インドネシア・バリ島の東海岸に浮かぶ美しいレンボンガン島は、都会の喧騒を忘れる楽園のような場所。透き通るエメラルドグリーンの海、真っ白な砂浜、そして熱帯の自然が広がるこの島は、シュノーケリングやダイビング、静かなビーチリゾートを楽しむ旅行者にとっての隠れた宝石です。
バリ本島からボートでわずか30分、アクセスも便利で、日帰り旅行からのんびりステイまで多彩な過ごし方ができます。訪れる人々を魅了する、穏やかな時間が流れるレンボンガン島で、癒しと冒険を体験してみませんか?
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レンボンガン島概要

レンボンガン島はバリ島から南東に約7km、バリ島とロンボク島の間にあります。バリ島からの日帰り旅行にピッタリです。バリ島からは高速ボートで約30分とアクセスが容易で、気軽に行ける観光スポットとしてよく知られています。人口は5,000人の小さな島ですが、バリ島から日帰りで遊びに行く旅行者も多いです。
手つかずの自然と美しい海岸線、エメラルドグリーンの海に続く白砂ビーチがまぶしい、絵葉書のような風景が印象的です。島ならではの素朴な雰囲気が魅力で、レンボンガン島の散策以外にさまざまなアクティビティを楽しむことができます。
レンボンガン島のベストシーズン
レンボンガン島観光のベストシーズンは、乾季の4月から10月です。この時期、気温は約26~30℃と快適で、湿度も低く、過ごしやすいです。
海の透明度も高く、ダイビングやシュノーケリングにおすすめです。水温は約26~29℃で、泳ぎやすい温度です。特に6月から9月にかけては、風も穏やかで波も静かなので、ビーチアクティビティを楽しむには理想的です。雨季の11月から3月は、短いスコールが発生します。

レンボンガン島までの行き方&アクセス方法

レンボンガン島へ行くには、バリ島のサヌール港から高速ボートを利用するのが一般的です。まず、クタからサヌールまではタクシーや配車アプリ「Grab」を使い、所要時間は約30~40分。
料金はタクシーで約15万ルピア(約1,500円)、Grabなら10万~13万ルピア(約1,000~1,300円)が相場です。サヌール港からレンボンガン島まではボートで約30~40分。各種チケットの購入方法や、ツアーで行く方法について詳しく紹介します。
バリ島(サヌール)からの船
レンボンガン島へは、サヌール港から高速ボートでアクセスできます。距離は約12kmで、所要時間は約30~40分。ボート会社によって便数は異なりますが、朝から夕方にかけて1日10便以上運航されています。主要なボート会社には「Rocky Fast Cruise」「Marlin Fast Boat」「Scoot Cruise」などがあり、料金は片道15万~25万ルピア(約1,500~2,500円)、往復で30万~50万ルピア(約3,000~5,000円)が目安です。
レンボンガン島まではスローボートもありますが、所要時間1時間半もかかるうえ便数も少ないので、日帰りで行きたい人には向いていません。時間に余裕があって、旅行費用をできるだけ安く抑えたい方は試してみてもよいでしょう。
ボートチケットの購入方法
レンボンガン島行きのボートチケットは、オンライン予約、旅行代理店、またはサヌール港のチケットカウンターで購入できます。オンライン予約は事前に料金を確認でき、送迎付きプランを選べるためおすすめです。多くのボート会社の公式サイトや旅行サイトで手配可能で、価格は片道15万~25万ルピア(約1,500~2,500円)、往復で30万~50万ルピア(約3,000~5,000円)が一般的です。サヌール港のカウンターで当日購入もできますが、ハイシーズン(7月~9月)は満席になることが多いため、事前予約が無難です。
また、現地の旅行代理店では交渉次第で少し安くなることもあり、一番安いチケットは、サヌールのボート乗り場で購入できる当日券です。ボート会社のオフィスに行って購入することもできますし、船着き場近くでチケットを売っている売り子から購入することもできます。こちらも価格は交渉してください。ただし、繁忙期には希望の船のチケットがスムーズに入手できないこともあります。信頼できる店舗で購入するようにしましょう。
ツアーに参加して行く
レンボンガン島までは定期船がたくさん出ているので、自力で行くことも難しくありません。外国人旅行者もボートをよく利用しているのを見かけます。そのほかにツアーに参加して行く方法もあります。面倒なチケット手配はツアー会社がやってくれますし、ホテルから船着き場までの送迎、レンボンガン島に着いてからの交通手段やアクティビティなども含めて料金が設定されています。
レンボンガン島は人気の観光スポットであり、複数の旅行会社がさまざまなプランを提供しています。時間に余裕がない方や、英語が苦手な方にとっては、丸ごとお任せできるツアーは頼もしい手段です。 ストレスなく、レンボンガン島の自然を満喫したい方は、検討してみてください。
レンボンガン島内での交通手段

