プリルキサン美術館とは?見どころや楽しみ方・行き方を解説

    バリ島の芸術と文化が息づく街・ウブド。その中心に位置する「プリルキサン美術館」は、バリ絵画の魅力をじっくり味わえる貴重な場所です。

    緑豊かな庭園に囲まれた静かな空間で、伝統と現代が融合したアートの世界に浸るひとときを楽しんでみませんか。バリ文化をより深く知るための第一歩として、訪れる価値のある美術館です。

    目次

    プリルキサン美術館とは

    プリルキサン美術館は、ウブドで最も古い美術館であり、バリ絵画の歴史を体系的に学べる数少ない施設です。伝統絵画からモダンアートまで幅広く展示され、バリ島の芸術家による作品も多く含まれています。

    敷地内にはゆったりとしたカフェやお土産ショップも併設されており、美術鑑賞の合間にひと休みできるのも魅力です。静けさと創造性が共存するこの空間で、バリ島の奥深い芸術世界に触れてみてください。

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    王宮近くの美術館

    プリルキサン美術館は、ウブド王宮から徒歩わずか約3分という絶好のロケーションにあります。アクセスの良さから、観光の合間に立ち寄る旅行者も多く、特に午前中は比較的空いていてゆったり鑑賞できます。

    敷地は緑に囲まれており、静かな時間が流れる美術館内はまるで別世界。展示ギャラリーは屋外の小道で繋がれており、各館を回るたびにバリの自然や空気を感じられます。

    ウブド最古の美術館

    プリルキサン美術館は1956年に設立され、ウブドで最初の美術館として知られています。その設立には、バリ王族と、バリ文化をこよなく愛したオランダ生まれの画家ルドルフ・ボネが深く関わりました。

    館内には、1930年代から現代までの代表的なバリ絵画が収蔵され、伝統スタイルであるカマサン様式や、個性豊かな現代アーティストの作品まで多岐にわたります。収蔵点数は約1,000点以上。ウブドの芸術の歴史を知るには欠かせない場所であり、アート好きにとってはまさに宝庫といえる場所です。

    プリルキサン美術館見どころ

    プリルキサン美術館では、バリ島の伝統芸術とその進化の軌跡を一望できます。館内には、バリ絵画の多様なスタイルや、有名芸術家の作品が展示されており、芸術を通してバリ文化の深層に触れられるのが魅力です。

    展示だけでなく、体験型の文化プログラムも充実しており、五感でバリ芸術を楽しめるスポットです。

    バリ絵画

    バリ絵画は、その緻密な描写と豊かな物語性で世界中の芸術ファンを魅了しています。プリルキサン美術館では、伝統的なカマサン様式からモダンな表現まで、幅広い作品が展示されています。

    カマサン様式は、影絵芝居(ワヤン)の物語を元にした平面的で象徴的な表現が特徴。一方で、1930年代以降のバリ絵画は、西洋の影響を受け、より自由で個性的なスタイルへと変化しています。こうした移り変わりを実際の作品を通じて体感できるのは、美術館ならではの魅力です。

    バリ芸術の父ウオルターシューピス

    バリ島の芸術発展に大きな足跡を残した人物が、ドイツ出身の画家ウオルターシューピスです。彼は1920年代にバリ島に移住し、現地の文化に深く感銘を受けました。

    ウオルターはバリ人アーティストに絵画技法を指導し、芸術を職業として成立させる基盤を築いた功労者です。また、バリ島の自然や人々の生活を描いた彼の作品は、今なお多くの人々に感動を与えています。その功績から「バリ芸術の父」と呼ばれ、島の文化史に欠かせない存在となっています。

    ウオルターシューピスの作品

    プリルキサン美術館には、ウオルターシューピスの代表的な作品が多数展示されています。彼の絵画は、バリの村の日常や儀式、自然の美しさを独特の視点で描いており、観る者をバリの世界へと引き込みます。彼の色使いは柔らかく繊細でありながらも、人物や風景には強い生命力が宿っています。

    特に、バリの女性や市場の風景を描いた作品は高く評価されており、当時のバリ島の空気感をそのまま閉じ込めたような感覚が味わえます。芸術を通じてバリに触れたい方には見逃せない展示です。

    プリルキサン美術館展示作品

    美術館内には、常設展示のほか、時期に応じた企画展も開催されており、訪れるたびに新たな発見があります。伝統的な絵画だけでなく、現代バリ人アーティストによる新しい感性の作品も数多く並んでいます。

    展示はジャンルごとに整理されており、鑑賞しやすい設計になっているのもポイントです。また、作品の多くには英語とインドネシア語で解説がついており、背景を理解しながらじっくりと鑑賞できます。芸術を通して、バリ島の歴史と文化を自然に学べる空間です。

