透き通るエメラルドグリーンの海に囲まれ、未開発の自然が広がる神秘の島、それがインドネシア、バリ島の隣に位置するペニダ島(ヌサペニダ)です。ビーチリゾートやショッピング、スパなどの都会的な楽しみを提供するバリ島とは一線を画し、美しい自然や野生動物、バリの文化に触れることができます。
サンゴ礁に囲まれたビーチでのシュノーケリング、美しい岩肌のビーチでの日光浴、バリの食事を楽しむ…そんな至福の時間を過ごすことができるペニダ島(ヌサペニダ)へ、一緒に旅を始めてみましょう。
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ペニダ島(ヌサペニダ)概要

バリ島のすぐそば、約25キロの位置にペニダ島があります。ペニダ島はバリ島よりもはるかに小さな島ですが、その風景はバリ州(ペニダ島も含まれます)で最も素晴らしいものの一つです。バリ島観光の際には是非とも訪れてほしい島です。これまでに何度もペニダ島を訪れていますが、その美しさはいつ訪れても新鮮です。
この島は間違いなくインドネシアで訪れるべき最も美しい場所の一つです。バリ島から日帰りで訪れることもできますが、私は最低でも数日間滞在して観光することをおすすめします。素晴らしい写真スポット、ハイキングのルート、そしてペニダ島でできることがたくさんあります。
ペニダ島(ヌサペニダ)観光のポイント
バリ島から南東約20kmに位置し、スピードボートで約40分の距離にある「ペニダ島(ヌサペニダ)」は、手つかずの自然と絶景が広がる離島です。
特に「クリンキン・ビーチ」「エンジェルズ・ビラボン」「ブロークン・ビーチ」など、壮大な景観を楽しめるスポットが人気。シュノーケリングやダイビングの聖地としても知られ、マンタと泳げる体験も魅力です。ただし、観光インフラはまだ整備中のため、事前の準備が重要です。
ペニダ島(ヌサペニダ)とは
インドネシア語の「Nusa」は「島」を意味します。したがって、「ヌサペニダ(Nusa Penida)」は「ペニダ島」を意味します。多くのインドネシアの地名には、地理的な特徴や歴史的な出来事を反映した名前が付けられています。
バリの主要地から離れて非日常的な体験を探求する観光客にとっては絶好の選択肢となっています。次に、ペニダ島(ヌサペニダ)の概要から詳細な観光情報まで、この魅力的な島の全貌を明らかにしていきましょう。
ペニダ島(ヌサペニダ)の注意点
ペニダ島(ヌサペニダ)は、道路の状況が良くないため、島内を移動するにはスクーターやバイクが便利です。ただし、運転に自信がない場合は、運転手付きの車を借りることもできます。
また、日差しが強いため、日焼け止めや帽子などの対策もお忘れなく。島での食事は、ローカルの屋台やレストランで新鮮な海鮮料理を楽しむことができます。
ペニダ島(ヌサペニダ)への行き方
ペニダ島(ヌサペニダ)へ行くには、バリ島のサヌール港、クタ、ヌサドゥアなどからスピードボートを利用するのが一般的です。所要時間は約40~50分で、日帰りツアーも充実しています。
近年、観光客の増加に伴い、観光税の導入もされているため、事前に確認が必要です。効率よく観光するためには、アクセス方法や料金を事前にチェックしておくことが大切です。
バリ島(サヌール)からのアクセス
バリ島からペニダ島へは、主に高速ボートを利用して移動します。出発地はサヌールやパダンバイなどですが、その他にも様々な出発地点から選べます。サヌールからのボートは一日に数便運行されており、所要時間は約40分、大人の片道運賃は約200,000ルピア(約2,000円)です。ボートチケットはオンラインや現地で購入可能です。
また、ペニダ島行きのボートは、干潮時には桟橋が使えないことがあり、海の中を歩いて乗船することもあります。そのため、濡れても良いサンダルや短パンを着用しておくと便利です。到着後の移動は、レンタルバイク(1日約100,000ルピア/約1,000円)や、専用ドライバー付きの車(1日約600,000ルピア/約6,000円)が一般的です。
観光税
ペニダ島に到着した際には、新たに導入された観光税25,000ルピア(約1.75ドル)を支払う必要があります。この観光税は、ペニダ島、レンボンガン島、チェニンガン島の3つの島全ての入島と主要な観光スポットへの入場に適用されます
観光税の支払い方法は、港のカウンターで直接支払うか、オンライン決済が可能な場合もあります。チケットカウンターで領収書を受け取り、入島時に提示する必要があるため、なくさないよう注意しましょう。