レンボンガン島は小さな島ですので、歩いて周遊することも不可能ではありません。しかし、人気の観光スポットは船着き場から少々離れており、歩いて行くのは少ししんどいと思います。
レンボンガン島にはバリ島でよく見かける乗用車タクシーはありません。利用できるのは、自転車、バイク、ゴルフ場でよく見かけるカート、ピックアップトラックの荷台を改造したタクシーなどがあります。
レンタルバイク
多くの旅行者はバイクをレンタルしてレンボンガン島を一周しているようです。私も船付き場付近でバイクをレンタルしたことがあります。当時は、4日間で180,000ルピアでしたが、現在(2023年)は一日100,000Rp(800円)くらいが相場です。
バイクをレンタルするときは免許証の提示は求められませんでした。レンボンガン島内は坂道が多く大変ですが、バイクが心配な人は自転車をレンタルするのもひとつの手だと思います。
タクシーチャーター
軽トラの荷台を改造して座席にしたタクシーをチャーターすることもできます。1日車を貸し切って行きたい場所に連れて行ってもらうことができます。
料金はエリアや交渉によりますが、短距離移動なら1回5万~10万ルピア(約500~1,000円)、半日チャーターなら30万ルピア(約3,000円)前後、1日チャーターは50万ルピア(約5,000円)程度が目安です。家族連れや大人数のグループ旅行、荷物が多い人におすすめな移動手段です。
レンボンガン島のおすすめ観光スポット
レンボンガン島には、美しいビーチや絶景スポットが点在しており、バリ島とは一味違った自然の魅力を楽しめます。特に透き通るような青い海と白砂のビーチが魅力で、フォトジェニックな景色が広がるスポットが多いのが特徴です。
リラックスしたい人にも、アクティブに過ごしたい人にもぴったりの観光地が揃っています。ここでは、特に人気のビーチを紹介します。
ジュングバトゥビーチ

ジュングバトゥビーチは、レンボンガン島の北部に位置する美しいビーチです。白い砂浜と透明な海水が広がり、リラクゼーションやマリンスポーツにおすすめです。
バリ島からの船が着くビーチで、島の玄関口となっています。付近にはギフトショップやカフェ、バイクレンタル店などが軒を連ねています。
ドリームビーチ

レンボンガン島の南西部にある穴場的ビーチです。透明度の高いコバルトブルーの海と白い砂浜が美しい、フォトジェニックなビーチです。近年、写真撮影にぴったりのブランコが設置され、インスタ映えするスポットとして人気を集めています。
南国ムードたっぷりのリゾートホテルが並び、宿泊はもちろん、デイユースを利用することもできます。砂浜を散歩するだけでなく、これらのホテルで提供される屋外プールで遊んだり、おしゃれなカフェから海を望むのも素敵です。
サンセットビーチ

