バリ島、その名を聞くだけで心ときめく方も多いのではないでしょうか。神々の宿る島と称されるその地にある神秘的な場所、「ウルン・ダヌ・バトゥール神殿」についてご紹介します。
神聖と自然が調和するこの場所は、まさにパワースポット。多くの旅行者に愛され、その美しさと静けさが人々の心を捉えて放しません。バリの伝承によれば、この神殿はバリ島の水供給の源とされ、人々の生活を豊かにしてきたと言います。
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ウルン・ダヌ・バトゥール寺院とは

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院は、バリ島北東部のキンタマーニ高原に位置し、標高1,717メートルのバトゥール山のふもとに広がる神聖な寺院です。
水の女神「デウィ・ダヌ」を祀る寺院として知られ、バリ島の農業や水資源を司る重要な信仰の拠点となっています。バトゥール湖とともに存在するこの寺院は、自然・信仰・生活が一体となったバリ独自の宇宙観を象徴する場所です。

水の女神を奉る神殿
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院はバリ島にある9つの主要な神殿の一つ。特に水を神聖視するバリヒンドゥ教の信者にとって重要な場所とされています。
ここはデウィ・ダヌという水の女神を奉る神殿で、美しい山を背に持つ湖、バトゥール湖の畔に優雅に立っています。バリの人々はこの神殿を「水と豊穣の象徴」とし、それが人々の生活にとって重要な役割を果たしています。
バトゥール山麓の寺院
この寺院は、バリ島で二番目に高い活火山・バトゥール山の麓に位置しています。もともとはバトゥール湖のすぐそばに建立されていましたが、1926年の大噴火により旧寺院は溶岩に埋まり、その後現在の高台に再建されました。そのため、今の寺院は「再生の象徴」ともされ、信仰の強さを感じさせる場所でもあります。
背後には雄大なバトゥール山がそびえ、境内からはその威容を間近に見ることができます。寺院から眺める山と湖の景観は神聖で壮麗であり、写真スポットとしても人気です。自然と信仰が重なる神秘的な空間が、訪れる人を静かに包み込みます。

バトゥール湖
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の信仰と切り離せない存在が、隣接するバトゥール湖です。この湖は、バトゥール山のカルデラ内に広がるバリ島最大の淡水湖で、島の農業にとって欠かせない水源となっています。湖の静けさと広大さは、まるで神が宿るような神秘性を感じさせ、デウィ・ダヌの神聖さを象徴する舞台ともなっています。
湖面から立ちのぼる朝霧や、静かに水面を揺らす風の音は、信仰の場にふさわしい厳かな雰囲気を演出。湖畔から寺院を眺めると、その調和の美しさがより際立ちます。自然と信仰が共存するこの景色は、バリの宇宙観「トリ・ヒタ・カラナ(三つの調和)」を体現しています。

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の魅力

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院は、バトゥール湖のほとりに佇む神聖な寺院で、バリ・ヒンドゥー教の水の女神「デウィ・ダヌ」を祀っています。
標高約1,000メートルの高地に位置し、清らかな空気と壮大な自然に包まれたこの寺院は、霊的なパワースポットとしても知られています。湖と山に囲まれた幻想的な景色が魅力で、訪れる人々に静寂と癒しを与えてくれます。
自然と神聖さの調和
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院が特別なのは、自然と神聖さが見事に融合していること。湖の青、寺院の荘厳な建築、そして霧がかった神秘的な空気が、唯一無二の雰囲気を作り出しています。朝日や夕日に照らされる寺院の姿は圧巻で、まるで異世界にいるような気分に。
バリ島の他の観光スポットとは一味違う、静けさと神秘を感じることができるこの場所は、訪れた人にとって特別な体験になるはずです。
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の見どころ