ペニダ島(ヌサペニダ)観光のベストシーズン
ペニダ島(ヌサペニダ)の観光に最適な季節(ベストシーズン)は乾季である5月から9月までです。この期間中は雨が少なく、日差しも強いため海水浴やシュノーケリング、ダイビングなどの海洋アクティビティにおすすめです。
さらに、晴れた日にはペニダ島(ヌサペニダ)の絶景ポイントから見る景色がさらに美しく、写真撮影にもぴったりです。しかし、観光のピークは7月と8月なので、混雑を避けたい場合は5月初めや9月終わりを狙うと良いでしょう。

ペニダ島(ヌサペニダ)の治安
インドネシア・バリ島近隣のペニダ島(ヌサペニダ)は、観光地として人気が高まっていますが、治安は概ね良好です。ただし、一部のエリアでは人通りが少なく、特に夜間は注意が必要です。観光客を狙ったスリや置き引きが稀に報告されているため、貴重品の管理は徹底しましょう。住民はフレンドリーです。

ペニダ島(ヌサペニダ)のシュノーケリングポイント
ペニダ島(ヌサペニダ)はその豊富な海洋生物と透明度抜群の海水で知られ、特にシュノーケリングにおすすめなスポットやビーチがいくつもあります。


クリスタル・ベイ

クリスタル・ベイは、ペニダ島(ヌサペニダ)の西部に位置するビーチで、その名の通り、クリアで透明な水が特徴です。その水質と豊富なサンゴ礁は、ダイビングやシュノーケリングにおすすめな環境を提供しています。
カラフルな魚の群れと一緒に泳ぐことができ、鮮やかな海洋生物が生息するサンゴ礁を間近で観察することができます。また、水深が浅く、海の透明度が高いため、シュノーケリング初心者や家族連れにも安心して楽しむことができます。
マンタ・ポイント

マンタ・ポイントはペニダ島(ヌサペニダ)の南部に位置し、その名前が示すように、ここではマンタレイ、すなわちマンタが見られることで有名です。マンタは一般的に深い海域に生息していますが、この地点では浅瀬にも姿を現します。
体長が4メートル以上にも達する巨大なマンタと一緒に泳ぐことができ、その優雅な泳ぎは一生の思い出になるでしょう。ただし、マンタは天候や季節によって見られる確率が変わるため、事前にガイドと相談することをおすすめします。
エスデー&ペッド(SD&PED)
SDとPEDは、ペニダ島(ヌサペニダ)の北部沿岸に位置するダイビングスポットで、その豊富な海洋生物と美しいサンゴ礁により、ダイバーたちにとって人気の場所となっています。SDは”セカンダリー・スクール”を意味する”SD”(Sekolah Dasar)から名付けられています。
浅瀬から急なスロープになっている特徴的な地形は、鮮やかな色彩のサンゴ礁とともに、タートルやジャックフィッシュ、ブルートリガーフィッシュなどの海洋生物を引き寄せています。一方、PEDは岩肌とサンゴが交互に広がる地形を持つスポットで、ソフトコーラルの中を泳ぐ小さな生物から、大きなマンタまで、様々なサイズの生物を観察することができます。
トヨパケ(Toyapakeh)
トヨパケはペニダ島(ヌサペニダ)の北西部に位置し、その名はバリ語で「塩の水」を意味します。この地域は温暖な水流と豊かな栄養素により、多種多様な生物が生息しています。その水深は浅瀬から30メートル以上まであり、見事なサンゴの壁とその間を泳ぐ熱帯魚が見られます。
また、モーリッシュ・アイドル、バンパーヘッド・パーロットフィッシュ、ホークビル・シータートルなど、種々の生物に出会うことができます。海流は比較的穏やかで、ビギナーから上級者まで楽しむことができ、ダイビングとシュノーケリングの両方が体験できます。また、豊富な生物多様性と透明度の高さから、アンダーウォーター・フォトグラフィーにもぴったりです。
ガマットベイ(Gamat Bay)
ガマットベイは、ペニダ島(ヌサペニダ)の北部に位置するダイビングスポットです。その美しいサンゴ礁と豊富な海洋生物が見られることで知られています。アクセスはやや難しく、陸路では悪路を通る必要があるため、ボートツアーを利用するのが一般的。
ヌサペニダ発のシュノーケリングツアーに参加すれば、「マンタポイント」や「クリスタルベイ」などとセットで訪れることができ、料金は約350,000~600,000ルピア(約3,500~6,000円)ほどです。人混みを避けながら、美しい海を満喫できる絶景スポットとして、ペニダ島を訪れたらぜひ足を運んでみてください。
ペニダ島(ヌサペニダ)観光スポット
ペニダ島には、壮大な自然が作り出した絶景スポットが数多くあります。アクセスには注意が必要ですが、その分、訪れる価値のある絶景が待っています。
ブロークンビーチ(Broken Beach)