ドリームビーチは、レンボンガン島で最も有名なビーチのひとつで、白砂と青い海が美しい絶景スポットです。波が高めのため泳ぐのには注意が必要ですが、迫力のある波の音を聞きながらのんびり過ごすのにぴったりです。
ビーチ周辺にはレストランやカフェがあり、食事をしながらリゾート気分を満喫できます。また、夕方になるとサンセットが美しく、カメラを構える観光客の姿も多く見られます。のんびりと自然を楽しみたい人にはぴったりのビーチです。
マッシュルームベイ

その名の通り、美しい夕日が見られることで有名なサンセットビーチは、ロマンチックな雰囲気が漂うスポットです。夕方になるとオレンジ色に染まる空と海が広がり、息をのむような景色を楽しめます。
ビーチ自体は小さめですが、波が穏やかでリラックスできるのが特徴です。近くにはおしゃれなレストランやバーもあり、カクテルを飲みながら夕日を眺めるのもおすすめ。静かに過ごしたい人やカップル旅行にもぴったりな場所です。
デビルズ・ティアーズ

デビルズ・ティアーズは、海岸線にある自然の景観です。波が岩壁に打ちつけて水飛沫が飛び散る様子は、その名の通り「悪魔の涙」と表現されます。レンボンガン島随一の絶景スポットともいえる、断崖絶壁は迫力満点です。激しく打ち寄せる波が引き起こす大音量は、まるで悪魔の吠える声のようにも聞こえます。
天気がよければ、白い水しぶきに虹が見え、写真撮影スポットとして人気を集めています。ただし、足元は滑りやすく不安定ですので、撮影する際には十分に注意してください。夕方には美しいサンセットが眺められる場所としてもよく知られています。
イエローブリッジ

イエローブリッジは、隣接するニュサ・チェニンガン島との橋で、全長は約140mあります。名前の通り、黄色い橋で、青い空と海を背景に写真映えするスポットです。この橋からは美しい海や島々の風景を一望することができます。もともとはオランダ植民地時代に作られた橋ですが、2016年に崩壊し死者がでました。
翌年に復旧され、現在は現地民の重要な交通路であるだけでなく、人気の観光スポットとして旅行者をひきつけています。日没後にはイルミネーションに照らされ、日中とはまた違った魅力があります。
マングローブの森を探検

レンボンガン島の北東部に広がるマングローブの森は、自然散策やカヤック体験におすすめです。レンボンガン島はその3分の1以上がマングローブで覆われる熱帯の島です。マングローブは、水中に根を張る熱帯植物です。特に引き潮などで水位が下がると、その根っこが露出して幻想的な雰囲気を醸し出します。
また、様々なアクティビティもあり、自分でカヤックやカヌーを漕いで周遊しながら間近にマングローブを観察したり、バリの船頭が漕ぐ小舟でマングローブの川をクルーズしたり、ボートをチャーターしてシュノーケリングしたりできます。
パノラマポイント

パノラマポイントは、レンボンガン島の美しい海とバリ島のアグン山を一望できる絶景スポットです。島の高台に位置し、ターコイズブルーの海と広がるビーチのコントラストが楽しめます。特に朝や夕方は空の色が変わり、幻想的な景色が広がるため、写真撮影にもぴったりです。
アクセスはバイクやタクシーチャーターで簡単に行けるほか、徒歩でも訪れることができます。近くにはカフェもあり、景色を眺めながらゆっくりと過ごすのもおすすめです。

レンボンガン島の楽しみ方

レンボンガン島で楽しめるアクティビティは多種多様です。
シュノーケリング
レンボンガン島はシュノーケリング天国として知られています。カラフルなサンゴ礁が広がるこの島の海域では、クマノミやナポレオンフィッシュ、ウミガメなど多彩な海の生物に出会えます。特に、マンタポイントでは巨大なマンタが優雅に泳ぐ姿を見ることができ、感動的な体験を提供します。
シュノーケリングツアーは1人あたり約30万~50万ルピア(約3,000~5,000円)で、シュノーケルやフィンのレンタルが含まれることが多いです。シュノーケリング初心者から上級者まで楽しめるスポットが豊富で、家族連れにもおすすめです。青い海と豊かな生態系が、訪れる人々を魅了します。

