バリ島でのスマートフォン利用は、ローカルの情報取得から連絡手段まで幅広く必要とされるものです。特に観光地として人気のバリ島では、多くの情報がスマートフォンを通じて得られます。
そのため、スマートフォンをバリ島で手軽に利用するためには、現地のSIMカードが便利です。この記事では、バリ島でのSIMカードの購入から利用までの詳細な手順を短期滞在者向け、長期滞在者向けに紹介します。
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バリ島でSIMカードは必要?

バリ島を訪れる際、SIMカードの購入を検討する人は多いでしょう。特に、移動中にGoogleマップを使ったり、タクシーアプリ「Gojek」や「Grab」を利用したりする場合は、インターネット環境が必要です。
バリ島にはフリーWi-Fiもありますが、常に安定した接続を求めるなら、SIMカードの利用が便利です。現地のSIMカードを使えば、データ通信量を気にせず快適に滞在できます。
wi-fi事情
バリ島のWi-Fi環境は都市部では一般的に整備されていますが、地方に行くと接続は不安定になることがあります。また、観光地やレストランなどで提供される公共のWi-Fiは、セキュリティ面でのリスクや登録が必要なこと、通信速度が遅いなどの問題点があります。
短期滞在ならWi-Fiでも十分かもしれませんが、常に安定したインターネット環境を求めるなら、SIMカードを購入するのがおすすめです。
バリ島でSIMを購入するには?

バリ島でSIMカードを購入する方法は、簡単で手軽です。バリ島でSIMカードを購入する際、多くの店舗では現金(現地通貨ルピア)が主流ですが、一部の大手通信会社や空港内のカウンターではクレジットカードが利用可能です。
ただし、小規模な店舗や街中の露店ではカードが使えないことが多いため、現金を用意しておくと安心です。また、クレジットカード利用時には手数料がかかる場合もあるため、事前に確認しましょう。スムーズな購入のため、到着前に空港カウンターで購入するのがおすすめです。

買える場所
到着したバリ島のングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)では、出口近くのコンビニエンスストアや専用のSIMカード販売店で購入することができます。また、市内の大きなショッピングモールやスーパーマーケットでも購入可能です。
必要書類
バリ島でSIMカードを購入する際には、パスポートの提示が必要です。これは、インドネシア政府が通信規制を強化しているためで、登録をしないとSIMカードが使用できません。ショップによっては、パスポートのコピーを取られることもあるため、心配な場合は事前に確認すると良いでしょう。
また、現地の携帯電話番号を登録する必要がある場合もあるため、購入時に店員と相談しながら進めるのが安心です。短期滞在者向けの観光客用SIMカードであれば、登録が簡単な場合もありますが、長期滞在するなら正式な登録が必要になります。
開通方法
SIMカードを購入したら、開通作業が必要です。基本的には、SIMカードをスマートフォンに挿入し、通信設定を行えばすぐに使えますが、場合によってはAPN設定を手動で行う必要があります。多くのショップでは、スタッフが設定を代行してくれるため、不安な場合はその場でお願いすると良いでしょう。
また、通信会社によっては、アクティベーションのために専用アプリのインストールが必要な場合があります。開通後は、データ通信が問題なく使えるか確認し、不具合があればすぐにショップに相談するのがおすすめです。
バリ島の主要キャリア

バリ島では、いくつかの主要なキャリアが存在しています。
- Telkomsel
- XL Axiata
- Indosat
- Smartfren
エリアや利用目的に応じて最適なキャリアを選ぶことで、快適なインターネット環境を確保できます。
バリ島おすすめのSIMと料金

バリ島では、各キャリアからさまざまなプリペイドSIMが提供されています。おすすめは「Telkomsel」の「SimPATI」、「XL Axiata」の「HOTROD」、「Indosat」の「Freedom Combo」、そして「Smartfren」の「Andromax」です。
料金はプランによりますが、データ通信のみなら100,000ルピア(約1,000円)程度から利用可能。通話やSMS付きのプランもあり、滞在期間や利用目的に応じて選べます。
Telkomselの「SimPATI」プラン
「Telkomsel」はバリ島で最も通信エリアが広く、山間部や離島でも安定した接続が可能です。「SimPATI」は同社の人気プリペイドSIMで、30日間有効のパッケージプランが充実しています。
例えば、データ通信のみのプランでは、15GBで約125,000ルピア(約1,250円)、30GBで約200,000ルピア(約2,000円)程度です。通話やSMS付きのプランもあり、ローカルの電話番号が必要な人には便利です。観光地を広く巡る予定の人にぴったりな選択肢です。
XL Axiataの「HOTROD」プラン
「XL Axiata」は都市部や観光エリアでの通信速度が速いことで知られています。「HOTROD」プランは、動画視聴やSNS利用に適したデータ通信プランを提供しており、リーズナブルな価格も魅力です。
例えば、10GBのプランが約100,000ルピア(約1,000円)、20GBのプランが約170,000ルピア(約1,700円)で利用できます。ホテルやカフェのWi-Fiと併用しながら、外出時にデータ通信をメインで使いたい人におすすめです。
Indosatの「Freedom Combo」プラン
「Indosat」は通話とSMSに特化したプランで、適度なデータ量も提供しており、特に短期滞在者向けの選択肢が豊富です。「Freedom Combo」プランは、データ通信だけでなく通話も含まれているため、現地での連絡手段としても便利です。
価格は大体5GBで約50,000ルピア(約400円)程度で、例えば、15GBのデータと国内通話がセットになったプランが約120,000ルピア(約1,200円)で利用できます。通信エリアはやや限られますが、主要観光地では問題なく使用可能です。費用を抑えつつ快適に過ごしたい人に向いています。