ブロークンビーチは、ペニダ島(ヌサペニダ)の西部に位置し、特徴的なアーチ型の洞窟が観光の目玉。このアーチは自然の力によって形成され、その下を通る透明な海が一体となって、驚くほど美しい風景を作り出しています。
アーチの周りを歩く遊歩道からは、断崖絶壁に打ち寄せる波や洞窟の中を流れる水の動きを眺めることができ、その壮大さに感動すること間違いありません。
アンガルス岬(Angel’s Billabong)エンジェルズビラボン

アンガルス岬、またはエンジェルズ・ビラボンは、ブロークンビーチの近くにある自然のプールで、岩石の隙間に海水が溜まって形成されています。
特に、潮が引いた時には、海からの清澄な水がこのプールを満たし、泳ぐことができます。しかし、波や潮流が強くなると危険なため、必ず現地ガイドの指示に従うようにしてください。
クリンキンビーチ(Kelingking Beach)

クリンキンビーチはペニダ島(ヌサペニダ)の最も有名な観光地の一つで、巨大な崖から見下ろすビーチが絶景です。特にその形状がティラノサウルスの形に似ていることから、しばしば「T-Rex Bay」とも呼ばれます。
崖からビーチまでは険しい道のりとなっていますが、その先に広がる透明な海と白い砂浜、そして周囲の豊かな自然は見る価値あります。ただし、崖からの登下りは危険が伴うため、適切なフットウェアを着用し、体調を確認した上で行うようにしましょう。
テンべリングビーチ

テンべリングビーチは、ペニダ島(ヌサペニダ)の西部に位置する美しいビーチで、その周囲に広がる自然豊かな森とともに、訪れる人々にリラックスした時間を提供しています。ビーチには明るい砂浜と透明な海が広がり、その後ろには高い崖と豊かな緑が広がっています。
ここでは、自然と一体になりながら海水浴を楽しんだり、散策をしたりすることができます。また、周囲の森林では、バードウォッチングや自然観察も楽しむことができます。
ゴアギリプトリ寺院(Goa Giri Putri Temple)
ガリ・プタクは、ペニダ島(ヌサペニダ)の北部にある洞窟寺院で、この島の重要な信仰の中心地です。その名は「女王の丘」を意味し、洞窟内部には複数の祭壇が設けられ、バリヒンドゥー教の信者たちによって頻繁に使用されています。
洞窟の内部は広大で、その中には多くのバットが生息しており、神秘的な雰囲気が漂っています。洞窟への入口は非常に狭いですが、中に入ると広大な空間が広がります。
ルマー・ポホン・トゥリーハウス(Rumah Pohon “Tree House”)
ルマー・ポホン・トゥリーハウスは、ペニダ島(ヌサペニダ)の一番の見所の一つで、特にインスタグラムで人気のスポットとなっています。
これは文字通り木の上に建てられた小さな家で、その素朴な造りと周囲の自然との一体感が訪れる人々を魅了します。この家からは、海を見下ろす絶景が広がっており、特に日の出や日の入りの時間は絶対に見逃せません。
テレタビーズヒル(Teletubbies Hill)
テレタビーズヒルは、その名の通り子供向けテレビ番組「テレタビーズ」に出てくる丘を彷彿とさせる風景で知られています。
その緑豊かな丘と青い空のコントラストは、まさに絵本から飛び出してきたような景色です。散歩やピクニックにおすすめなこの場所は、一日中楽しむことができます。
アトゥビーチ(Atuh Beach)