マリンスポーツ
レンボンガン島では、シュノーケリング以外にも多彩なマリンスポーツを楽しめます。ジェットスキーやバナナボート、フライボードなど、アクティブに遊びたい人にぴったりのアクティビティが充実。特にバナナボートは、グループでワイワイ楽しめるため、家族や友人同士に人気です。
料金は1回10万~20万ルピア(約1,000~2,000円)が相場。レンボンガン島の穏やかな海は初心者でも挑戦しやすく、クリアな海の上を疾走する爽快感は格別です。バリ島とは違い、人が少なくプライベート感のある環境で楽しめるのも魅力です。
希望のツアーをカスタマイズ
私たちは2人で行き、1人がスペアフィッシング、1人がシュノーケリングと別々のアクティビティをしました。アクティビティは別でしたが、同じボードに乗って2つのスポットを一緒に回りました。他に客はおらず、私たち2人とインストラクター、ボードの運転手の合計4人でした。
海は驚くほどきれいで、たくさんの魚がいます!感動します!えさとして熟れたバナナをあげるとすごい勢いで魚が近寄ってきました。泳ぎながらえさをまくと魚もついてくるので、まるで一緒に泳いでいる気分になりました。
マングローブの森でリフレッシュ

レンボンガン島の北東部にはマングローブの森が広がっています。その中を手こぎボードやサップでまわることができます。私はサップ初心者でしたが、ひっくり返ることもなく楽しめました。波がないので、初心者でも安心です。落ちたとしても、おそらくそこまで深くないと思います。
マングローブの森はマングローブで作られた迷路みたいでした。緑いっぱいでマイナスイオンを感じ、リフレッシュできた時間でした。1時間のレンタルでは物足りないぐらい楽しかったです。
パラセーリング
レンボンガン島でのパラセーリングは、島全体の美しい景観を空から眺める素晴らしい体験です。青い海と緑豊かな島のコントラストが見どころです。ボートに引っ張られて空中を舞うスリリングな体験ができ、上空からの景色はまさに絶景。
料金は1回20万~30万ルピア(約2,000~3,000円)程度で、1人でもペアでも楽しめます。風が穏やかな午前中がベストタイミングで、青い海と白い砂浜を一望しながら、爽快なフライトを満喫できます。特にカップルや友人同士での体験におすすめです。

サンセットを見る
日没時のビーチは、鮮やかな色彩に包まれます。この美しいサンセットは、レンボンガン島の最も魅力的な体験の一つレンボンガン島のサンセットは息をのむ美しさです。
特にデビルズティアーズからの眺めは圧巻で、夕陽が海に沈む瞬間は感動的です。ビーチサイドのカフェやバーでドリンクを片手にサンセットを楽しむのもおすすめです。サンセットクルーズも人気で、海上からの夕陽もまた格別です。
カフェでまったり
レンボンガン島には、ビーチ沿いやジャングルの中におしゃれなカフェが点在しています。海を眺めながらのんびり過ごせるビーチカフェでは、新鮮なフルーツを使ったスムージーボウルや、ココナッツジュース、バリ島産のコーヒーを楽しむことができます。特に朝の時間帯は静かで、爽やかな潮風を感じながらゆっくりと過ごせるのでおすすめ。
Wi-Fiが使えるカフェも多いため、旅の計画を立てたり、SNSに写真をアップしたりするのにも便利です。ローカルなカフェからモダンなデザインのカフェまで、島の雰囲気に合ったお気に入りの場所を見つけてみましょう。
グルメを堪能
レンボンガン島では、新鮮なシーフードを使った料理や、インドネシア料理を楽しめます。ビーチ沿いのレストランでは、グリルフィッシュやエビ、カニなどのシーフード料理が人気。ローカルなワルン(食堂)では、ナシゴレン(炒飯)やミーゴレン(焼きそば)、サテ(串焼き)など、バリ島らしい味をリーズナブルな価格で味わえます。
また、ヘルシー志向の人には、オーガニック食材を使ったレストランやビーガンメニューが充実しているカフェもおすすめ。食事とともに、美しい海を眺めながら贅沢なひとときを過ごせるのがレンボンガン島の魅力です。

