バリ島の治安と注意すること。安全に過ごすためには何に気をつけるべき?

    青い海に広がる白い砂浜、美味しい海鮮料理、伝統的なバリ舞踏ショー、そして世界的に有名なバリスパなど、魅力溢れるバリ島。そんなバリ島を旅行してみたいけど治安は大丈夫なのかな、と不安に感じている人は多いかもしれません。

    特に女性だけの旅や一人旅の場合、治安は気になるところですよね。そこで本記事では、バリ島の治安や注意すべきことについて詳しく解説しています。 バリ島を安全に旅行するために、ぜひチェックしてみてください。

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    目次

    バリ島の治安情報

    バリ島はインドネシアの一部であり、多くの観光客が訪れる人気の観光地です。しかし、その美しさと文化的な魅力と同じくらい、治安について理解し、注意深く行動することが重要です。

    治安情報

    全般的に、バリ島の治安は比較的良いと言えます。大規模な暴力事件や犯罪は少ない一方で、スリや窃盗などの小規模な犯罪は頻発しています。

    特に観光地や市場、ビーチなど人が多く集まる場所では注意が必要です。貴重品はなるべく持ち歩かず、ホテルのセーフティボックスに預けることをおすすめします。

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    政治と経済の状況

    インドネシア全体の政治経済の状況は比較的安定しています。インドネシアの中でも特にバリ島は、外務省の海外安全のホームページでも「レベル1」となっており、海外渡航先としては安全度が高い方に指定されています。だからといって油断をしてはいけませんが、自分自身で気をつけていれば防げる犯罪がほとんどです。

    リラックスして観光を楽しみやすい場所です。しかし、過去にはテロ事件も発生しているため、新たな情報を定期的にチェックし、不審な動きには警戒することが必要です。最新の情報は、外務省の海外安全ホームページでチェックしておきましょう。

    注意すべき事項

    バリ島は比較的治安が良い観光地ですが、旅行者を狙った犯罪やトラブルに注意が必要です。特に、貴重品の管理や移動手段の選択、飲食物の安全には気をつけましょう。治安が良いとはいえ、知っておくべき注意点を以下にまとめました。

    貴重品の管理

    スリや窃盗はバリ島でも頻発しています。特に、繁華街やビーチ、ナイトマーケットでは観光客が狙われやすいため、バッグは体の前に持ち、リュックは背中ではなく前掛けにすると安心です。

    また、貴重品は極力ホテルのセーフティボックスに預けることをおすすめします。必要な現金やクレジットカードのみを持ち歩き、その他の貴重品はなるべく持ち歩かないようにしましょう。

    タクシー・レンタルバイクの利用

    タクシーやレンタルバイクの利用時には注意が必要です。適正な料金を事前に確認し、不審なサービスを避けましょう。

    レンタルバイクは正規の業者から借りることをおすすめします。また、交通ルールを守り、ヘルメットを着用することを忘れないようにしましょう。

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    飲食物

    バリ島の屋台は美味しい料理を提供していますが、衛生状況は必ずしも良いとは限りません。食事は清潔そうなレストランや調理過程が見える屋台で摂るようにしましょう。

    以上のように、バリ島の治安は全体的には良好ですが、注意は必要です。 これらの注意点を理解し、適切に行動することで、バリ島での滞在をより安全に楽しむことができます。

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    バリ島で注意すべき場所

    バリ島は全体としては治安がいいといっても、それぞれのエリアや地区によっては、治安がそれほど良くないところもあります。

    観光地、市場、ビーチなど人が多く集まる場所ではスリや窃盗が頻発します。貴重品をなるべく見えない場所に保管し、身体から離さないように注意しましょう。

    クタ・レギャン地区

    ナイトクラブやバーが多く、深夜まで夜遊びをする旅行者が溢れかえる地区がクタ・レギャンです。人が多く集まる場所ですし、夜の闇に紛れてスリや置き引きなどの悪さをするものも現れます。また、世界各国からやってくる旅行者の中にも、酔っ払ってトラブルを起こす人はいます。

    バリ島の繁華街クタ&レギャンエリア完全ガイド」にて詳しく解説しています。

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    ヌサドゥア・ジンバラン地区

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    高級リゾートホテルが立ち並ぶこのエリアは、治安も安定しています。特に世界的にも有名なホテルチェーンであれば、セキュリティも万全なところが多いです 。そうはいっても、一旦リゾートホテルエリアを離れると、道も暗くなり、ひったくり などの軽犯罪に巻き込まれたという報告もあります。