    文化体験

    プリルキサン美術館では、芸術鑑賞に加えて、実際に体験できるプログラムが用意されています。特に人気なのが、バリ絵画のワークショップです。現地のアーティストが丁寧に教えてくれるこの体験は、初心者でも気軽に参加でき、時間は約2時間。参加費はおよそ150,000ルピア(約1,500円)と手頃で、自分だけのバリ絵画を完成させて持ち帰ることができます。

    また、期間限定でガムラン演奏やバリ舞踊の体験会が開催されることもあります。こうした文化体験は事前予約が推奨されており、空き状況や内容は公式情報で確認するのが確実です。観るだけではなく、自らの手でバリ芸術を感じられる貴重な時間になるでしょう。

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    プリルキサン美術館のベストシーズン

    プリルキサン美術館を訪れるなら、過ごしやすい気候の乾季がベストです。美術館は自然に囲まれており、心地よい風を感じながらの鑑賞が魅力。また、雨季ならではの静けさや、特別展の開催時期も見逃せません。季節ごとの魅力を知ることで、より深く美術館を楽しめます。

    乾季

    バリ島の乾季は5月から10月頃で、降雨量が少なく、湿度も控えめで観光にベストな時期です。特にウブドのような内陸部は、朝晩の気温が22~24度と涼しく、美術館をゆっくり巡るのにぴったりです。プリルキサン美術館の敷地内は屋外通路や庭園が多く、乾季ならではの爽やかな空気の中でのんびりと鑑賞できます。

    また、この時期は観光客も多く、展示内容や館内ガイドも充実していることが多いため、初めての訪問にもおすすめです。晴れた日のウブド散策と合わせて、美術館巡りを満喫できます。

    雨季

    バリ島の雨季は11月から翌年3月頃で、特に午後から夕方にかけてスコールが多くなります。この時期のウブドは観光客が比較的少なく、プリルキサン美術館も静かな雰囲気に包まれます。ゆったりと落ち着いてアートに向き合いたい方には、むしろ雨季の方が理想的なタイミングかもしれません。

    また、雨に濡れた庭園や木々の緑がより鮮やかになり、美術館の自然美も際立ちます。屋内展示が中心なので、天候の影響を受けにくいのも嬉しいポイント。雨宿り感覚で立ち寄って、バリのアートと静けさを堪能してみてはいかがでしょうか。

    特別展やイベント

    プリルキサン美術館では、年間を通して様々な特別展やアートイベントが開催されています。特に7月〜8月の乾季シーズン中は、バリ島の芸術家による個展やテーマ別の展示が多く、美術ファンにはたまらない時期です。また、バリ島の祝祭「ガルンガン」や「クニンガン」に合わせて行われる特別展示では、宗教行事と芸術が融合した独自の世界観に触れることができます。

    さらに、雨季にはアーティストとの交流会やワークショップも開催されることがあり、静かな時期ならではの深い体験ができるチャンスです。訪問前には公式情報をチェックし、特別な展示に合わせて旅の計画を立てるのがおすすめです。

    プリ・ルキサン美術館への行き方

    デンパサールからウブド中心部に位置するプリ・ルキサン美術館までは、車で約1時間から1時間半、距離にして約25〜30kmです。移動手段としては、タクシーやカーチャーターが一般的です。​

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    タクシー

    デンパサールからタクシーを利用する場合、所要時間は約1時間から1時間半です。​料金は交渉制で、片道約300,000〜400,000ルピア(約2,300〜3,000円)程度が目安です。

    ​ただし、ウブドではメータータクシーの営業が制限されており、帰りのタクシーを見つけるのが難しい場合があります。そのため、往復での利用や待機を依頼する際は、事前にドライバーと交渉し、料金や待機時間を確認しておくことが重要です。​

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    カーチャーター

    カーチャーターは、専用車とドライバーを一定時間貸し切るサービスで、デンパサールからプリ・ルキサン美術館への移動に適しています。​料金は利用時間や車種によりますが、一般的には4時間で約500,000ルピア(約3,800円)、8時間で約700,000ルピア(約5,300円)程度が相場です。

    ​カーチャーターの利点は、ウブド内の他の観光スポットやレストランへの立ち寄りなど、自由な行程を組めることです。​また、時間を気にせず観光を楽しめるため、特に初めてバリ島を訪れる方や、効率よく観光したい方におすすめです。

