バリ島のキンタマーニ高原を解説!魅力や行き方、楽しみ方

    キンタマーニ高原は大自然がいっぱいで見どころにあふれた観光スポットです。バリ島の自然と文化を一度に味わえる人気の場所ですので、ぜひ旅行計画に加えたいですよね。

    キンタマーニ高原の魅力をがっつり満喫しようとすると、それなりの準備が必要です。そこで今回は、キンタマーニ高原の見どころとアクティビティ、行き方、見学の際の注意点についてまとめました。

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    目次

    キンタマーニ高原とは

    バリ島の心臓部に位置するキンタマーニ高原は、その豊かな自然と絵画のような景色で知られています。キンタマーニ高原はバリ島の避暑地として親しまれてきました。

    ジャングルと湖を有する自然豊かな景勝地です。この地の中心部には、静寂な湖として存在するバトゥール湖が広がり、その周囲には火山の壮大な風景が広がっています。

    昔ながらの農業生活が息づく地域であり、バリ島訪問の際にはぜひ訪れたいスポットの一つです。

    キンタマーニ高原名前の由来

    キンタマーニという名称は、サンスクリット語で「意のままに願いをかなえる宝」を意味する言葉に由来します。

    地元の人々にとって神聖な場所であり、バリ島を代表するパワースポットなのです。 自然が大好きな人や冒険心に満ちた旅行者にとって、まさに楽園といってもよいでしょう。

    キンタマーニ高原の魅力

    バリ島北東部にあるキンタマーニ高原の標高は約1,500mです。バリの一大観光地ウブドにも近く、バリ観光の一環として立ち寄りやすいロケーションとなっています。

    キンタマーニ高原はその美しい自然景観と静けさで訪問者を魅了します。また、ここではバリの伝統的な生活様式を間近に垣間見ることができるのです。

    キンタマーニ高原の見どころといえば、バトゥール山やバトゥール湖です。バリ島の壮大な自然と景色にリフレッシュされること、間違いなしです。

    バトゥール火山の登山も大きな魅力の一つです。登山道が整備されており、山頂からの絶景は訪問者を感動の渦に巻き込みます。

    さらに、湖でのカヤック体験や地元の農家での農業体験など、キンタマーニ高原ならではの活動も楽しむことができます。数年前までは、ひなびた食堂しかなく、お世辞にもおしゃれな観光地ではありませんでした。

    でも、近年は洗練された雰囲気のカフェやレストランが増え、若者を引き付けているようです。 インドネシア国内の観光客が増加しているので、これから外国人客にもますます人気が出てくると思います。

    キンタマーニ高原の見どころ

    キンタマーニ高原は火山活動によってできた地形です。新旧2つのカルデラが形成されており、カルデラ湖である、バトゥール湖があります。

    火山の噴火口に作られる火山丘がバトゥール山です。そして噴火の際の堆積物で形成されたのが、アバン山であり、これら全体がバトゥール火山に属しています。

    赤道に近いバリ島は一年を通じて温暖ですが、1,500mの高さにあるキンタマーニ高原は涼しく、避暑地としてピッタリなのです。同時に年間降水量が比較的多いという特徴があります。

    キンタマーニ高原は広いエリアを指しますが、その見どころも盛りだくさんです。

    バトゥール山

    キンタマーニ高原から見えるバトゥール山は活動中の火山で、その美しい景観は訪問者を引きつけます。山頂からはバトゥール湖を見渡すことができ、その絶景は感動的です。

    朝早くに出発し、日の出を山頂から見るのがおすすめです。バトゥール山の標高は1717mで、バリ島で3番目に高い山になります。

    火山活動によって作られたカルデラが形成されています。バトゥール山の楽しみ方はなんといってもトレッキングです。登山口から山頂までの高低差は約700mですが、登山道はきちんと整備されています。

    休憩を含めても所要時間2時間ほどで登ることができます。

    山頂からはアバン山やバトゥール湖の眺めも楽しめますし、日の出を見るトレッキングツアーを開催している旅行会社もあります。 バリ島のパワースポットとしても有名で、噴火口から勢いよく蒸気が出ているのを見れば、そのエネルギッシュなパワーを感じられるでしょう。

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    バトゥール湖

    バトゥール湖は、バトゥール山の火山活動によってできたカルデラ湖です。深さ88m、三日月型をした湖で、地元の水供給源となっています。

    バリ島の人々の暮らしに欠かせない存在のバトゥール湖は湧き水の女神が住む場所として神聖視されています。周辺を囲む山々の雄大な姿をボートに乗って眺めることができます。