綺麗な海を見て楽しむ
レンボンガン島の最大の魅力は、何といっても透き通った美しい海です。特に「ドリームビーチ」や「マッシュルームベイ」では、白砂のビーチと青く輝く海のコントラストが楽しめます。波の音を聞きながらビーチでのんびり過ごしたり、砂浜を歩いたりするだけでも贅沢な時間を感じられます。
遠浅のビーチでは、足をつけて水の透明度を実感するのもおすすめ。シュノーケリングやダイビングをしなくても、ただ海を眺めて過ごすだけで癒される絶景が広がっています。
チュニンガン島に遊びに行く
レンボンガン島とチュニンガン島は、黄色い橋(イエローブリッジ)でつながっており、簡単に行き来することができます。チュニンガン島はレンボンガン島よりもさらに静かで、手つかずの自然が残る穴場スポット。透明度の高い海や、切り立った崖からの壮大な景色が楽しめる「ブルーラグーン」など、写真映えする絶景が多いのも魅力です。
また、のんびりとした雰囲気のカフェや、秘密のビーチのような隠れ家的スポットも点在しているので、レンボンガン島とは一味違った楽しみ方ができます。
レンタルバイクで島を散策する
レンボンガン島はコンパクトな島なので、レンタルバイクを使えば短時間で観光スポットを巡ることができます。島内の道路は舗装されている場所もありますが、未舗装の道も多いため、ゆっくりと運転するのが安全です。
レンタルバイクの料金は1日10万~15万ルピア(約1,000~1,500円)が相場で、ガソリン代は2万~3万ルピア(約200~300円)程度。ビーチや展望台、ローカルなエリアまで自由に移動できるため、効率よく島を探索したい人におすすめの移動手段です。
レンボンガン島ツアー体験
バリ島からほんのちょっと来ただけなのに海の透明度もぐんと増して、ボートから降りたとき、海を見るなりテンションアップ!
そんなレンボンガン島を1日で満喫してしまおうという欲張りなツアーに参加してきましたのでご紹介します。
レンボンガン島へ向けて出発!

レンボンガン行きのボートはサヌールの港から出る会社が多く、ほとんどの会社はバリ島南部エリアのホテルからの送迎を含んだ料金になっています。1日で満喫すべく、朝10時発のボートを予約。ボートの会社が自宅に08:30にお迎えに来てくれました。車で移動すること約30分でサヌールのボート乗り場に到着。料金を支払い、ボートに乗り込むまで約30分以上ボート乗り場で待つことに。
天気がよく、アグン山がきれいに見えて、これからの旅への期待度が高まります!ボートに乗る時間は海の状況によって多少かわるものの、30分程度でレンボンガン島に上陸! ついたそこには……エメラルドグリーンの海がお迎えしてくれました。
ドリフトシュノーケリングにチャレンジ!

