南国の楽園・バリ島は、白砂のビーチ、緑あふれるライステラス、神秘的な寺院など、美しい景色に満ちた特別な島です。そんなバリ島でのフォトウェディングは、自然と文化が織りなす唯一無二の背景の中で、一生に一度の瞬間を写真に残せる贅沢な体験になります。
プロのカメラマンやヘアメイクが現地でサポートしてくれるため、海外でも安心して撮影に臨めるのも魅力のひとつ。バリ島の風に包まれながら、心に残る特別なウェディングフォトを残してみませんか。
バリ島フォトウェディングとは?

バリ島フォトウェディングとは、結婚式を挙げる代わりに、バリ島の絶景ロケーションでウェディング写真を撮影するスタイルです。バリ島の観光地で自然や文化を背景に、ふたりの特別な瞬間を写真で美しく残すことができる、新しい結婚のかたちとして人気を集めています。

結婚式のような思い出を写真で残す
結婚式は人生の大切な節目ですが、準備や費用の面で悩むカップルも少なくありません。そんな中、フォトウェディングは“写真で残す結婚式”として注目されています。特にバリ島では、美しいビーチや神秘的な寺院、緑豊かな自然が揃っており、まるで映画のワンシーンのようなロマンチックな写真が撮影できます。
衣装やヘアメイクも現地で手配できるため、気軽に本格的なウェディングフォトが叶います。写真撮影を通して、ふたりだけの思い出をじっくり味わえるのも大きな魅力。挙式はしないけれど、特別な瞬間を形に残したいカップルや新婚にぴったりのスタイルです。


前撮りとの違い
「フォトウェディング」と「前撮り」は似ているようで異なります。前撮りは、結婚式を予定しているカップルがその準備の一環として行う撮影で、式の招待状や当日の映像などに使用されることが多いです。一方、フォトウェディングは挙式や披露宴を行わず、写真撮影そのものをメインとしたイベントです。
バリ島でのフォトウェディングでは、式を挙げなくても南国の絶景を背景に本格的なブライダルフォトが残せるため、特別な旅と結婚の記念を兼ねることができます。また、撮影後にそのままハネムーンを楽しめる点も、前撮りとの大きな違いとして人気の理由になっています。
フォトウェディングがおすすめな人
フォトウェディングは、結婚式の形式にとらわれず自由なスタイルで記念を残したいカップルにおすすめです。費用や準備の負担を抑えたい人、少人数で落ち着いた形で思い出を作りたい人にはぴったりの選択肢です。また、再婚カップルや長年連れ添ったパートナーと改めて記念を残したい方にも人気があります。
さらに、旅行と写真撮影を同時に楽しみたい人や、海外でのロマンチックな体験を求める方にもバリ島フォトウェディングがおすすめです。特に自然が好きな人や南国リゾートに憧れのある人なら、バリ島の風景が一生の宝物になるはずです。
バリ島フォトウェディングの魅力

バリ島のフォトウェディングは、自然と文化が調和したロケーションで撮影できるのが最大の魅力です。ビーチ、夕日、チャペル、寺院、街並など、どこを切り取っても絵になる風景が揃っており、まさに非日常の空間で特別な瞬間を残すことができます。

夕日と撮影
バリ島の夕日は「世界三大サンセット」とも称されるほど美しく、水平線に沈む太陽が海と空をオレンジ色に染める光景は圧巻です。そんな幻想的な時間帯に撮影を行うことで、写真にドラマチックな深みが加わります。
特にジンバランビーチやタナロット寺院周辺はサンセット撮影の名所として知られており、シルエット風のカットや光を活かしたロマンチックな構図が人気です。夕日を背に手を取り合うふたりの姿は、言葉にできないほど感動的。時間とともに変わる空の色合いも、撮影の一瞬一瞬を特別なものにしてくれます。