Smartfrenの「Andromax」プラン
「Smartfren」は4G LTE通信に特化しており、通話、SMS、データのトリプルサービスが特徴です。音声通話よりもデータ通信を重視する人向けのキャリアです。「Andromax」プランは大容量のデータ通信を低価格で提供しており、YouTubeやInstagramを頻繁に使う人におすすめです。
4G対応のプランで、価格は基本が10GBで約80,000ルピア(約650円)程度で、30GBのデータプランが約150,000ルピア(約1,500円)、50GBのプランが約220,000ルピア(約2,200円)で利用できます。ただし、通信エリアは都市部が中心で、郊外では接続が不安定なこともあるため、エリアを確認した上で選ぶと良いでしょう。
バリ島でスマホ端末を購入するには

バリ島でスマートフォンを購入するのは、日本よりも手軽で選択肢が多いのが特徴です。観光客でも現地のスマホショップで簡単に購入でき、SIMフリーの端末も多く販売されています。
特に、インドネシア国内向けのモデルは価格が手頃で、現地の通信環境にも最適化されているため、長期滞在者やバックパッカーにも人気があります。大きなショッピングモールの電気店や、通信キャリアの直営店で多数の端末が取り扱われています。
どこで買える?
バリ島にはスマホを購入できる場所がいくつかあります。最も一般的なのは、ショッピングモールや電気街の専門店です。特に「デンパサール」や「クタ」エリアにはスマホショップが集まっており、さまざまなブランドの端末を比較しながら購入できます。
- ショッピングモール:「ビーチウォークショッピングセンター(クタ)」や「モルバリギャレリア(デンパサール)」には、大手通信キャリアのショップがあり、SIMカードとセットでスマホを購入することも可能です。
- スマホ専門店:「デンパサールのルキサリプラザ」は、バリ島最大のスマホショップエリアで、最新モデルから格安スマホまで幅広い品揃えがあります。
- 電気量販店:「エレクトロニックシティ」や「Erafone」などの大型家電量販店でも、スマホを取り扱っています。正規品を購入したい場合は、こうした店舗を利用すると安心です。


価格の相場
バリ島でのスマホ価格は、日本と比べてやや安めです。特に、インドネシア国内メーカーの「Advan」や「Evercoss」などのブランドは、1,000,000ルピア(約10,000円)以下で購入できるものもあります。一方、AppleやSamsungなどの人気ブランドは、日本と同等か、場合によってはやや高めの価格設定になっています。
- 格安スマホ:500,000〜1,500,000ルピア(約5,000〜15,000円)
- ミドルレンジスマホ:2,000,000〜5,000,000ルピア(約20,000〜50,000円)
- ハイエンドスマホ:8,000,000ルピア(約80,000円)以上
バリ島でSIMを購入するメリット!レンタルwi-fiルーター、国際ローミングとの違い
バリ島のSIMカードの利用は、レンタルWi-Fiや国際ローミングと比べて、通常はコストが低く、バリ島のネットワークを直接利用するため通信速度も速いという利点があります。
ただし、初期設定が必要な点や、端末がSIMフリーである必要がある点など、利用条件があります。自分に合った方法を選びましょう。
レンタルWi-Fi
レンタルWi-Fiルーターは、日本で事前に借りてバリ島へ持ち込むモバイルインターネット端末で、通信量に制限が少ないため、大量のデータを使用する場合に便利です。また、スマホやタブレット、ノートPCなど複数のデバイスを同時にインターネットに接続できます。特に、家族や友人と一緒に旅行する場合、一台をシェアできるのがメリットです。
料金は、1日あたり1,000〜1,500円程度が一般的で、長期滞在にはコストがかさみやすいデメリットがあります。また、バッテリー管理が必要で、充電が切れると使用できなくなる点も注意が必要です。通信エリアは比較的広いものの、建物内や山間部では電波が弱くなることもあります。
国際ローミング
国際ローミングとは、日本の携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)が提供する海外利用サービスを利用して、バリ島でそのままスマホを使う方法です。事前の設定不要で、現地に到着した瞬間から使用できるのが最大のメリットです。特に、短期間の滞在でインターネットの利用が少ない場合は、手軽で便利です。
しかし、料金は高額になりやすく、1日あたりの利用料が2,000〜3,000円程度かかることもあります。また、データ容量に制限があるプランも多く、動画視聴やナビアプリの使用には注意が必要です。長期滞在や頻繁にインターネットを使う人には、コスト面で負担が大きくなるため、現地SIMカードの方が適しています。
バリ島でフリーWi-Fiがある場所