周囲をサンゴ礁に囲まれたレンボンガン島には、いくつものダイビングやシュノーケリングのポイントがあります。今回はそのうちの3つをシュノーケリングでまわるツアーに参加してきました。そしてドリフトシュノーケリングにもチャレンジしました!ドリフトシュノーケリングとは海流の流れに乗って流されながらサンゴ礁や魚を見ることができるシュノーケリングのことで、体力をつかわずに楽しめます。
ライフジャケットをつけるので初心者でも安心。海の底に広がるサンゴの森は感動もの。マンタなどの大物に遭遇する率の高いポイントもあり、小さい魚から大きな魚までといろいろな海の生物がみれて、もうそこは天然の水族館なのです!
港を見ながらのランチ

シュノーケリングを1時間以上もしていたので、お腹もかなりすいたころ、ランチは港が見えるカフェでいただきます。離島だからおいしいものなんて期待できないだろうなんて思っていたら、いい意味で裏切られます。ボート乗り場から歩いて5分ほどのところにカフェが並んでいて、そこのひとつ「The Deck Café」でいただきました。
結構本格的なイタリアンでピザもパスタもいけました。天気がいいと、ここからもバリ島のアグン山が見えます。ここで一息ついたところで、午後は車で島内観光にでかけます! まだまだレンボンガン島の旅は続きます。
レンボンガン島内観光へ!

レンボンガン島内観光へは、こちらの車ですと、案内された先にこの車。トラックの荷台に座席をつけた車でまわります。風を感じて走る、まさにワイルドな観光が始まります。レンボンガン島内のメインロードは整備されていますが、道はせまく、バイクとすれ違うときなどおもわず「ぶつかる~~!」と叫びたくなるほどスリリングです。
ちなみに観光客には簡単にレンタルバイクを貸してくれるので、レンタルバイクでまわる人たちもいますが、道もよくないところもあったりであまりお勧めできないです。さていよいよレンボンガン島観光へ!
パノラマポイント

ボート乗り場から車で5分ほど。レンボンガン島内で一番見晴らしのいい場所がここ。パノラマポイントと呼ばれています。遠くはバリ島のアグン山まで見渡せます。海の水もとってもきれい! ここでは写真撮影のみで、次のポイントに移動します。
デビルズティアズ

日本語で「悪魔の涙」と言われるこのポイントは、満潮時近くなると、断崖絶壁に波がぶちあたって水しぶきをあげてくだける様がすごい迫力です! 波が押し寄せる時にぐぉーっと唸り声のような音もするのが、悪魔がいると言われる理由。この迫力、自然の力ってすごい!
あまり崖のふちにたつと、跳ね返った水しぶきがおもいっきりかかったりというアクシデントもあったりしますので要注意です。
マングローブの森で癒される!

