バリ島のランプヤン寺院とは?楽しみ方、その魅力を解説

    神秘と静寂が混ざり合い、時間がゆっくりと流れる場所へと足を運んでみてはいかがでしょうか?それがバリ島のランプヤン寺院です。

    深い森の中に位置するこの寺院は、神聖なバリの伝統と文化を感じられる特別な場所です。石造りの階段を上がると広がる壮大な景色と、精神的な深遠さを秘めたランプヤン寺院は、訪れる者を古代の世界へと誘います。

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    目次

    ランプヤン寺院概要

    ランプヤン寺院とは

    インドネシアのバリ島にそびえ立つ「ランプヤン寺院」は、島内で最も重要な寺院のひとつです。

    私たちがいうランプヤン寺院(Lempuyang Temple)は、実際にはランプヤン山(スラヤ山)の中腹から山頂に位置する8つのバリヒンドゥー寺院の総称であり、「ランプヤン寺院」という名前のお寺があるわけではありません。

    山頂寺院に到達するには、1800段の階段を登る必要があり、通常は山頂を目指して登りながら、寺院を訪れます。

    ランプヤン寺院群の8つある

    ランプヤン寺院群の8つの寺院にはそれぞれ名前がつけられています。

    中でも有名なのが、ランプヤン山の麓にある「パナタラン・アグン寺院」(Pura Penataran Agung)の「天国の門」です。

    複雑な彫刻が施された一対の門がアグン山の山頂に向かって開いているように見え、その素晴らしい眺望がインスタ映えスポットとして観光客を引き付けています。

    ランプヤン寺院の魅力

    ランプヤン寺院の魅力は何と言ってもその圧倒的な景色と、静寂に包まれた神聖な雰囲気です。

    その最も有名なスポットは、双子の石造りの門で、ここから見るバリ島の景色は息をのむ美しさです。

    これらの門を通過すると、神聖と安らぎに包まれた世界が広がります。古代の建築美と、自然との調和が見事に結びついたこの場所は、訪れる人々に深い感動と平和な気持ちを与えてくれます。

    ランプヤン寺院の見どころ

    天国への門

    天国への門は間違いなくランプヤン寺院で最も象徴的なスポットです。巨大な石造りの門二つが背景にある雄大なアグン山とともに、訪れる人々の必見の写真スポットとなっています。

    これらの門はバリ文化において象徴的な意味を持ち、ポジティブな力とネガティブな力の間の宇宙的なバランスを表しています。この門を通ることは、心と精神を浄化すると信じられています。この場所は現役の礼拝の場であるため、その神聖さを尊重することを忘れないでください。

    頂上への登頂

    ランプヤン寺院群の頂上への旅はそれ自体が一つの冒険です。途中にはそれぞれ独自の魅力と重要性を持つ7つの寺院を発見することができます。

    緑豊かな森を通る登山は、精神的にも肉体的にも活気づけられます。途中で地元の信者や野生の猿、息をのむような景色に出会うことでしょう。頂上に到達すると達成感と壮大な全景が登山の価値を証明してくれます。

    精神的・文化的な体験

    ランプヤン寺院はバリ文化と精神性の聖域です。地元の信者が祈りや儀式に没頭している様子を見ることは、心を打つ経験です。

    あなたは、花や食物、香を詰めたヤシの葉から作られた供え物を見るでしょう。これは神々への感謝と敬意を示す象徴です。

    寺院での浄化の儀式に参加することは、一風変わった体験となります。司祭は、神聖な水を信者に振りかけ、儀式に参加することを勧めます。これは人々の精神を浄化し、平和をもたらすと信じられています。

    ランプヤン寺院のベストシーズン

    ランプヤン寺院を訪れる最適な季節は乾季の4月から10月までです。この期間は比較的雨が少なく、晴れた日が多いため、山頂からの壮大な景色を最大限に楽しむことができます。

    また、寺院では年間を通じて様々な宗教的儀式が行われていますが、特に3月と9月には大規模な祭りが開催されます。

    これらの季節に訪れると、バリの文化と信仰を深く体感することができるでしょう。

    デンパサールからランプヤン寺院への行き方

    デンパサールからは、車やタクシーで2時間ほどで到着します。公共交通機関の直通運転はないので、カーチャーターやタクシーを雇うのがベストな選択です。

    バリ島東部では、交通費と入場料がセットになったガイドツアーを利用する人が多いです。ランプヤン寺院へのベストな行き方はツアーに参加するか、車をチャーターすることです。