アトゥビーチは、ペニダ島の東側に位置する美しいビーチで、切り立った崖に囲まれた秘境のような雰囲気が特徴です。ビーチへ下るためには急な階段を約10〜15分ほど降りる必要がありますが、到着すると透き通る海と白い砂浜、独特な形の岩が織りなす絶景が広がります。
波が比較的穏やかで、泳いだりのんびり過ごしたりするのにおすすめ。また、周囲にはローカルのワルン(食堂)もあり、ココナッツジュースを飲みながらゆったりとした時間を楽しむこともできます。訪れるなら午前中がおすすめで、太陽の光が海を美しく輝かせ、最高の景色を堪能できます。
ダイヤモンドビーチ(Diamond Beach)

ダイヤモンドビーチは、ペニダ島の中でも特にフォトジェニックなスポットとして有名なビーチ。白い砂浜とターコイズブルーの海、そして海にそびえ立つダイヤモンドのような形の岩が特徴的で、名前の由来にもなっています。
崖の上からの景色は圧巻で、特に朝日が差し込む時間帯は神秘的な美しさを楽しめます。ただし、ビーチへ降りるには急な階段とロープを使っての下り道があり、体力に自信がある方向けのルートになっています。美しい景色を楽しみながら、ゆったりと過ごしたい方にぴったりのスポットです。
バナクリフポイント(Banah Cliff Point)
バナクリフポイントの素晴らしいところは、崖沿いに展望台があり、それぞれの展望台から崖の端まで歩いて行き、下の岩に激突する波を見下ろすことができることです。
これらの崖からは、海下に浮かぶ小さなマンタレイやスピードボートを見ることができます。また、海上に突き出たドーナツ形の岩、バナロックを見ることもできます。
ペニダ島(ヌサペニダ)観光のおすすめのグルメ
ペニダ島では、新鮮な海鮮料理やインドネシアの定番料理が楽しめます。特にシーフードは絶品で、バリ島よりもリーズナブルな価格で楽しめるのが魅力。
また、絶景を眺めながらくつろげるおしゃれなカフェも増えてきており、観光の合間に立ち寄るのにぴったりです。ペニダ島ならではのローカルフードと、旅の疲れを癒すカフェでのひとときを満喫しましょう。
海鮮
ペニダ島(ヌサペニダ)は海に囲まれているため、新鮮な魚介類を堪能することができます。特にバリ島の伝統的な海鮮料理「Ikan Bakar」(焼き魚)は必食です。現地の漁師が獲れたての魚を使ったグリル料理やシーフードカレー、イカのフライなどが人気です。特に「イカン・バカール(焼き魚)」はおすすめで、香ばしく焼かれた魚にスパイスが効いた特製ソースがかかっており、ご飯との相性も抜群。
海沿いのワルン(食堂)やレストランでは、グリルされたロブスターやエビ、カニなどをリーズナブルに楽しめます。価格は魚の種類によりますが、焼き魚セットは50,000〜100,000ルピア(約500〜1,000円)、ロブスターは200,000ルピア(約2,000円)〜が相場です。ビーチを眺めながら、新鮮なシーフードを味わう贅沢な時間を楽しんでみてください。