絶景ビーチでの撮影
バリ島のビーチは、その透明度の高い海と白い砂浜が魅力で、南国らしい開放感あふれる写真が撮影できます。特にヌサドゥアやサヌール、ドリームランドビーチなどは観光客が比較的少なく、プライベート感を重視した撮影にぴったりのスポットです。
波打ち際を歩くショットや、砂浜に寝そべるショットなど、構図のバリエーションも豊富。透き通る青空とコバルトブルーの海を背景にすることで、まるで海外のリゾート雑誌の表紙のような写真が仕上がります。
チャペルでの撮影
バリ島には、美しい海を一望できるガラス張りのチャペルや、南国の緑に囲まれたナチュラルなチャペルが点在しています。たとえば「ブルーポイントチャペル」や「ホワイトドーヴチャペル」は、その開放感とロマンチックな雰囲気でフォトウェディングの人気スポットとなっています。
チャペルの撮影は、屋内の光が柔らかくまわるため、新婦のドレスやブーケのディテールも美しく写ります。また、静寂に包まれた空間で誓いのような一枚を残すこともでき、結婚式さながらの感動が味わえるのも魅力のひとつ。天候の心配が少ないのも、チャペル撮影の大きなメリットです。
バリ島の独特の街並や寺院での撮影
バリ島は、ヒンドゥー教の影響を受けた独特の建築や、石造りの装飾が印象的な寺院が多く存在します。たとえばウルワツ寺院やタマンアユン寺院など、歴史ある場所を背景にすることで、写真に文化的な深みが加わります。
街並では、バリらしい木彫りの門やカラフルな供物が彩る小道など、異国情緒を感じさせるスポットが点在しています。伝統衣装を着ての撮影もでき、和装やドレスとは異なる雰囲気を楽しむことができます。バリの文化を感じながら、唯一無二の一枚を残せるのがこのスタイルの大きな魅力です。

バリ島フォトウェディングのベストシーズン

バリ島は1年を通して温暖な気候が続く南国ですが、撮影にベストな時期は気候や文化行事に左右されます。特に乾季の晴天や、バリ島ならではの伝統行事に合わせた時期は、より印象的なフォトウェディングを叶えるチャンスとなります。

乾季(4月~5月)
乾季の4月から5月は、バリ島が最も過ごしやすく、フォトウェディングにも理想的なシーズンです。この時期は気温が平均28度前後と安定しており、雨も少なく、強い日差しの中でも湿度が控えめなため快適に過ごせます。空は高く澄み渡り、ビーチやライステラス、寺院などあらゆるロケーションでの撮影に適しています。
風景の緑もまだ生き生きとしていて、色彩豊かな写真を残すことができます。また、日本のゴールデンウィークと時期が重なるため、長期休暇を利用して撮影と旅行を兼ねるカップルも多いです。穏やかな気候の中で、自然体で美しい瞬間を残したい方にはぴったりの時期です。

雨季(11月~3月)
一見すると雨季の撮影は避けられがちですが、実はバリ島では一日にずっと雨が降ることはまれで、短時間のスコールが多いのが特徴です。早朝や夕方は晴れることも多く、時間を選べば美しい光の中で撮影ができます。この時期は観光客も比較的少ないため、人気のロケーションでも混雑を避けて撮影ができます。
また、宿泊費や撮影プランがオフシーズン価格になることもあり、費用を抑えながらゆったりとフォトウェディングを楽しみたいカップルには魅力的な時期です。特に屋内チャペルや伝統的な建築を活かした撮影には天候の影響が少なく、雨季ならではのしっとりとした空気感が、写真に落ち着いた雰囲気を与えてくれます。
ガルンガンとクニンガン
バリ島で最も重要な宗教行事「ガルンガン」と「クニンガン」は、210日ごとに巡ってくるヒンドゥー教の祝祭で、街全体が特別な雰囲気に包まれます。この期間、道端にはペンジョールと呼ばれる竹製の飾りが立ち並び、寺院は花や供物で美しく彩られます。まさにバリ島ならではの伝統と文化を感じられる絶好の撮影タイミングです。
伝統衣装をまとって撮影すれば、より深みのある一枚が仕上がるでしょう。また、現地の人々の祈りや祝福の雰囲気の中で撮影することで、写真に温かみと意味が加わります。文化的な背景とともに記憶に残るウェディングフォトを撮りたい方にとって、この時期は特別な選択肢となります。
バリ島フォトウェディングの費用

バリ島でのフォトウェディングは、ロケーションの美しさに加え、日本よりもリーズナブルな価格設定が魅力です。プラン内容やオプションによって価格は異なりますが、高品質なサービスを含めても予算を抑えやすいのが特徴です。
予算相場
バリ島でのフォトウェディングの相場は、基本プランでおよそ5万円〜15万円程度と、日本国内と比べてかなりリーズナブルです。ドレスのグレードや撮影時間、ロケーション数、オプションの有無によって価格は変動します。例えば、1ロケーションでの短時間撮影なら5万円前後で済むこともあり、複数ロケーションやチャペルでの撮影を加えると10万円以上になることもあります。
また、送迎や通訳、ヘアメイクの同行サービスが含まれるプランは費用がやや高めになりますが、その分快適でスムーズな撮影が叶います。ハネムーンと組み合わせて考えた場合でも、トータルで見れば国内よりもコストパフォーマンスの高い選択肢となるでしょう。
プランに含まれるサービス
バリ島のフォトウェディングプランには、撮影に必要な基本的なサービスがすべて含まれていることが一般的です。代表的な内容としては、プロのカメラマンによる撮影、ウェディングドレスとタキシードのレンタル、ヘアメイク、ブーケ、小物一式、送迎、撮影データの提供などがあります。
また、現地スタッフによる日本語対応のサポートが付くプランも多く、言葉の壁を心配せず安心して撮影に臨むことができます。ロケーションも1~2か所程度選べるものが一般的で、ビーチやチャペル、街中などから好みに応じて選べる点も魅力です。また、オプションでアルバム作成や動画撮影、ロマンチックなサンセット撮影を追加することもできます。
費用を抑えるポイント
費用を抑えてバリ島フォトウェディングを楽しむには、いくつかの工夫が有効です。まず、オフシーズンである雨季(11月〜3月)を選ぶことで、撮影料金や宿泊費が割安になる傾向があります。また、撮影ロケーションを1か所に絞ることで、移動や時間にかかるコストを削減できます。
さらに、オプションを最小限にし、ドレスのグレードアップや動画撮影などを控えることで予算内に収めやすくなります。持ち込みできる小物やアクセサリーを自分で用意すれば、オリジナリティを出しつつ費用も節約できます。旅行会社やウェディング専門会社が提供するパッケージツアーを利用するのも、費用を抑えながら安心感を得られるポイントです。