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    プリルキサン美術館観光の所要時間

    プリルキサン美術館の観光には、平均して1時間半から2時間ほどが目安です。館内は4つの展示館に分かれており、それぞれにテーマ性のある展示がなされているため、じっくり見て回るなら2時間は確保したいところです。庭園やカフェもあるため、アート鑑賞の合間にひと休みする時間も含めてゆとりを持ったスケジュールがおすすめです。

    さらに、文化体験のワークショップなどに参加する場合は、追加で2時間ほどを見込むと良いでしょう。ウブド中心部からのアクセスも良好なので、午前中の観光や午後の散策プランにも組み込みやすい立地です。

    プリルキサン美術館の施設

    プリルキサン美術館は、アート鑑賞だけでなく、訪れる人がゆったり過ごせる工夫が随所に施された施設です。4つの展示館に加えて、緑豊かな庭園や落ち着いた雰囲気のカフェも併設されており、芸術と自然を同時に楽しめるのが魅力です。散策や休憩を交えながら、心豊かな時間を過ごすことができます。

    第1展示館(伝統絵画の世界)

    第1展示館では、バリ島の伝統的な絵画様式であるカマサン様式やウブド様式の作品が展示されています。カマサン様式は、ワヤン(影絵芝居)の物語をもとにした構図で、登場人物や神々を左右対称に描くのが特徴です。絵全体が物語の一場面のように展開されており、細かく描かれた線や模様に圧倒されます。

    ヒンドゥー神話や古代叙事詩が題材になっているため、歴史的背景を知るきっかけにもなります。館内の解説パネルは英語とインドネシア語で書かれており、伝統絵画の世界にじっくり浸れる空間となっています。

    第2展示館(モダンバリ絵画)

    第2展示館は、1930年代以降のモダンバリ絵画を中心に展示しています。西洋の画家や思想の影響を受けたバリ島のアーティストたちが、自由で個性的な表現を模索し始めた時代の作品が揃います。従来の宗教的モチーフだけでなく、日常生活や感情をテーマにした作品も多く、バリ絵画の表現の幅広さが感じられます。

    色彩や構図も多様で、見る人によって受け取る印象が異なるのも特徴です。バリ島における芸術の転換期を象徴する貴重な作品が集まり、アートの進化を肌で感じられる展示となっています。

    第3展示館(現代アートの展示)

    第3展示館では、現代のバリ人アーティストや若手作家による斬新な作品が展示されています。ジャンルも多岐にわたり、絵画に限らず彫刻やインスタレーションなども含まれています。

    伝統的なモチーフに現代的な感性を融合させた作品や、社会問題をテーマにした表現など、多様な視点が盛り込まれており、アートに対する刺激的な問いかけが感じられます。特に若い観光客や芸術に関心のある人には人気のエリアで、撮影可能なスポットも点在しています。新しいバリ芸術の流れを体感できる、今注目の展示館です。

    第4展示館(企画展と特別展示)

    第4展示館は、企画展や特別展が定期的に行われるスペースです。内容は季節や行事、特定のアーティストに合わせて変わり、訪れるたびに異なるアートと出会えるのが魅力です。例えば、バリの伝統祭「ガルンガン」や「サラスワティ」に関連するテーマ展では、宗教行事と芸術のつながりを深く知ることができます。

    また、現地の芸術学校とのコラボレーションによる学生展もあり、若手アーティストの初々しい感性に触れられる貴重な機会です。最新の展示情報は事前に公式ページでチェックするのがおすすめです。

    カフェ

    展示鑑賞の合間にひと息つけるカフェは、美術館の敷地内にひっそりと佇んでいます。木陰に設けられたテラス席では、ウブドの涼やかな風を感じながらコーヒーやトロピカルドリンクを楽しめます。

    バリ島の素材を使った軽食やスイーツも提供されており、特に人気なのがバリ風バナナケーキ。価格もリーズナブルで、ドリンクは30,000ルピア(約300円)ほどから注文できます。アートの余韻に浸りながら過ごすカフェタイムは、観光の中で特別なひとときとなるでしょう。

    美しい庭園

    プリルキサン美術館の魅力のひとつが、敷地内に広がる手入れの行き届いた庭園です。南国の植物が彩る小道や、池に浮かぶ蓮の花、石像などが点在し、まるでひとつの芸術作品の中を歩いているかのような気分にさせてくれます。

    庭園の静けさは、鑑賞後の余韻を楽しむのにぴったりで、ベンチに腰かけて風に吹かれながら過ごすのもいいでしょう。写真撮影にも適しており、観光客にとってはインスタ映えスポットとしても人気があります。自然とアートが一体となった空間がここに広がっています。

    プリルキサン美術館観光の注意点

    プリルキサン美術館を訪れる際は、静かな雰囲気を大切にするための「鑑賞マナー」、一部作品に適用される「撮影制限」、そして屋外スペースが多い施設特性を考慮した「天候への備え」の3点に注意が必要です。