ナシゴレン

ナシゴレンは、インドネシアの代表的な炒飯で、ペニダ島でも手軽に食べられる定番メニュー。香ばしく炒められたご飯に、海老や鶏肉、野菜が加わり、甘辛いサンバル(チリソース)を添えて食べるのが一般的です。目玉焼きをトッピングしたナシゴレン・スペシャルも人気で、ピリッとした辛さがクセになる味わい。
ペニダ島のワルン(食堂)やビーチ沿いのレストランでは、30,000〜50,000ルピア(約300〜500円)ほどで提供されています。ボリュームもたっぷりで、コスパ抜群。観光の合間にサクッと食べられるので、ランチにもぴったりです。
サテ

サテ(串焼き)は、インドネシア全土で人気のある料理ですが、ペニダ島では特に新鮮な魚を使った「サテ・イカン(魚の串焼き)」が有名。魚のすり身を串に巻き付け、香ばしく焼き上げた一品で、ココナッツ風味の甘辛ソースをつけて食べるのが特徴です。
また、鶏肉の「サテ・アヤム(鶏の串焼き)」も定番で、ピーナッツソースをたっぷり絡めた濃厚な味わいが楽しめます。ワルンやビーチ沿いの屋台で手軽に食べられ、1皿5本入りで30,000ルピア(約300円)〜とリーズナブル。気軽にローカルフードを楽しみたい方におすすめの一品です。
ペニダ島(ヌサペニダ)のカフェ
ペニダ島には、美しい海を眺めながらくつろげるおしゃれなカフェが増えてきています。特に人気なのが、クリンキンビーチやダイヤモンドビーチ周辺の絶景カフェ。インフィニティプール付きのカフェや、海沿いのハンモックがあるカフェなど、フォトジェニックなスポットも多数あります。
バリコーヒーやココナッツミルクを使ったドリンクとともに、サンセットを眺めながらリラックスできます。観光の合間に、絶景とともにカフェタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ペニダ島(ヌサペニダ)観光の持ち物
ペニダ島は、壮大な自然と美しいビーチが魅力ですが、観光インフラが整っていないため、しっかりと準備をして訪れることが大切です。紫外線対策や快適に過ごすためのアイテムを持参することで、安全で快適な観光を楽しめます。ここでは、ペニダ島観光に必携の持ち物を紹介します。
「バリ島旅行の持ち物リスト。絶対に持って行くべきものから、あると便利なものまで」にてより詳しい持ち物を紹介します。

日焼け止め
ペニダ島はバリ島よりも開けたエリアが多く、遮るものが少ないため、紫外線対策が欠かせません。日差しが非常に強いため、SPF50+の日焼け止めをこまめに塗り直すことをおすすめします。特に、海に入ることが多い場合は、ウォータープルーフタイプを選ぶと効果的。
また、環境保護のために「リーフセーフ(日焼け止め成分がサンゴに優しい)」タイプのものを選ぶと、自然にも優しく、ペニダ島の美しい海を守ることにつながります。
水着とタオル
ペニダ島には「ダイヤモンドビーチ」や「アトゥビーチ」など、絶景ビーチが点在しているため、水着は必携アイテムです。ビーチに立ち寄る予定がなくても、急に海に入りたくなることも多いので、あらかじめ着用しておくと便利です。
タオルも、海や汗を拭くために持参するのがおすすめ。特に吸水性の高いマイクロファイバータオルは、軽量で持ち運びしやすく、荷物にならないので便利です。
シュノーケリングの装備
ペニダ島の海は透明度が高く、美しいサンゴ礁や熱帯魚を観察できるシュノーケリングスポットが豊富です。「マンタポイント」や「クリスタルベイ」では、ウミガメやマンタと泳ぐチャンスもあります。
シュノーケリングツアーに参加する場合、レンタル装備が用意されていますが、衛生面が気になる方は、自分のマスクやシュノーケルを持参すると安心。また、足を守るためにフィンやマリンシューズを持っていくと、サンゴや岩場でも安全に楽しめます。
帽子とサングラス
ペニダ島は日差しが非常に強く、特に日中は熱中症のリスクも高まります。そのため、つばの広い帽子やキャップ、サングラスを持参して、紫外線対策をすることが重要です。帽子は風で飛ばされないように、あご紐付きのものを選ぶと安心。
サングラスもUVカット機能付きのものを選ぶと、目の負担を軽減できます。観光中は長時間屋外で過ごすことが多いため、これらのアイテムでしっかりと対策をしましょう。
ウォーターボトル
ペニダ島では、観光スポット周辺に売店が少なく、気軽に飲み物を購入できる場所が限られています。そのため、ウォーターボトルを持参し、こまめに水分補給をすることが大切です。
特に日差しが強い日には脱水症状を防ぐため、ミネラルウォーターを十分に確保しておくと安心。ペニダ島の環境保護のためにも、再利用可能なウォーターボトルを持参し、ゴミを減らす意識を持つことが重要です。
快適な歩きやすい靴
ペニダ島の観光スポットは、険しい崖や岩場が多く、道も舗装されていない場所が多いため、歩きやすい靴を持参することが必須です。
特に「クリンキンビーチ」や「ダイヤモンドビーチ」へ降りるには急な階段を歩く必要があるため、スニーカーやトレッキングシューズが適しています。ビーチでは裸足やサンダルが快適ですが、移動の際は滑りにくい靴を履くことで、安全に観光を楽しむことができます。
ペニダ島(ヌサペニダ)観光の移動手段
ヌサ・ペニダ島へ到着後、島内の移動方法は大きく2つあります。一つは自分でバイクをレンタルする方法、もう一つは車とプライベートドライバーを雇う方法です。
ペニダ島の道路は未舗装の部分も多く、狭い場所が多いため、安全性と快適さを考慮すると、車とドライバーを雇うことをおすすめします。費用はバリ島で一日運転するのとほぼ同じです。