    リゾートエリアだからといって油断することなく、ホテルの外に出る時は、徒歩よりもタクシーなどを利用するようにしてください。

    スミニャック・オベロイ・チャングー地区

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    クタやレギャン地区よりも落ち着いた雰囲気のスミニャック周辺のエリアには、高級ヴィラやリゾートが並び、一人旅の女性の利用も多いです。しかし旅行者が多く集まるエリアですので、それを狙う犯罪者も集まってきます。

    スリやひったくり、飲酒運転による事故などが起こっています。日中は通りに人があふれ活気がありますし、夕方には夕焼け景色を一目見ようと訪問者が増えます。

    しかし、夜になると人通りもまばらになり、一気に静かになります。そのため女性の一人歩きは控えることをおすすめします。どうしても夜に外出するときは、近くてもタクシーを使うなどしてください。

    ウブド地区

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    素朴な雰囲気ただようウブドは、バリ島の中でも治安がよいエリアです。ほかエリアのように深夜まで営業しているバーやナイトクラブが少ないため、酔っぱらいによるトラブルもあまりありません。ただし、自然の中に建てられたヴィラでは、盗難事件も報告されているため、油断は禁物です。また、夜になると野犬が増えることも、最近問題になっています。

    バリ島には狂犬病があるため、犬などの動物からは距離を置くことをおすすめします。田舎だからこそ、小さな道は夜になると真っ暗になります。人出がなくさみしい夜道を歩くことは避け、できるだけタクシーなどを利用するようにしましょう。

    また、観光客の増加に伴い、このエリアでもぼったくりなどのトラブルが起こっています。ウブド市場など、値札がないお店で異常に高額な値段をふっかけられるというケースです。私たち日本人はつい日本の価格と比較して「安い」と感じてしまいがちです。値段交渉が必要なお店に行くときは、前もって相場価格を調べておくなどの対策をしておきましょう。

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    バリ島で注意すべきこと

    特に、繁華街やビーチでは観光客を狙った盗難が発生することがあるため、貴重品の管理を徹底し、人混みでは警戒を怠らないことが大切です。また、深夜の外出や人気のない場所の移動は避けるのが安全です。

    一人歩きはしない

    特に深夜の一人歩きや女性1人での行動は慎む方が賢明です。このエリアでは不法薬物などの誘いも報告されています。

    興味本位で話に乗ったりせず、断固とした態度をとりましょう。スマホや貴重品は目を離さないようにします。できれば、なくなって困るものはホテルに預けて外出する方がおすすめです。

    移動はタクシーで

    表のメイン通りは人に賑わっていても、一歩裏道に入ると人気がなく寂しい雰囲気の路地もあります 。このような道を歩き回ったりしないように、移動手段にはできるだけタクシーなどを利用するようにしてください。

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    親しく話しかけてくる人に注意

    バリの人と仲良くなってナイトクラブなどに遊びに行った後、睡眠薬強盗やひったくりなどに巻き込まれたという報告もあります。

    海外では日本人というだけでお金を持っていると勘違いされたり、狙われやすくなるということを自覚して行動するようにしてください。特に、日本語が上手で話しかけてくる現地の人には警戒心を解かないようにしましょう。

    深夜の街中は避ける

    バリ島は比較的治安が良いですが、深夜の外出は注意が必要です。特に観光客の多いクタやスミニャックでは、酔っ払いによるトラブルやスリ、ひったくりが発生することがあります。

    バーやナイトクラブで楽しんだ後は、人気のない道を歩かず、信頼できるタクシーや配車アプリ(Gojek、Grab)を利用するのが安全です。女性の一人歩きは特に避け、深夜はホテルで過ごすのが安心です。

    バリ島の治安で注意すべき時期

    バリ島の治安について、場所による違いの他に、時期による治安状況の変化もあります。クリスマスや年末年始など、観光業の繁忙期には荒稼ぎしようとする犯罪者も増えるようで、トラブルが起こりやすい傾向にあります。

    また、イスラム教徒にとって重要な「ラマダン」前後も犯罪が起こりやすいです。

    イスラム教徒が多いインドネシアにあって、バリ島はヒンドゥー教徒が大部分を占めるエリアです。 しかし、インドネシア他地域からバリ島へ出稼ぎに来ているイスラム教徒もいるため、ラマダンの時期には混乱が起こりやすいのです。