バリ島フォトウェディングを選ぶポイント
バリ島でフォトウェディングを成功させるには、プラン選びが重要です。撮影の内容やロケーション、サービス内容によって満足度が大きく変わるため、ポイントを押さえて自分たちに合ったプランを選びましょう。
カット数とクオリティ
フォトウェディングでは、最終的に手元に残る写真の枚数とクオリティが満足度を左右します。プランによっては50カット程度のものから、100カット以上の撮影が可能なものまでさまざまです。カット数が多いほど、表情やポーズ、構図のバリエーションが豊富になるため、より自然体で魅力的な写真を残せます。
また、カメラマンの実績やポートフォリオを事前に確認し、自分たちの好みに合うスタイルかをチェックしておくことも大切です。特にバリ島の美しい自然や建築を活かすには、ロケーション撮影に慣れたカメラマンを選ぶと安心です。
撮影するロケーション
どこで撮影するかによって、写真の雰囲気や印象は大きく変わります。ビーチ、チャペル、ライステラス、街並、寺院など、バリ島には多彩な撮影スポットがあります。たとえば、青い海と空を背景にするならヌサドゥアのビーチが理想的ですし、神聖で荘厳な雰囲気を求めるならウルワツ寺院周辺がぴったりです。
複数のロケーションを巡るプランもありますが、移動時間や体力も考慮する必要があります。撮影イメージが明確にある場合は、それに合ったロケーションが含まれているかを必ず確認しておきましょう。

持ち込みの可否やオプションの有無
プランによっては、ドレスや小物などを自分たちで持ち込むことが可能な場合もあります。お気に入りの衣装やアクセサリーで撮影したい場合には、持ち込み可否を事前に確認することが重要です。また、アルバム作成、動画撮影、ブーケのアップグレード、サンセットタイムでの撮影など、オプションの充実度もプラン選びのカギになります。
持ち込みに追加料金がかかることもあるため、細かい費用の内訳までチェックしておくと安心です。自由度の高いプランであれば、自分たちらしいフォトウェディングが叶いやすくなります。
撮影の所要時間
撮影の所要時間はプランによって異なり、短いもので1時間程度から、ロケーションを複数回る場合は半日〜1日かかることもあります。時間に余裕がある方が撮影も丁寧に行われ、自然な表情やポーズが引き出されやすくなります。一方で、限られた日程で旅行を計画している場合は、あまり長時間のプランは負担になることも。
サンライズやサンセットに合わせた撮影では、時間帯の選定も重要です。旅行日程と照らし合わせながら、無理のないスケジュールで組まれているかを確認しましょう。
宿泊ホテルの場所
撮影当日の移動のしやすさを考えると、宿泊ホテルの場所も見逃せないポイントです。特に早朝や夕方の撮影を希望する場合、撮影地までの移動時間が短いとスムーズに行動できます。例えば、ヌサドゥアやサヌール周辺のビーチ撮影なら、そのエリアのホテルに泊まるのが便利です。
また、一部のプランではホテル送迎が含まれている場合もあるので、宿泊先との連携がスムーズに取れるかもチェックしましょう。移動時間を短縮することで、当日のストレスを軽減し、リラックスして撮影に臨める環境が整います。
バリ島フォトウェディングおすすめスポット
バリ島には、自然美と伝統文化が融合した魅力的な撮影スポットが多数あります。その中でも、絶景とロマンチックな雰囲気を兼ね備えたロケーションを厳選。特別な一日をより感動的に演出してくれるスポットをご紹介します。
ヌサドゥアビーチ