    レンタルバイクで行けないことはありませんが、相応の体力が必要ですし、特に雨季はかなり厳しいです。

    ウブドを早朝に出発して車で2時間かかったことがあります。渋滞などを考慮すると、2時間半程度かかることもあるかもしれません。

    バリ島での移動は交通状況に左右されるので、時間には余裕をもたせて計画しましょう。

    ランプヤン寺院を訪れる際の注意点

    ランプヤン寺院を見学するときの注意点を説明します。

    適切な服装をすること

    バリ島の他の寺院と同様ですが、ランプヤン寺院は露出度が高い服装では入場できません。入口でサロン(腰布)を貸してくれるので、脚が露出する服装の場合は、これを借りて身につけます。

    早朝出発がおすすめ

    ランプヤン寺院の「天国の門」は、非常に人気の高い撮影スポットです。毎日多くの旅行者が訪れるため、かなりの待ち時間になります。

    繁忙期ともなると、待ち時間が3〜4時間になることもあります。並ぶのが嫌いな方は、できるだけ早朝に出発するようにしてください。

    この場所に敬意を払うこと

    地元の人たちの信仰の場であることを忘れないでください。静かに、礼儀正しく過ごしましょう。

    歩きやすい靴で

    ランプヤン寺院の山頂まで登る場合、1800段の階段を上る必要があります。足腰に不安のある方には少々厳しいかもしれません。普段から履き慣れた歩きやすい靴で出かけましょう。

    ただし、天国の門で写真撮影だけしたい場合は、山頂まで登る必要はありません。

    ポーズはあらかじめ決めておく

    ランプヤン寺院の天国の門で写真撮影するときのポーズは、列に並んでいる際に決めておきます。1組に与えられる撮影時間は、だいたい1分から2分程度。

    遅れると、周囲から白い目で見られる可能性もあります。写真を撮るスタッフもサクサク旅行者をさばくことに一生懸命です。自分の順番が回ってきてからポーズに迷っているとすぐに終わってしまい、あとで後悔することに…。

    ポーズの確認を待ち時間にやっておけば、時間の有効活用にもなります。

    もう一つ、ポーズについて気をつけたいことがあります。

    ランプヤン寺院は神聖な場所ですので、ポーズにも制限があるのです。キスしたり、肌が露出するポーズはNG。また、足を頭に近づけるヨガのようなポーズも禁止されています。肌を露出するポーズもだめなので、注意してくださいね。

    寺院に入れない人

    ランプヤン寺院に入れない人もいます。それは、身内に不幸があった人、生理中あるいは出産後42日以内の人、それに泥酔してる人です。

    バリヒンドゥーでは「血」はけがらわしいものとされているため、生理中の女性は寺院に入ることができません。
    また、男女問わず血がだらだら流れるような怪我をしてる人もだめです。

    ランプヤン寺院での体験談

    ランプヤン寺院は、スピリチュアルなエネルギーと景観美に満ちた、魅惑的な体験となりました。

    寺院から寺院へと山を登る旅は、山頂からの素晴らしいパノラマビューと同じくらい豊かなものでした。静寂に包まれ、文化的な洞察を得ることができたのは、この訪問のハイライトでした。

    ランプヤン寺院周辺のおすすめ観光スポット

    ティルタ・ガンガ

    ティルタ・ガンガは1947年に建てられた宮殿で「水の離宮」と呼ばれています。噴水や湧き水のプールなどを備えており、伝統的なバリ建築と西ヨーロッパと中国の建築要素が融合した作品として高く評価されています。

    以前は王室しか利用できなかったプールですが、今は一般開放されています。

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    タマンウジュンの宮殿

    ティルタ・ガンガから車で約30分のところにあります。

    広い公園の中に、大きなプールと歴史的な建造物が建てられている、旧王宮です。庭園も素晴らしいですが、宮殿内の見学もできるようになっています。

    アメッドビーチ

    バリ島の隠れ家的ビーチリゾートです。透明度の高い海、色とりどりの珊瑚礁が楽しめるシュノーケリングスポットとして知られています。

    ビーチにはカフェやレストランなどが建ち並びますが、バリ島南部のビーチに比べて静かです。クタやスミニャックの喧騒に飽きたときにゆっくり過ごせるのがこのビーチです。

    まとめ

    ランプヤン寺院は、豊かな自然に囲まれた中で、バリの霊的な文化を深く理解するための場所です。草木が茂り、風が吹き抜ける中、数々の神々を讃える石彫の美しさに目を奪われるでしょう。

    ここは時間がゆっくりと流れ、訪れる人々に静けさと平和を提供してくれます。見渡す限りの自然と手作りの芸術、そして精神性が交差するランプヤン寺院で、あなた自身の心の旅を始めてみてはいかがでしょうか?その一歩が、新たな視点と感動をもたらすことでしょう。

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