    バリ島で日本人が被害に遭っている事件

    観光地として有名なバリ島ですが、残念ながら日本人旅行者が被害に遭う事件も報告されています。以下に、具体的な例をいくつか挙げます。

    スリや窃盗

    これはバリ島だけでなく、世界中の観光地で一般的に見られる事件です。観光地や市場、ビーチなど人が多く集まる場所で特に注意が必要です。貴重品はなるべくホテルのセーフティボックスに預け、持ち歩く場合も自分の視界に常に入る場所に保管することが重要です。

    後ろからバイクでやってきてバッグを盗られるという事件はどこの観光地でも起こっています。バリ島はインドネシアの中では裕福な方ですが、それでも日本人のお給料と比べれば雲泥の差です。経済差を理解したうえで、スキを見せないことが大切です。

    タクシーやレンタルバイクのトラブル

    バリ島でタクシーやレンタルバイクを利用する際に、料金に関するトラブルがしばしば報告されています。料金を事前に確認し、適正な料金を請求する業者を選ぶことが重要です。また、レンタルバイクの場合は、事故に遭った場合の補償制度が明確に示されている業者を選ぶことも大切です。バリ島は公共交通機関が発達していないため、どうしてもタクシーを利用する機会が多くなります。タクシーでも、ブルーバードタクシーというメータータクシーならまだ安心ですが、それ以外のタクシーではぼったくりの被害が非常に多いです。

    バリの人でも、タクシーはブルーバードしか乗らないというくらい、他のタクシーは評判が悪いです。メータータクシーであれば、きちんとメーターが回っているかのチェックが必要ですし、交渉制タクシーの場合は事前に相場価格を確認しておくことがトラブルを避けるコツです。最近ではブルーバードタクシーをコピーしたような偽ブルーバードもあるようです。場所によっては利用しにくいエリアもありますが、配車アプリのGrabを使うと、ぼったくりの危険性は劇的に小さくなります。

    強引な物売り

    バリ島のビーチでよくウロウロしている物売りは、よほど商品に興味がある場合を除き、無視するのが賢明です。小物商品の売り子だけでなく、髪の毛の三つ編みやマニキュアなどのサービスを提供する売り子もいます。

    売り込み方はかなり強引で、決まってぼったくり金額を請求されるので注意してください。すすめられても興味がなければはっきりと断りましょう。うかうかしていると勝手に三つ編みやマニキュアをはじめられてしまいます。

    ナンパ(ジゴロ)

    最近は少し減少したようですが、バリ島といえばジゴロというくらい、お金目当てにナンパしてくるバリの男性がいます。日本人女性は誘われてもはっきりと断らないため、トラブルに巻き込まれやすいようです。

    悪質なケースでは、お酒に睡眠薬を混ぜて眠ったスキに金品を奪うという犯罪が起きています。日本語がカタコト話せる魅力的な男性が近づいて来ても、決して相手にしないようにしましょう。

    不法薬物

    どこの街でも特に夜になると、薬物の誘いをかけられることがあります。インドネシアは大麻などの違法薬物にはとても厳しい国で、外国人だからといって容赦されません。

    くれぐれも、興味本位で手を出したりしないようにしてください。

    食中毒

    衛生管理が不十分な飲食店で食事をすると、食中毒になるリスクがあります。食事は清潔そうなレストランや、調理過程が見える屋台を選ぶことがおすすめです。

    これらの事例からわかるように、バリ島では基本的な安全対策をしっかりと講じることが重要です。 自分自身の責任で安全を確保し、楽しく、安心して旅行を継続できるようにしましょう。

    バリ島旅行で危険な目にあったらどうする?

    バリ島は比較的安全な観光地ですが、スリや置き引き、交通事故などのトラブルに遭遇する可能性もあります。万が一、犯罪や事故に巻き込まれた場合は、冷静に対応し、現地の警察や大使館に連絡することが重要です。

    以下に、具体的な対処法を紹介します。

    犯罪に遭遇した場合

    バリ島ではスリや置き引きが発生することがあり、万が一被害に遭った場合は、すぐに警察(ポリシ)へ届け出ることが大切です。観光客向けの警察署「ツーリストポリス」があり、英語での対応も可能です。