    また、カヤッキングや釣りといったアクティビティも人気があります。

    あるいは、静かな湖畔で、ただリラックスするのもよいでしょう。 カルデラ外輪の南側にはレストランが建ち並んでいるので、そこから景色を眺めながら食事を楽しむのもおすすめです。

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    バトゥール温泉

    バトゥール湖畔にあるのがバトゥール温泉です。3種類の温泉が用意されていて、寝湯と打たせ湯、深くて温めの温泉があります。

    温泉を利用するのは有料ですが、料金にはタオルの貸出とウエルカムドリンクが含まれています。日本の温泉と異なり、水着着用が必須となります。

    けっこう広いのでプールのように楽しんだり、バトゥール山とバトゥール湖を含む大自然の景色を眺めることができます。

    ウルン・ダヌ・バトゥール寺院

    ウルン・ダヌ・バトゥール寺院は、バリでも重要な寺院で、キンタマーニ高原の見どころの一つです。寺院はバトゥール湖の上に位置しており、その美しい景観は絶景です。

    この寺院はバリの湖や川の女神を祀っているため、水神社とも呼ばれています。古代の建築と自然の美しさが融合した風景は必見です。

    この寺院はもともと仏教寺院で、バリ島にヒンドゥー教が伝わってから改宗されました。バリ島の宗教史を語るうえでも重要な寺院となっています。

    以前はバトゥール湖畔にありましたが、噴火の際に灰に埋もれてしまったことがあり、移転されて現在の場所になりました。敷地内に入って左側には仏教寺院が、正面にヒンドゥー寺院が置かれています。

    違いを見比べるのも興味深いです。

    ブサキ寺院

    ブサキ寺院はアグン山の南斜面に位置するヒンドゥー寺院です。サイズの異なる複数の寺院から成る複合寺院で、地元民からは「母なる寺」として、尊敬を集めています。

    寺院群の中で最も大きいものはプナタランアグン寺院で、シヴァ神、ヴィシュヌ神、ブラフマナ神の三大神が祀られています。寺院へ入ることはできませんが、外観を眺めるだけでも荘厳さを感じることができます。

    テガララン村

    ライステラスで有名なテガララン村もキンタマーニ高原エリアにあります。日本人にとっては懐かしい雰囲気の棚田を眺めながら散策したり、カフェでくつろいだりできます。

    トゥルニャン村

    この独特なトゥルニャン村はバトゥール湖の反対側、キンタマーニ高原の東端に位置しています。トゥルニャン村は、バリ島の原住民バリ・アガが住む村で、特殊な死者の埋葬法で知られています。

    他のバリの村々とは一線を画す、独特の雰囲気があるので、時間があれば立ち寄ってみてほしいです。この村では現在も風葬が行われています。

    風葬とは、亡くなったあとに遺体をただ置いたまま、時間とともに自然に朽ちるまで待つという弔い方法です。埋葬をしないため、遺骨が並べられたままになっていて、見学できます。

    トゥルニャン村まではボートでしか行くことができません。 スムーズに観光するためには、現地ガイドといっしょに行くのがおすすめです。

    キンタマーニ高原のベストシーズン

    キンタマーニ高原は一年中訪れることが可能ですが、最も魅力的な季節は乾季の5月から9月までと言われています。

    この期間は降水量が少なく、天候が安定しており、火山登山や湖でのアクティビティに最適です。また、青く澄んだ空と爽やかな風が、バトゥール湖や火山の壮大な景色を一層引き立てます。

    しかし、雨季でも緑豊かな自然が一層深まり、異なる魅力を提供します。訪れる季節により、キンタマーニ高原の異なる顔を堪能できるのです。

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    キンタマーニ高原への行き方

    キンタマーニ高原はバリ島北東部に位置しています。クタからは車で約2時間半~3時間、デンパサールからは約2時間弱の距離です。

    おすすめの交通手段

    バリ島の各地からキンタマーニ高原に行くには、いくつかの選択肢がありますが、車をチャーターするか、ツアーに参加するのが一般的です。

    タクシーで行く方法もありますが、割高になる可能性が高いです。また、シャトルバスが運行されていますが、便数が少なく座席も限られます。

    キンタマーニ高原はウブドエリアにも近いので、合わせて回るツアーも開催されています。

    タクシーで行く方法

    思いついたときにサッと利用してキンタマーニ高原へ行くならタクシーが気軽です。バリの各地からキンタマーニ高原までは2時間から3時間みておきましょう。

    バリ島のタクシーは、ブルーバードというメータータクシー以外は交渉制となります。キンタマーニ高原まではけっこうな距離ですので、カーチャーターに比べると割高になることのほうが多いです。