ツアーの最後の目玉は、レンボンガン島の3分の一の海岸沿いを覆うようにあるマングローブの森を手漕ぎの船で散策。船頭さんが船を漕いでくれるので楽ちんです。マングローブの森は、小さな生き物たちの隠れ家となっていて、よく見るとたくさんのカニがいるのがわかります。
何年もかけて大きくなったマングローブがちょうどいい日陰をつくってくれていて、そこだけひんやり。船頭さんが水を漕ぐ音と鳥の声に耳を澄ませていると、心地よい船の揺れとともに、なんとも言えない癒しのひと時に。散策を終えると、ボート乗り場に戻り、16:30発のバリ島戻りのボートに乗船。旅は終わるのでした。
レンボンガン島の注意点
レンボンガン島は美しい海と大自然が魅力の楽園ですが、観光を楽しむためにはいくつかの注意点があります。ボート乗船時の服装や足元の準備、安全面の対策、紫外線対策、そして虫よけ対策など、事前に知っておくと快適に過ごせるポイントが多いです。
特に日差しが強く、水辺でのアクティビティが中心になるため、服装や持ち物の工夫が重要です。ここでは、レンボンガン島観光で気をつけるべきポイントを詳しく紹介します。
水着着用で出発
レンボンガン島へのボートは、サヌール港のビーチから直接乗り込むため、ズボンやスカートが濡れる可能性があります。また、到着後すぐにマリンアクティビティを楽しむ場合も多いので、あらかじめ水着を着用して出発するとスムーズです。
水着の上に軽いラッシュガードやワンピースを着ておけば、船の移動中や島内散策の際も快適に過ごせます。ボート内に着替えスペースはなく、レンボンガン島のビーチ施設にも更衣室が少ないため、事前に水着を着ておくことが大切です。
濡れてもいい足元で
レンボンガン島行きのボートは、サヌール港の桟橋ではなく、ビーチから直接乗船するため、海に足をつけることになります。そのため、スニーカーや革靴ではなく、サンダルやマリンシューズなど濡れても問題ない履き物を選ぶのがベストです。
特に、ビーチサンダルは着脱が簡単で、島内散策にも適しているためおすすめ。また、島の一部のエリアでは舗装されていない道もあるので、滑りにくく歩きやすい靴を選ぶとより快適に過ごせます。
安全に注意
レンボンガン島では、ボートの乗降時やアクティビティ中の安全対策が重要です。ボート乗船時は波の影響で足元が不安定になりやすいため、転倒しないよう慎重に乗り降りしましょう。また、シュノーケリングやマリンスポーツではライフジャケットの着用を徹底し、泳ぎに自信がない場合は無理をしないことが大切です。
ビーチによっては潮の流れが強い場所もあるため、遊泳禁止エリアには立ち入らないようにしましょう。事故を防ぐために、事前に天気予報をチェックし、荒天時の海のアクティビティは避けるのが安全です。
紫外線対策
レンボンガン島は日差しが非常に強いため、紫外線対策を万全にしておくことが重要です。特に、ビーチやボート上では直射日光を浴び続けるため、日焼け止めをこまめに塗り直すことが大切です。
また、長時間屋外にいる場合は、帽子やサングラス、ラッシュガードを活用し、肌への負担を減らしましょう。紫外線の強い時間帯(10時~15時)は特に注意が必要で、熱中症対策として水分補給を忘れずに行うこともポイントです。
虫よけ対策
レンボンガン島では、特に夕方から夜にかけて蚊が多くなります。デング熱を媒介する蚊もいるため、虫よけ対策はしっかりと行いましょう。屋外に長時間いる場合は、肌を露出しすぎない服装を選び、虫よけスプレーをこまめに使用するのがおすすめです。
特にマングローブの森や森林の多いエリアでは蚊が発生しやすいため、長袖や長ズボンを着用するとより安心です。ホテルでも、蚊取り線香や電気式の虫よけを使うことで快適に過ごせます。
レンボンガン島の持ち物
レンボンガン島でのバカンスを最高にするためには、適切な持ち物の準備が必要です。以下のアイテムを検討して、トラブルなく楽しい時間を過ごせるようにしましょう。
「バリ島旅行の持ち物リスト。絶対に持って行くべきものから、あると便利なものまで」にてより詳しい持ち物を紹介します。