旅先でもネット環境は重要なポイント。バリ島ではフリーWi-Fiを利用できる場所が多く、観光中でも快適にインターネットが使えます。空港やホテル、カフェ、ショッピングモールなどでは、基本的に無料でWi-Fiが提供されており、SNSの投稿や地図アプリの使用にも困りません。
とくに観光客が集まるエリアでは接続状況も安定していることが多く、ちょっとした調べ物や連絡手段に役立つ場面が多いです。
空港
バリ島の玄関口「ングラ・ライ国際空港」では、到着・出発ロビーを含めた主要エリアで無料Wi-Fiを利用できます。ネットワーク名(SSID)は「Ngurah Rai Free WiFi」などが一般的で、簡単な認証手続きを経るだけで接続可能です。
通信速度も比較的安定しており、入国審査後や搭乗待ちの時間にメール確認やSNS投稿をするのに十分な品質です。空港内のカフェやラウンジでもWi-Fiが整っており、長時間の滞在でも安心。SIMカードを買う前でも、すぐにネットにアクセスできる便利なポイントです。

ショッピングモール
バリ島内の大型ショッピングモールでは、多くの施設でフリーWi-Fiが完備されています。特にクタの「ビーチウォーク」や「ディスカバリーモール」、ヌサドゥアの「バリ・コレクション」などは観光客向けの設備が充実しており、Wi-Fiも比較的高速で安定しています。
カフェやフードコート、共用スペースで簡単に接続できるため、買い物の合間に地図を確認したり、動画を見たりといった使い方にも便利です。パスワード不要のところも多く、気軽に利用できるのが嬉しいポイントです。

ホテル
バリ島のホテルは、ほとんどの施設で無料Wi-Fiを提供しており、チェックイン時に案内されるパスワードを使って接続できます。高級リゾートから中級ホテル、ゲストハウスまで、Wi-Fi対応はほぼ標準化されており、客室内はもちろん、ロビーやプールサイド、レストランでも使えることが一般的です。
通信速度や安定性は宿泊先によって差があるものの、SNSやメッセージアプリを使う程度なら問題なく利用できます。滞在中に動画視聴やリモートワークをしたい場合は、事前にホテルのWi-Fi環境を確認しておくと安心です。
バリ島のSIMカードの注意点3つ
バリ島でスマートフォンを快適に使うために現地SIMカードの利用は便利ですが、日本と異なる点も多く注意が必要です。料金の安さや通信エリアの広さは魅力的ですが、購入や設定時にいくつかの落とし穴があります。
ここでは、バリ島でSIMカードを利用する際に気をつけたい3つのポイントを紹介します。それぞれの場面での対策を知っておくことで、トラブルを防ぎ、快適なネット環境を手に入れ、快適なバリ島旅行を過ごしましょう。

SIMカードのサイズに要注意
バリ島で販売されているSIMカードは、すべてのサイズに対応している「マルチカット式」であるとは限りません。特にローカルの通信店などでは、ナノSIMやマイクロSIMにカットされていないものを手渡されることもあります。
ハサミやカッターで手作業で切られるケースもあり、スマートフォンに正しく装着できず、SIMトレイに詰まるなどのトラブルにつながることも。購入時には自分の機種のSIMサイズを確認し、カット済みのものかどうかを必ずチェックしましょう。
通信速度
バリ島ではエリアによって通信状況に差があり、都市部では快適に使えても、山間部や離島では圏外になることがあります。特にウブドやキンタマーニ、ペニダ島など自然に囲まれた地域では、通信速度が極端に遅くなったり、接続自体ができないことも。
主要キャリアであるTelkomselは比較的カバー率が高く安定していますが、他社ではつながりにくい場合も。移動が多い旅の場合は、事前に訪れるエリアの通信状況を調べておくと安心です。
まとめ
バリ島でスマートフォンを手軽に利用するためには、バリ島のSIMカードが便利です。多くのキャリアが競争しているため、自分の利用状況に合わせてぴったりなプランを選択できます。
また、バリ島でのスマホ端末の購入も可能です。しかし、レンタルWi-Fiや国際ローミングと比較して、利用条件やコストを考慮して損しない選択肢をしてくださいね。