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院には、バリ・ヒンドゥー教の精神が息づく美しい見どころがたくさんあります。特に、水の女神を祀る「デウィ・ダヌ祠」、バトゥール湖を一望できる「湖畔の眺望」、そして細部までこだわられた「神殿の建築美」は必見です。
デウィ・ダヌ祠
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の中心にあるのが、水の女神「デウィ・ダヌ」を祀る祠。バリ島における水の神様として、農業や生活の水源を守る存在とされています。祠の前には、参拝者が捧げるお供え物が並び、独特の祈りの雰囲気が漂います。
ここでは、バリ島の人々が大切にしている「トリ・ヒタ・カラナ(神、人、自然の調和)」の精神を感じることができます。神聖な空間で静かに手を合わせ、穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
湖畔の眺望
この寺院の大きな魅力の一つが、バトゥール湖を望む壮大な景色です。標高1,000メートル以上の場所にあるため、涼しく澄んだ空気の中で絶景を楽しめます。特に朝や夕方には、湖面に映る寺院のシルエットが幻想的で、まるで絵画のよう。
運が良ければ、湖の向こうに霧がかかり、神秘的な雰囲気がより一層際立ちます。観光客だけでなく、現地の人々も訪れる人気のスポットなので、バリ島の自然の美しさをじっくり堪能したい方にぴったりです。
神殿の建築美
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院のもう一つの見どころは、繊細で美しいバリ・ヒンドゥー様式の建築。複数の塔が重なるメル(多重塔)は、空へと伸びるようにそびえ立ち、バリの伝統的な寺院らしい神聖な雰囲気を醸し出しています。
黒い茅葺き屋根と装飾の施された石造りの壁が絶妙に調和し、歴史を感じる佇まい。細部に施された彫刻や、バリの神話を描いたレリーフも見どころの一つです。写真を撮るにもおすすめなスポットなので、ぜひじっくりと見学してみてください。
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院のベストシーズン

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院を訪れるなら、乾季の晴天や祭礼の時期を狙うことで、より美しく、信仰の深さを体感できる旅になります。
雨季でも独特の神秘的な雰囲気が楽しめ、訪れる季節によって寺院の表情が大きく変わるのも魅力です。気候や行事をふまえて、自分に合ったタイミングで訪れるのがおすすめです。

美しさを極める時期(乾季)
乾季(5月〜10月)は、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の景観がもっとも美しく映える季節です。キンタマーニ高原に位置するため、晴天の日には澄んだ青空の下でバトゥール山や湖を背景にした壮大なパノラマが広がります。空気が乾いており霧も少ないため、寺院の多層塔や装飾がくっきりと見え、写真撮影にもおすすめです。
朝は気温が低めで爽やか、昼間も涼しく観光に適した気候が続きます。また、この時期は登山や湖畔の散策といったアクティビティも合わせて楽しめるため、観光全体の満足度も高くなります。視界も天気も安定しており、寺院の真価が感じられるシーズンです。
ピオダラン祭
ピオダラン祭は、ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の創建を祝う大祭で、バリ暦に基づき210日ごとに盛大に開催されます。この祭礼の期間中には、島中の信者が正装をして寺院に集まり、神への祈りや感謝を捧げます。ガムランの音色が境内に響き、色鮮やかな供物や伝統舞踊、儀式が次々と繰り広げられ、まさにバリの信仰文化を体感できる特別な時間です。
観光客も一定のエリアから見学可能で、非日常的な光景を目にする貴重な機会となります。寺院の神聖さがひときわ際立つこの時期は、文化と信仰の核心に触れたい方に特におすすめです。日程は毎年異なるため、事前の確認が必要です。
雨季
雨季(11月〜4月)は、観光客が比較的少なく、静けさの中で寺院の荘厳な雰囲気をゆったり楽しめる時期です。雨でしっとりと濡れた石畳や彫刻は、乾季とはまた違った趣を見せ、霧がかかった湖や山と相まって幻想的な景観を生み出します。
日中にスコールが降ることもありますが、朝夕は比較的穏やかで、雲の切れ間から光が差し込む瞬間はとても神秘的です。水を祀る寺院であることから、雨と調和した姿もまた意味深いものとなります。防水装備や傘を準備すれば、混雑を避けながら、静かなひとときを過ごせる穴場のシーズンです。
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院への行き方