水着
レンボンガン島ではシュノーケリングやマリンスポーツを楽しむ機会が多いため、水着は必須アイテムです。島に到着後、すぐに海に入ることが多いので、出発時から水着を着用しておくとスムーズです。特に、速乾性のあるラッシュガードや水着は、移動時や食事の際も快適に過ごせるのでおすすめ。
島内には更衣室が少ないため、洋服の下に水着を着ておくと便利です。また、シュノーケリング中に肌を保護できる長袖のラッシュガードを持っていくと、日焼け対策にもなります。
日焼け止め
レンボンガン島はバリ島以上に日差しが強く、特に海の上では反射光もあるため、紫外線対策が欠かせません。SPF50+のウォータープルーフタイプの日焼け止めを使用し、2~3時間おきに塗り直すことが大切です。顔や腕だけでなく、首の後ろや足の甲など、焼けやすい部分にも忘れずに塗りましょう。
島内のショップでは日焼け止めの種類が限られており、値段も高めに設定されていることが多いため、事前に準備しておくのがおすすめです。
帽子
レンボンガン島では長時間屋外で過ごすことが多く、直射日光を浴び続けると熱中症のリスクが高まります。そのため、日差しを遮るための帽子は必須アイテム。つばの広い帽子を選ぶことで、顔や首元をしっかりカバーでき、日焼け防止にも役立ちます。
特に、風が強い日もあるため、顎紐付きや折りたたんでバッグに収納できるものを持っていくと便利です。ビーチやボートの上での紫外線対策としても活躍するので、軽くて通気性の良い帽子を持参しましょう。
サングラス
レンボンガン島では、強い日差しが海や白い砂浜に反射するため、目を守るためにサングラスが必要です。UVカット機能のあるサングラスを選ぶことで、紫外線から目を保護し、眩しさを軽減できます。
特に、ボートでの移動中やビーチでのんびり過ごす際に活躍します。また、サングラスをかけることで目の疲れを軽減し、快適に観光を楽しむことができます。風が強い日もあるため、しっかりとフィットするタイプを選ぶと安心です。
リーフシューズ
レンボンガン島のビーチやシュノーケリングスポットでは、海底にサンゴや岩が多く、素足で歩くとケガをすることがあります。そのため、リーフシューズを持っていくと安全に海を楽しめます。
特に「デビルズティアーズ」や「ドリームビーチ」などのエリアでは、岩場を歩く機会が多く、滑りやすいため、グリップ力のあるシューズが役立ちます。ビーチサンダルよりもしっかりと足を保護できるので、シュノーケリングやカヤックをする予定がある人には特におすすめです。
ビーチタオル
レンボンガン島ではビーチでのんびり過ごす時間が多いため、ビーチタオルがあると便利です。ビーチチェアを借りなくても、砂浜に敷いて座ることができ、急に濡れてしまった時にも役立ちます。特に、シュノーケリングやマリンスポーツの後は、身体を拭いてリラックスできるので重宝します。
速乾性のあるマイクロファイバータオルなら、かさばらずに持ち運びやすく、バッグに収納しやすいのでおすすめ。ホテルのタオルを持ち出せないこともあるため、事前に用意しておくと安心です。
カメラ
レンボンガン島の美しい景色や透明度の高い海を記録するために、カメラは必携アイテムです。特に、サンセットビーチやパノラマポイントなどの絶景スポットでは、息をのむような景色を撮影できます。
水中で撮影ができるアクションカメラ(Goproなど)があれば、シュノーケリングやダイビング中の海中の様子を撮ることができ、レンボンガン島の魅力をより楽しめます。スマートフォンでも撮影は可能ですが、防水対策をしっかりしておくと安心です。
ラッシュガード
レンボンガン島は日差しが強いため、紫外線対策としてラッシュガードを持参すると便利です。シュノーケリングやサーフィンをする際に着用すれば、肌を日焼けやクラゲから守ることができます。
長袖のラッシュガードなら、腕の日焼けを防ぎながら海で遊べるのでおすすめ。速乾性のある素材を選べば、水から上がった後もすぐに乾き、快適に過ごせます。また、ボートでの移動中にも風よけとして活躍するため、1枚持っておくと非常に便利です。
小型の防水ポーチ
レンボンガン島では、ビーチやボート移動が多いため、スマートフォンや貴重品を濡れから守る防水ポーチがあると安心です。特に、サヌール港でのボート乗船時には足元が水に浸かるため、電子機器を安全に保管するために役立ちます。
シュノーケリングやカヤックなどのアクティビティ中も、防水ポーチがあればスマートフォンを持ち歩きながら撮影ができるので便利です。首から下げられるタイプや、バッグの中でかさばらないコンパクトなものを選ぶと使いやすいでしょう。
まとめ
レンボンガン島は小さな島ですが、数日滞在してもやることは多くあると思います。スキューバダイビングが好きな方には嬉しい、マンタが高確率で見えるスポットもあるみたいです。
また今回私はやり損ねたのですが、初心者サーフィン講習をやっているショップもありました。時間がある方は、2.3泊ぐらいしても良いかもしれません。