    メーター制のブルーバードタクシーを利用する場合も、往復で使う際の待ち時間料金は交渉制となります。

    車をチャーターする

    キンタマーニ高原までの交通手段として、カーチャーターがおすすめです。時間あたりで貸し切って、観光ルートを自由に組み立てることができます。

    価格は時間によって計算されます。現地でも利用可能ですし、日本からオンラインで予約することもできます。

    シャトルバスで行く方法

    クタ、サヌール、ウブドなど、バリ島各地からキンタマーニ高原まではシャトルバスが運行しています。便数が少ないため使いづらいですが、安い交通手段で行きたい方にとっては選択肢の一つです。

    ただし、停車回数が多いため時間がかかりますし、乗り心地もイマイチです。

    ツアーに参加して行く

    最も便利なのがツアーに参加して行く方法です。日本を出発する前にオンラインで予約するなら、すべて日本語でやり取りできます。

    旅行会社によってさまざまなプランが用意されているので比較検討してみましょう。ホテルまでの送迎が含まれているツアーが便利です。ツアーなら移動も快適ですし、通常は入場料などがすべて料金に含まれています。

    キンタマーニ高原以外の観光地と抱き合わせで回るツアーもあり、短時間で効率よく観光できます。

    キンタマーニ高原へ行けるおすすめのツアー

    キンタマーニ高原は人気観光スポットですので、各旅行会社がさまざまなツアーを提供しています。キンタマーニ高原でのランチをメインに、エレファントパークやウブド見学を組み込んだツアープランを紹介します。

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    08:00 ホテル出発

    宿泊しているホテルまでツアー会社の車が迎えに来てくれます。

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    09:30 エレファント・サファリパーク

    バリ島ならでは!象に乗って記念撮影しましょう。

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    12:00 キンタマーニ高原

    キンタマーニ高原を散策します。展望の良いレストランで絶景を眺めながらランチをいただきます。

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    14:00 テガラランライステラス


    15:00 ウブドエリア訪問

    芸術の村、ウブドを散策します。地元アーチストの作品を鑑賞したり購入したり、おしゃれなカフェで休憩したりできます。

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    夕方 ホテルへ向けて出発

    ウブド見学の後は、ホテルへ戻ります。高原の自然にリフレッシュされたあとは、テガララン村のライステラスを見学します。美しい棚田風景で記念撮影。

    ホテルの場所や交通状況により到着時刻は異なります。 ホテルまで送ってもらってツアー終了となります。

    キンタマーニ高原を訪れる際の注意点

    キンタマーニ高原に行くなら、たっぷり時間をとって周遊したいところです。ツアーであっても自力で行くにしても、1日フルでお出かけすることになると思います。

    キンタマーニ高原を思う存分楽しむには少し準備したいものがあるため、説明しておきます。

    歩きやすい靴で

    キンタマーニ高原を訪れる際には、歩きやすい靴を履くことをおすすめします。特にバトゥール山でトレッキングする場合、ゆっくり登って2時間くらいかかります。

    普段から履き慣れている靴で出かけるようにしましょう。

    日焼け対策

    バリ島の日差しは日本に比べてとても強いので、油断しているとすぐに日焼けしてしまいます。他の観光スポット同様、キンタマーニ高原でも、日焼け対策は必須です。

    帽子や日焼け止めクリームなどでしっかり対策しましょう。

    こまめな水分補給を

    キンタマーニ高原周辺でトレッキングを楽しむなら、こまめに水分補給するようにしてください。飲料水はお店で購入することもできますが、自分で持参すると安心です。

    羽織るものがあると便利

    キンタマーニ高原は標高が高いため、肌寒くなることもあります。薄手のジャケットなど、サッと羽織れるものを持参すると重宝します。

    日の出時もおすすめ

    キンタマーニ高原へは日の出を見に行くツアーもあり、湖と火山から昇る美しい朝日を楽しむことができます。たとえ日の出を見るのは無理でも、できれば早めに出発するほうが、混み合っていなくておすすめです。

    まとめ

    高原から見下ろすバトゥール湖と火山の絶景、地元の農村のシーン、そして溶岩の地形。キンタマーニ高原ではさまざまな風景が展開され、いずれも圧巻です。

    バリ島のキンタマーニ高原は、壮大な自然環境と豊かな地元の文化が融合した場所です。見どころを存分に味わうには、じっくり時間を取ってお出かけください。

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