    これらを事前に理解しておくことで、他の来館者と心地よく空間を共有しながら、バリ島の芸術世界を存分に楽しむことができます。

    静かな鑑賞マナー

    プリルキサン美術館は、美しい自然と芸術作品に囲まれた落ち着いた空間です。その静けさを保つためにも、館内では静かに行動するのが基本マナーとなります。特に展示室では、作品に集中している来館者が多いため、大きな声での会話やスマートフォンの通話は控えましょう。

    また、小さなお子様連れの場合は、走り回ったり展示物に触れたりしないよう、保護者の方が見守ることが大切です。誰もが心地よく芸術に向き合える環境を守るために、静かな鑑賞を心がけましょう。

    展示作品の撮影制限

    館内の一部では写真撮影が可能ですが、すべての作品が撮影自由というわけではありません。特別展や個人作家の作品では撮影禁止の表示がある場合があり、無断での撮影はトラブルの原因となることもあります。

    フラッシュ撮影は禁止されていることが多く、展示物の保存や他の鑑賞者の迷惑にならないよう注意が必要です。撮影前には必ず案内表示を確認し、ルールを守ることが大切です。作品を目でしっかり楽しみ、思い出を心に刻むことも美術館の楽しみ方のひとつです。

    天候への備え

    プリルキサン美術館は、屋外の庭園や建物間の移動スペースが多く、天候の影響を受けやすい造りになっています。乾季であっても午後にスコールが降ることがあるため、折りたたみ傘やレインコートを持参すると安心です。

    また、日差しの強い日には帽子や日焼け止めもあると快適に過ごせます。足元は滑りにくいスニーカーやサンダルがおすすめです。天気に合わせた服装や持ち物を用意しておけば、展示鑑賞だけでなく、美しい庭園や自然の中での散策も存分に楽しめます。

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    プリルキサン美術館周辺の観光スポット

    プリルキサン美術館の周辺には、徒歩圏内で楽しめる観光名所が集まっています。ウブドの中心部に位置しているため、美術館と合わせて文化やショッピング、寺院巡りなどを一日で楽しむことができます。芸術や歴史、ローカルな魅力に触れられる観光スポットばかりなので、散策コースとしてもおすすめです。

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    ウブド王宮

    ウブド王宮は、プリルキサン美術館から徒歩約3分の場所にある歴史的建造物です。ウブドの王族が現在も居住するこの王宮では、伝統的なバリ建築や美しい石彫りが見どころ。

    毎晩行われるバリ舞踊の公演も人気があり、芸術鑑賞の延長として楽しめます。美術館で静かにアートを味わった後、バリの伝統文化を体感する場として訪れるのにぴったりのスポットです。

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    ウブド市場

    ウブド市場は、王宮のすぐ向かいにあり、プリルキサン美術館からも徒歩5分ほどでアクセスできます。色とりどりのバリ雑貨、伝統衣装、ハンドメイドのアクセサリーなどが並び、買い物好きにはたまらない場所です。

    ローカルの雰囲気を楽しみながら、思い出に残るお土産探しができるのも魅力。美術館でアートに触れた後、その感性で選ぶ雑貨は特別な一品になるかもしれません。

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    サラスワティ寺院

    サラスワティ寺院は、美術と学問の女神を祀るウブドの象徴的な寺院です。プリルキサン美術館から徒歩約4分ほどで、蓮の花が咲き誇る池と美しい門構えが訪れる人を魅了します。

    静寂な雰囲気の中、心を落ち着けながら散策できるのが魅力。美術館と合わせて訪れることで、バリの精神文化と芸術のつながりを深く感じられる場所です。

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    ネカ美術館

    ネカ美術館は、プリルキサン美術館から車で約10分の距離にあり、バリ絵画の系統立てたコレクションで知られています。特に現代バリ絵画や外国人画家の作品が充実しており、プリルキサン美術館とは異なる視点からアートを楽しめます。

    時間に余裕があれば、バリ美術をより立体的に理解するためのセット訪問がおすすめです。芸術にじっくり浸りたい方には理想的な組み合わせです。

    プリルキサン美術館基本情報

    • 住所:Jalan Raya Ubud, Ubud, Gianyar, Bali 80571, Indonesia
    • 電話番号:+62 361 971159
    • 営業時間:毎日 09:00〜17:00(ニュピを除く)
    • 入場料:大人 95,000ルピア(約950円、ドリンク付き)
          子供(7〜12歳):50,000ルピア
          6歳以下の子供:無料
    • Googleマップ

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