    パスポートや貴重品が盗まれた場合は、在インドネシア日本大使館にも連絡し、再発行の手続きを進めましょう。また、クレジットカードの不正利用を防ぐため、カード会社へ連絡し、利用停止の手続きをすることも重要です。

    事故や怪我をした場合

    バリ島では、交通ルールの違いや道路状況の悪さから、交通事故が発生しやすいため、バイクや車の運転には十分注意が必要です。万が一事故や怪我をした場合は、すぐに病院へ行くことが重要です。

    バリ島には国際的な医療水準の病院もあり、旅行者向けの救急対応をしてくれる施設もあります。旅行保険に加入している場合は、保険会社にも連絡をします。 また、重大な事故や怪我の場合は、大使館や領事館にも連絡を取ると良いでしょう。

    必要な連絡先

    以下に、問題発生時に役立つ連絡先を挙げます。

    • 日本国大使館(ジャカルタ):+62-21-3192-4308
    • 日本国総領事館(デンパサール): +62-361-227-628
    • 現地警察:110(インドネシア全国共通)

    持っておくべき防犯グッズ

    バリ島では、スリや置き引き、ひったくりに備えて防犯ブザーなどの防犯グッズを持つこともおすすめします。旅行中は、ウエストポーチや斜めがけバッグを利用し、ファスナー付きのものを選ぶと安全です。

    さらに、スキミング防止機能付きのカードケースを持っておくと、クレジットカードの不正利用を防げます。ダイヤル式の小型南京錠を使えば、ホテルの荷物管理にも役立ちます。

    覚えておくべき現地語フレーズ

    英語が通じる場所も多いバリ島ですが、一部ではインドネシア語が求められることもあります。以下に、緊急時に役立つインドネシア語のフレーズを挙げます。

    • “Tolong!”(トロン):助けて!
    • “Saya butuh bantuan.”(サヤ・ブトゥ・バンタン):助けが必要です。

    以上のように、万が一の状況に備えることで、バリ島での旅行をより安全に楽しむことができます。事前準備と適切な対応が大切です。

    バリ島に子供を連れて行っても大丈夫?

    バリ島は子供連れの旅行にも適した観光地で、家族向けの施設やアクティビティが充実しています。テーマパークやウォーターパーク、動物と触れ合えるスポットなどがあり、子供も飽きずに楽しめます。

    観光地として比較的安全ですが、子供を連れて行く際にはいくつか注意点があります。スリや置き引き、交通事故、衛生管理などに気をつけることで、安心して旅行を楽しむことができます。安全対策をしっかり行い、家族連れでも快適に過しましょう。

    子供向けの施設やアクティビティ

    バリ島には子供が楽しめる施設が多く、比較的安全に遊べる環境が整っています。人気の「ウォーターボム・バリ」では監視員が常駐しており、スライダーや流れるプールで安心して遊べます。「バリ・サファリ&マリンパーク」ではサファリツアーや動物ショーが楽しめますが、動物との距離が近い場面もあるため、小さな子供は目を離さないようにすることが重要です。

    ビーチではサヌールやヌサドゥアが穏やかで安全ですが、クタなどの波が強いビーチでは遊泳を控えるのが無難です。観光地ではスリや置き引きに注意し、混雑した場所では子供と手をつないで移動することが大切です。適切な対策をすることで、安心して家族で楽しく過ごしましょう。

    家族で移動するならカーチャーターが便利

    バリ島で安全に移動するためにはタクシーが一般的ですが、子ども連れの家族ならカーチャーターが便利です。車を1日貸し切ってしまえば、効率よく観光地を巡ることができます。

    移動するたびにタクシーを探す必要がなく、荷物などもある程度車内に置いておくことができます。子ども連れの場合は、圧倒的に便利で楽ちんなので、検討してみてください。

    健康と衛生

    バリ島に子供を連れて行く際には、健康と衛生面に注意が必要です。飲食に関しては衛生状態が良いとはいえない場所もありますので、信頼できるレストランやホテルでの食事がおすすめです。また、飲料水に関してはボトルウォーターを購入するか、飲食店で提供される安全な水を利用しましょう。バリ島には水道がきちんと整備されていません。

    そのため井戸水や地下水の利用が多く、飲料水として使用できません。決して水道の水をそのまま飲んだりしないようにしてください。病気や怪我の予防のためには、旅行前に子供の予防接種を確認し、必要なら再度予防接種することが重要です。また、旅行保険にも加入しておくと安心です。

    セキュリティ

    バリ島での旅行中も、親が子供の安全を確保する責任があります。子供が一人で歩き回らないようにし、常に親が近くにいることを確認しましょう。また、スリや窃盗から子供を守るために、子供用の防犯ブザーを持たせることも一つの方法です。

    以上のような点を注意しながら、バリ島は子供連れでも十分に楽しむことができる素晴らしい旅行先です。 子供たちにとっても親にとっても楽しい思い出作りの旅行になることでしょう。

    バリ島はテロの可能性はあるの?