レンタルバイク
ペニダ島では、レンタルバイクが最も手軽な移動手段です。港周辺や宿泊施設で借りることができ、料金は1日約100,000ルピア(約1,000円)~。燃費も良く、観光スポットを自由に巡れるのが魅力です。
ただし、ペニダ島の道路は舗装が不十分な場所が多く、急な坂道やデコボコ道が続くため、バイク運転に慣れていない人にはおすすめできません。安全のため、ヘルメットを必ず着用し、スピードを出しすぎないように注意しましょう。もしバイクの運転に自信がない場合は、プライベートドライバーを利用するのがおすすめです。
カーチャーター
快適かつ安全に観光を楽しみたいなら、カーチャーターを利用するのがおすすめです。運転手付きの車で観光スポットを巡ることができ、事前にスケジュールを決めて効率よく移動できます。料金は1日約600,000~800,000ルピア(約6,000~8,000円)で、複数人で利用すると割安になります。
カーチャーターを手配する方法は、宿泊施設やツアー会社を通じて予約するのが一般的。英語が話せるドライバーも多く、現地のおすすめスポットを案内してくれることもあります。安全で快適に観光を楽しみたい方にぴったりな移動手段です。

タクシー
ペニダ島では、流しのタクシーはほとんど走っていませんが、港や観光地の近くには「タクシーサービス」を提供するドライバーが待機していることがあります。移動距離に応じて料金が決まり、短距離移動なら約100,000ルピア(約1,000円)~、長距離移動なら300,000ルピア(約3,000円)~が相場です。
ただし、交渉制の場合が多く、料金が高めに設定されることもあるため、事前に価格を確認し、納得した上で乗車しましょう。また、アプリ配車サービス(GrabやGojek)はペニダ島では利用できないことが多いため、現地での移動手段としてはあまり期待しないほうがよいでしょう。

まとめ
ペニダ島(ヌサペニダ)はその自然の美しさと静けさで、日々の喧騒から離れてリフレッシュしたいという方にぴったりの場所です。島の絶景ポイントから見る景色は、誰もが感動するほど美しく、豊富な海洋生物と一緒に泳ぐシュノーケリングは、一生の思い出になることでしょう。
島内の移動はレンタルバイクやプライベートドライバーを利用し、ローカルの屋台やレストランで美味しいバリ料理を味わいましょう。ペニダ島(ヌサペニダ)は、あなたが求める理想的な休暇を提供してくれることでしょう。今すぐ旅の準備を始めて、ペニダ島(ヌサペニダ)の魅力を自分の目で確かめてみてください。