プラ・ウルン・ダヌ・バトゥールへ交通手段は、カーチャーター(運転手付きレンタカー)を利用するか、タクシーやツアーバスを利用することができます。ただし、バリ島の交通事情は混雑が予想されるため、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
クタやスミニャックからウルン・ダヌ・バトゥール寺院への行き方
クタやスミニャックからウルン・ダヌ・バトゥール寺院へは、車で約2~3時間です。観光客がよく利用する専用車やタクシーをチャーターすると便利です。最初はデンパサールを経由し、ウブド方面へ北上。その後、バトゥール山の周辺を走る山道に入ります。
距離は約70kmですが、山道を通るため移動時間が長くなることも。タクシーを利用すると片道約500,000ルピア(約5,000円)ほどかかりますが、1日チャーター(約700,000〜900,000ルピア)を利用すれば、途中で観光スポットに立ち寄ることもできます。バイクレンタルも選択肢の一つですが、山道が多いため運転に自信がある方向けです。
ウブドからウルン・ダヌ・バトゥール寺院への行き方
ウブドからはウルン・ダヌ・バトゥール寺院まで約1~1.5時間でアクセスできます。北へ向かう道中、テガラランのライステラスや村の風景を楽しみながらドライブを楽しめます。距離にすると約40kmです。ウブドはバリ島の中心部にあるため、比較的アクセスしやすいのが魅力です。
タクシーで行く場合、片道約350,000〜400,000ルピア(約3,500〜4,000円)が相場。1日チャーターを利用すると、周辺の観光地と組み合わせて回ることができ、1台あたり約600,000〜800,000ルピアです。ウブドの街中ではバイクレンタルも約100,000ルピア(約1,000円)で借りられますが、山道には注意が必要です。
ヌサドゥアからウルン・ダヌ・バトゥール寺院への行き方
ヌサドゥアからウルン・ダヌ・バトゥール寺院までは約2.5~3.5時間のドライブです。距離は約85kmですが、渋滞や山道の影響で移動時間が長くなることがあります。高速道路を利用し、デンパサールを抜けて北へ向かいます。道中にはアグン山の美しい景観や湖が見え、写真撮影におすすめなスポットがいくつもあります。
タクシーの片道料金は約600,000ルピア(約6,000円)ほどで、1日チャーターを利用すると800,000〜1,000,000ルピアが目安。バイクでの移動も可能ですが、長距離になるためあまりおすすめできません。
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院を楽しむためのポイント

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院は、バトゥール湖のほとりに佇む神聖な寺院で、水の女神「デウィ・ダヌ」を祀るバリ・ヒンドゥー教の重要な聖地です。
標高約1,000メートルの高地に位置し、澄んだ空気と湖の美しい景色が広がるこの場所では、バリの伝統文化や大自然を満喫できます。訪れる際に、寺院だけでなく周辺の魅力も存分に楽しめるポイントをご紹介します。
神殿探訪
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の見どころは、精巧な彫刻が施された神殿群です。主祭壇には、水の神「デウィ・ダヌ」が祀られ、湖の守護者として信仰されています。特に、赤茶色のレンガと金色の装飾が施された門や、多重塔「メル」の美しさは圧巻です。
寺院内にはさまざまな神々が祀られており、各神殿の由来を知ることで、バリ・ヒンドゥー教の奥深さを感じることができます。また、訪れる際には、サロン(腰布)を着用し、神聖な場所でのマナーを守ることが大切です。
自然満喫
寺院の周辺には、バトゥール湖とバトゥール山という壮大な自然が広がっています。特に、朝の時間帯は湖面が静かで、寺院と水面が一体となった幻想的な景色を楽しめます。さらに、近くにはバトゥール山のトレッキングコースがあり、日の出を拝むハイキングツアーが人気です。
早朝に登頂すると、雲海に浮かぶバリ島の絶景が広がり、神々が宿る地と称される理由を実感できます。また、湖畔ではボートに乗ることもでき、異なる角度から寺院を眺めるのもおすすめです。
バリ料理
ローカルレストランで、バリ特有の料理を味わうのも一つ。特にこの地域で味わいたいのが、バトゥール湖で獲れる新鮮なグラミー(淡水魚)を使った料理です。バリ風スパイスで味付けされた焼き魚は、香ばしく、ライステラスで育ったお米との相性も抜群です。
また、冷涼な気候のため、バリ島では珍しく温かいスープ料理「ソト・アヤム(チキンスープ)」や「バクソ(肉団子スープ)」が人気です。山の風を感じながら、バリならではの食事を楽しむのも、旅の醍醐味の一つでしょう。


ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の入場料と営業時間
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院は、誰でも気軽に訪れることができる観光・参拝スポットでありながら、バリ・ヒンドゥー教にとっては非常に神聖な場所です。訪れる際は、服装やマナーにも配慮しながら、心静かにその空間を楽しみましょう。
- 入場料:大人:30,000〜50,000ルピア(約300〜500円)
子ども:15,000〜25,000ルピア(約150〜250円) - 営業時間:毎日 7:00〜18:00(最終入場は17:30頃までが目安)
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院観光の所要時間
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の観光には、約1〜1.5時間ほどを目安にするとゆったり楽しめます。境内は比較的コンパクトながら、繊細な彫刻や装飾が美しい祭殿が複数あり、それぞれじっくり見学する価値があります。
周囲にはバトゥール山や湖を望む絶景スポットも点在しており、写真撮影や景色を眺める時間も含めると、少し余裕を持ったスケジュールが理想的です。また、近隣の温泉やマーケットと組み合わせる日帰りプランにも適しています。
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院のおすすめ観光スポット3つ

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院を訪れたら、ぜひ足を運びたいスポットがいくつかあります。神秘的な雰囲気に包まれた「神殿の中心部」、美しい湖の絶景が広がる「バトゥール湖畔」、そして壮大なパノラマビューを楽しめる「バトゥール山」。それぞれの魅力を紹介します。
神殿の中心部
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の心臓部ともいえる神殿の中心部は、バリ・ヒンドゥー教の精神が息づく神聖な空間。ここでは、水の女神デウィ・ダヌが祀られており、現地の人々が日々祈りを捧げています。特に印象的なのが、バリの伝統的な多重塔「メル」。青空に向かってそびえ立つ姿は荘厳で、写真映えも抜群です。
また、門や壁には精巧な彫刻が施されており、バリの職人技をじっくりと堪能できます。静寂の中に響く鐘の音が、神秘的な雰囲気をより一層引き立てています。
バトゥール湖畔
寺院を訪れたら、ぜひバトゥール湖畔にも立ち寄ってみてください。バリ島で最も大きなカルデラ湖であり、湖の静かな水面が周囲の山々を映し出す風景はまさに絶景。特に朝と夕方は、空の色が湖に反射して幻想的な雰囲気が漂います。湖畔には小さなボートが並び、ローカルな雰囲気も楽しめるのが魅力。
また、湖の近くには天然温泉もあり、疲れを癒しながら景色を満喫することもできます。リラックスしたい方には、湖畔でのんびりと過ごすのがおすすめです。

バトゥール山
バトゥール山は整備された登山ルートを通って山頂に立つと、標高1,717メートルの頂上からバリ島の広大な景色を一望できます。特に人気なのが、早朝からの登山。
まだ暗いうちに登り始め、山頂でご来光を見るのが定番の楽しみ方です。朝日がバリ島の大地を照らす瞬間は、言葉では表せないほど感動的。登山ルートは比較的歩きやすく、初心者でも挑戦しやすいので、アクティブに楽しみたい人にはぴったりです。

あわせて行けるような観光スポットを探したい方は、「【プロ厳選】バリ島のおすすめ観光地19選!絶対に行きたいスポットを解説」もチェックしてみましょう。
まとめ
バリ島のウルン・ダヌ・バトゥール神殿は、その美しい景色と神秘的な雰囲気で訪れる人々を魅了します。これらの魅力が、あなたのバリ島旅行を更に特別なものにしてくれることでしょう。
一度足を踏み入れてみれば、そのパワーと神秘性にきっと感動するはずです。思い出に残る旅、ぜひあなたも体験してみてください。