    バリ島

    世界中どの地域においても、ゼロリスクというわけにはいかないのが現実です。バリ島においても、過去には残念ながらテロ事件が発生しています。具体的には、2002年と2005年に大規模な爆弾テロが発生し、多数の観光客が犠牲となりました。しかし、それ以降は大規模なテロ事件は発生しておらず、政府も治安維持に力を入れています。

    インドネシア政府はテロ対策に力を入れており、特に観光地であるバリ島では警察や治安部隊が常に警戒を強化しています。また、ホテルやショッピングモールなどの施設でもセキュリティが強化され、入口での荷物チェックやメタルディテクターによるチェックが行われています。それでも、完全にテロリスクを排除することはできません。

    旅行者としては、いつでも情報に注意を払い、緊急時の避難ルートを把握し、不審な人物や物体を見かけた場合はすぐに警察に通報するなど、自己防衛の意識を持つことが大切です。また、出発前には最新の海外安全情報を確認し、現地でもニュースなどを通じて最新の情報を入手するようにしましょう。 これにより、リスクを最小限に抑えつつ、バリ島での滞在を楽しむことが可能です。

    バリ島で危険な目にあった体験談

    ある日本人旅行者は、バリ島のビーチでリラックスしている最中にスリに遭いました。彼はビーチチェアに座っている間、自分のリュックサックから財布とスマートフォンを盗まれました。

    バリ島のビーチおすすめ7選!バリ島にある魅力的なビーチを解説」でもおすすめのビーチを紹介していますが、人目があるところでも油断せず、貴重品はなるべく見えない場所に保管し、自分から離れないようにすることが大切です。

    バイクレンタルでも注意

    バリ島では多くの観光客がバイクをレンタルし、自由に島を探索します。しかし、その利便性と楽しさに反して、バイクレンタルにはいくつかの注意点があります。バリ島では無免許運転も多く、かなり強引な運転をする現地民もいます。事故に遭ってしまうとせっかくの旅行が台無しになってしまいます。

    運転時には細心の注意を払い、無理な運転はしないようにしましょう。また、バリの人はヘルメットをかぶらない人もいますが、ヘルメットは必ずかぶるようにしてください。 万が一事故に遭ったとき、ヘルメットをつけていないと海外旅行傷害保険の保証が下りなくなることがあります。

    運転免許証と保険

    まず、バイクを運転するには適切な運転免許証が必要です。インドネシアでは国際運転免許証が認められています。日本で取得した免許証を持っている場合でも、国際運転免許証を取得しなければなりません。また、レンタルするバイクに対する保険についても確認しましょう。

    多くのレンタルショップでは保険が付いていないので、事故が起きた場合に自己責任となることが多いのです。そのため、個人の旅行保険にバイク事故がカバーされているか確認してください。

    交通ルールと安全運転

    バリ島の交通ルールは日本と異なり、信号が少なく、交差点では車やバイクが無秩序に進むことが多いため、運転には十分な注意が必要です。左側通行となっていることや、車やバイクが頻繁に割り込んでくるため、周囲の状況を常に確認しながら運転することが重要です。

    また、歩行者や動物が突然道路に飛び出してくることもあるため、スピードの出しすぎには注意しましょう。バイク専用レーンがない場所では車との距離が近く、接触事故が発生しやすいため、適度な車間距離を保ち、安全運転を心がけることが大切です。また、夜間の運転は危険が伴うため、なるべく避けることをおすすめします。

    バイクの状態チェック

    レンタルする際は、バイクの状態をしっかり確認し、不具合がないかをチェックすることが大切です。特にブレーキ、タイヤ、ライト、ウインカーの動作を確認し、問題がある場合は交換を依頼するか、別のバイクを選びましょう。また、バリ島の道路は舗装が不十分な場所が多く、穴や段差があるため、サスペンションの状態も重要です。

