生面や治安、強い日差しなど、日本とは異なる環境への備えが大切です。
安心してバリ島旅行を楽しむために、バリ島ならではの注意点とその対策をしっかり把握しておきましょう。
バリ島の衛生面
バリ島では、水道水が飲用には適していないため、ミネラルウォーターの利用が基本です。小さな子どもは特にお腹を壊しやすいため、歯磨きや哺乳瓶の洗浄にも市販の水を使用するようにしましょう。
また、屋台料理は魅力的ですが、衛生状態が十分でない場合もあるため、食事は清潔なレストランや評判の良いワルン(バリ島の食堂)を選ぶのがおすすめです。ウェットティッシュや除菌ジェルを持参しておくと、外出時にも安心。乳児や幼児には、生ものや冷たい飲み物を避け、消化にやさしい食事を選ぶことが大切です。
バリ島の治安
バリ島の治安は比較的良好ですが、観光客を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪は少なくありません。特に空港や繁華街、ビーチなど人の多い場所では、バッグやスマートフォンの管理に注意が必要です。ファスナー付きのバッグを使い、貴重品は分散して持ち歩くようにしましょう。
また、子どもが人混みではぐれないよう、目を離さないことが大切です。ホテルのセーフティボックスを活用したり、夜間の外出は明るく人通りの多い道を選ぶなど、安全対策を意識することで、家族全員が安心して旅行を楽しめます。

気温と日差し
バリ島は年間を通して平均気温が約28〜32度と高く、強い日差しと高湿度が特徴です。日中の外出は熱中症に注意が必要で、こまめな水分補給と日陰での休憩を心がけましょう。特に子どもは大人よりも体温調整が苦手なため、帽子や日焼け止め、サングラスは必須アイテムです。
朝と夕方の比較的涼しい時間帯に屋外アクティビティを計画するのもおすすめです。また、室内でも冷房の効きすぎによる体調不良を防ぐため、羽織りものを一枚用意しておくと安心です。
チャイルドシート
バリ島では車のチャイルドシートの利用が一般的ではなく、タクシーやチャーター車に備えられていないことが多いのが現状です。そのため、小さな子どもと一緒に移動する際は、事前にチャイルドシートをレンタルできるかを確認するか、日本から持参することを検討しましょう。
一部の送迎サービスやツアー会社ではチャイルドシート付きのプランを用意している場合もあります。移動中の安全を確保するためにも、予約時に子ども連れであることを伝えるのがポイント。交通ルールが日本と異なる場面も多いため、家族全員が安心して移動できるような準備が必要です。
海外医療保険
バリ島旅行では、万が一に備えて海外医療保険への加入を強くおすすめします。特に子どもは体調を崩しやすく、食あたりや転倒などのトラブルも起こりやすいため、安心して医療を受けられるようにしておくことが大切です。現地の医療機関では、保険なしでは高額な医療費を請求されることもあり、支払いが大きな負担になるケースもあります。
日本語対応のクリニックや24時間対応の医療サービスもあるので、保険選びの際はそうした施設が利用可能かどうかも確認しましょう。また、緊急連絡先や保険証のコピーを持ち歩いておくと、いざという時に役立ちます。
バリ島家族旅行の持ち物

家族でバリ島を訪れる際は、現地の気候や環境を踏まえた持ち物の準備が大切です。特に小さな子どもがいる場合、ちょっとしたアイテムが旅行を快適にしてくれます。現地で手に入りにくいものや、日本から持って行くと便利なものを中心に、家族旅行におすすめの持ち物を5つご紹介します。

日焼け止めと帽子
バリ島は赤道に近く、日差しが非常に強いため、肌の弱い子どもを紫外線から守るための日焼け止めは必需品です。現地でも購入は可能ですが、日本製の方が肌に優しく、子ども用に適した成分のものを選べるため、持参がおすすめです。また、日中の外出時は帽子も欠かせません。
通気性がよく、つばの広いタイプが理想的です。ビーチや観光地では直射日光を長時間浴びることもあるため、しっかりとした紫外線対策が家族全員の体調管理につながります。
折りたたみ傘またはレインコート
バリ島は乾季(4〜10月)と雨季(11〜3月)に分かれており、特に雨季はスコールと呼ばれる短時間の激しい雨が突然降ることがあります。そうした場面に備えて、軽量の折りたたみ傘やレインコートを持って行くと安心です。
子ども用のサイズやカラフルな柄のレインコートであれば、旅行先でも楽しく使えます。観光中や移動時に雨に降られても、準備があれば慌てずに対応でき、スケジュールを大きく崩さずに済むのも大きな利点です。
虫除けスプレーと虫刺され薬
バリ島では、特に夕方以降に蚊が多く発生するため、虫除けスプレーは必ず持参したいアイテムです。デング熱などの感染症を媒介する蚊もいるため、予防がとても重要になります。肌に優しいタイプや、赤ちゃんでも使用可能な天然成分のスプレーを選ぶと安心です。
また、万が一刺されてしまった場合に備えて、かゆみ止めや虫刺され用の軟膏も一緒に用意しておくと便利。屋外アクティビティが多いバリ島では、家族全員の健康を守るために欠かせない持ち物です。
常備薬と子ども用の医薬品
旅行先では、食べ物の違いや気候の変化で体調を崩すこともあるため、普段飲み慣れている常備薬は忘れずに持参しましょう。特に子ども用の風邪薬や整腸剤、解熱剤などは、現地では手に入りにくく、日本語で説明がない薬を使うのは不安が残ります。
また、絆創膏や消毒液、体温計などの簡易救急セットもあると安心です。小さなケガや発熱など、いざという時にすぐ対応できるよう、家族の健康を守る準備をしておきましょう。
ベビーカーまたは抱っこ紐
小さなお子さん連れの家族には、ベビーカーや抱っこ紐の持参がおすすめです。バリ島は歩道の整備が行き届いていない場所もありますが、ショッピングモールや観光施設では使用可能な場所も多く、長時間の移動時や空港での待ち時間に重宝します。
抱っこ紐があれば、人の多い場所でも安心して移動でき、寝てしまったお子さんもそのまま運べるので便利です。宿泊先やレストランでの移動時にも活躍し、バリ島での家族旅行をより快適にしてくれるアイテムです。
まとめ
バリ島は、美しい自然、やさしい人々、そして子ども連れにも嬉しい設備や体験が揃った、家族旅行にぴったりの南国リゾートです。
海遊びから文化体験まで、年齢を問わず楽しめるアクティビティが満載で、家族の思い出作りには最高の舞台となるでしょう。旅の準備や注意点を押さえれば、初めての海外旅行でも安心して楽しめます。