    レンタル時には車体の傷やへこみを写真で記録し、返却時のトラブルを防ぐようにしましょう。予備のヘルメットが付属しているかも確認し、安全運転の準備を整えることが大切です。

    バリ島で危ない目に遭わないための注意点

    バリ島は比較的安全な観光地ですが、スリや置き引き、詐欺などのトラブルが発生することがあります。特に観光客は狙われやすいため、危険な場所を避け、深夜の外出を控え、防犯対策を徹底することが大切です。

    貴重品の管理や服装にも気を配り、周囲に注意を払いながら行動することで、トラブルを未然に防ぎましょう。危険な目に遭わないためにできることをまとめておきます。

    貴重品の管理

    パスポートなどの最重要品は、できるだけホテルのセーフティボックスを利用するようにします。外出するとき、両替などでパスポートの提示が必要な場合もありますが、顔写真が写っているページのコピーを持っていけば問題ありません。

    ただし、格安ゲストハウスなどに宿泊する場合は、ホテルのセキュリティも安心できませんので、貴重品は肌身離さず身につけているほうが安全なケースもあります。

    常に周囲の状況を把握する

    バリ島では文化や習慣が異なり、慣れない環境にあるため、状況判断が遅れることがあります。そのため、周りの動きや雰囲気を常に注意深く観察することで、予期せぬトラブルや危険を早期に察知し、適切な対応や避難が可能となります。

    特に、混雑した市場や祭りなどのイベント、交通の流れが激しい道路などでは、細心の注意が必要です。

    危険な場所を避ける

    バリ島では、観光地以外の路地裏や人気のない場所では犯罪のリスクが高まります。特に、クタやデンパサールの一部エリアでは、スリや詐欺が発生しやすいため注意が必要です。

    また、夜のビーチやナイトクラブ周辺では、観光客を狙ったトラブルが起こることがあります。危険だと分かっている場所にはむやみに近づかないことや昼間でも人通りの少ない場所は避け、常に安全なルートを選んで移動しましょう。

    夜道を歩かない

    バリ島では、街灯が少なく暗い道が多いため、夜間の外出は特に注意が必要です。女性の一人歩きはもちろん、男性でも暗い路地を歩くことはできるだけ避けましょう。深夜に人気のない場所を歩くと、ひったくりや強盗に遭うリスクが高まります。

    ナイトクラブやバーで楽しんだ後は、徒歩で帰るのではなく、信頼できるタクシー会社や配車アプリ(Gojek、Grab)を利用するのが安全です。女性の一人歩きは特に危険なため、夜の外出はできるだけ控えることをおすすめします。

    現金は必要最低限だけ持ち歩く

    バリ島ではクレジットカードが使える場所が多いため、大金を持ち歩く必要はありません。スリや置き引きの被害を防ぐため、持ち歩く現金は必要最低限にし、財布を見せびらかさないように、身体に密着したインナーポケットやマネーベルトなどで隠して携帯するといいでしょう。

    ショッピングの際も、支払い時に大金を出すと目をつけられる可能性があるため、小額紙幣を用意し、分けて持つようにしましょう。また、ホテルのセーフティボックスを活用し、パスポートや多額の現金は安全に保管しておくのもポイントです。

    派手な服装をしない

    せっかくのバリ島旅行ですからおしゃれしたい気持ちはわかります。でも派手な格好や目立つ服装は、「狙ってください」といっているようなものです。特に、高級ブランドのバッグや時計を身につけていると、スリやひったくりの標的になりやすくなります

    カジュアルな服装を心がけ、現地の人々に溶け込むような服装を選ぶことで、不必要な注目を避けることができます。豪華なアクセサリーやブランドバッグは特に控えるようにしましょう。また、宗教的な場所では露出の多い服装は避け、現地の文化を尊重することも大切です。

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    バッグを前に持つ

    スリやひったくりの被害を防ぐために、バッグは前に持ち、ファスナー付きのものを選ぶことが重要です。特に、人混みの多い市場やナイトマーケットでは、背中にリュックを背負っていると簡単に狙われるため、斜めがけのショルダーバッグやウエストポーチの使用がおすすめ。

    また、歩きながらスマートフォンを使用すると、ひったくりに遭う可能性があるため、周囲に注意を払いながら移動することを心がけましょう。

    荷物を離さない

    荷物を床に置いたり、レストランで食事中に隣りの椅子にバッグを置いたりしないようにします。くれぐれも、レストランの席取りに荷物を置いて席を離れたりしないようにしてください。

    荷物から目を離したスキに、その荷物はたちまち消えてしまうと認識するべきです。食事をするとき、バッグは膝の上に置くようにします。

    しつこく話しかけてくる人は相手にしない

    しつこい物売りやナンパは無視してください。できるだけ速やかに、その場を離れるのが賢明です。親切心や好意で話しかけてくる人もいると思いますが、それ以上にトラブルになるケースが多すぎます。

    特に日本語で話しかけて来る人は、絶対に相手にしないように。

    過度なアルコール摂取を控える

    アルコールによって判断力や認識能力が鈍化すると、危険を察知しづらくなります。また、酩酊状態になると、トラブルの引き金となる言動を取りやすくもなります。

    バリ島観光での飲酒は楽しみの一つではあるものの、節度を持って摂取することが重要です。特に知らない人たちとの飲酒は、酔った状態での盗難や詐欺、身体的な危害などのリスクが高まるため、注意が必要です。

    0の多い通貨でもしっかり確認する

    インドネシア通貨のルピアは大きな額面が多いため、細かく確認する習慣が必要です。支払いや受け取りの際、通貨の桁数や額面を確認して、間違いや詐欺を防ぎましょう。

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    深夜の外出を控えめにする

    深夜や早朝は、通行人が少なく、治安の悪化する時間帯ともいわれています。犯罪が起こりやすい時間帯を避けることで、危険から身を守ることができます。

    必要な場合、例えばレストランやバーから宿泊先への帰り道などは、信頼のおける公共の交通手段やタクシーを利用する、グループでの移動を心がけるなどの対策が効果的です。

    スキミングに注意する

    スキミングとは、クレジットカードやキャッシュカードの情報を盗み取る犯罪で、バリ島を含む観光地では被害が報告されています。犯人は、改造されたATMや不正なカードリーダーを設置し、カードの磁気情報をコピーして不正利用します。特に、人気のない場所にあるATMや小規模な店舗でのカード決済はリスクが高いため注意が必要です。

    対策としては、銀行の公式ATMやショッピングモール内のATMを利用する、不審な機械が取り付けられていないか確認することが重要です。また、クレジットカードを使う際は、店員にカードを持ち去らせず、目の前で決済してもらうことが安全です。カードの利用履歴を定期的に確認し、不正な請求がないかチェックすることも大切です。

    空港のポーターを避ける

    ングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)などで、非公式のポーターが荷物を持ちたがることがありますが、後で高額なチップを要求されることがあるので注意が必要です。

    公式のサービスを利用するか、荷物は自分で持つようにしましょう。

    しつこい物売りや麻薬の売人を避ける

    バリ島の観光地では、しつこい物売りや違法な薬物の売人に遭遇することがあります。特にクタやスミニャック、ナイトクラブ周辺では、観光客に近づいて商品を無理に売りつけたり、麻薬を勧めたりする人がいるため注意が必要です。

    対策としては、目を合わさず無視するか「ノー」とはっきり断ることが大切です。交渉を続けるとしつこく付きまとわれることがあるため、毅然とした態度を取ることが重要です。また、麻薬の売買はインドネシアでは重罪であり、関わると厳しい罰則を受ける可能性があるため、決して相手にしないようにしましょう。

    海外旅行傷害保険には必ず加入しておく

    バリ島では、病気や事故に遭った際の医療費が高額になるため、海外旅行傷害保険への加入は必須です。特に、バイク事故や食中毒、熱中症、デング熱などのリスクがあり、現地の医療機関を利用すると入院が必要な場合は、1日あたり数万円以上の高額な治療費がかかることがあります。

    対策としては、キャッシュレス診療が利用できる保険を選び、緊急連絡先を控えておくことが重要です。また、クレジットカード付帯の保険では補償が不十分な場合があるため、適切な補償内容を確認し、必要に応じて追加の保険に加入することをおすすめします。

    まとめ

    バリ島は美しい観光地ですが、治安面では少し注意が必要です。貴重品の管理、飲食物の選び方、交通手段の利用など、さまざまな面での注意点を心掛けることが大切です。

    また、最新の情報を常にチェックし、不審なことがあった場合は即座に適切な行動を取るようにしてください。 それぞれの注意点を把握し、バリ島での素晴らしい旅行を楽しみましょう。

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    ぜひバリ島観光の参考にしてみてくださいね!

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