ヌサドゥアビーチは、バリ島南東部に位置する高級リゾートエリアのビーチで、白砂と透き通る海が広がる理想的なロケーションです。観光客が比較的少なく、落ち着いた雰囲気の中で撮影できる点が魅力です。
朝方は柔らかな光に包まれ、昼間は鮮やかなブルーの海と空、夕方には幻想的な夕焼けが広がるため、時間帯によって異なる表情を写真に収めることができます。周辺にはラグジュアリーホテルも多く、宿泊と撮影を兼ねて利用しやすいのもポイントです。

ウルワツ寺院の断崖絶壁

バリ島南端の断崖に立つウルワツ寺院は、海と空のパノラマビューが広がる壮大な景色が魅力です。70メートル以上の高さから見下ろすインド洋の青さと、寺院の荘厳な雰囲気が絶妙に調和し、神秘的でドラマチックな撮影ができます。
特にサンセットタイムは、黄金色に染まる空と断崖のシルエットが相まって、まるで映画のワンシーンのような1枚に仕上がります。伝統舞踊ケチャが行われる円形ステージ付近でも撮影可能なことがあり、バリの文化を感じる背景としてもおすすめです。自然と信仰が融合したこの場所は、非日常の感動を求めるカップルにおすすめです。

タナロット寺院

タナロット寺院は海に浮かぶように建てられた岩の上の寺院で、バリ島で最も有名なサンセットスポットのひとつです。干潮時には歩いて近づくこともでき、海と空に囲まれた幻想的な写真が撮れることで人気を集めています。特に夕暮れ時は、寺院のシルエットがオレンジや紫の空に映え、まるで絵画のような1枚に。
波が打ち寄せる音や潮風も、五感で楽しめる撮影体験を演出してくれます。自然の壮大さと神秘的な建築が融合するこのスポットは、ロマンチックかつ印象的なフォトウェディングを希望するカップルにぴったりです。

ランプヤン寺院

「天空の門」として知られるランプヤン寺院は、バリ島東部の高地に位置し、標高約1,200メートルに建つ神聖な場所です。門の中央からアグン山を望む構図が「鏡のような水面写真」として有名で、まるで雲の上に立っているかのような幻想的な写真が撮影できます。荘厳で神秘的な雰囲気があり、特に非日常感を演出したいカップルにおすすめです。
ただし、人気スポットのため待ち時間が発生することもあり、早朝の撮影が狙い目です。自然と信仰の力が感じられる場所で、唯一無二のウェディングフォトを残すことができます。

タマンウジュン水の宮殿

タマンウジュン水の宮殿は、バリ東部にあるかつての王族の離宮で、美しい池と橋、ヨーロッパ風の建築が融合したエレガントなロケーションです。静かな水面に映る姿や、アーチ状の橋、白いパビリオンなど、どこを切り取っても絵になる風景が広がっています。
自然と建築美が融合したこの場所は、ドレスやスーツの姿が特に映えるスポットです。人が少なく落ち着いた雰囲気で撮影できるため、ゆったりと時間をかけて撮影したい方にもおすすめです。非日常のロイヤルな雰囲気を演出したいカップルにはぴったりの場所です。

サンセットロード
サンセットロードはクタとスミニャックを結ぶ主要道路のひとつで、その名の通り、美しい夕日が望める撮影スポットとしても知られています。近隣にはビーチやヤシの並木道、活気あるショップやカフェが点在しており、バリ島の都会的かつリゾート感あふれる雰囲気を活かした撮影ができます。
特にバイクに乗っている風景や、カフェ前での自然なシーンなど、少しカジュアルでおしゃれなフォトウェディングを希望する方に人気があります。時間帯によって光の入り方も変化し、夕暮れ時には街全体が温かい色に包まれます。動きのある、今っぽいスタイルを演出したいカップルにおすすめです。


バリ島フォトウェディングの持ち物3つ

バリ島でのフォトウェディングをより快適かつ満足のいくものにするためには、事前の準備が大切です。現地で調達が難しい物や、自分らしさを演出する小物、使い慣れた持ち物を持参することで、写真の仕上がりにも大きく差が出ます。

日焼け止めとメイク直し
バリ島は1年を通して紫外線が非常に強いため、日焼け止めは必須の持ち物です。特にビーチや寺院での屋外撮影では、数時間にわたって太陽の下で過ごすこともあるため、こまめな塗り直しが必要です。
また、撮影中に汗をかいたり、風でメイクが崩れたりすることもあるため、フェイスパウダーやリップ、あぶら取り紙など、簡単なメイク直しアイテムを持っておくと安心です。プロのヘアメイクが同行しないプランの場合は特に、自分でサッと手直しできるよう準備しておくと、撮影中も自信を持って笑顔をキープできます。
お気に入りの小物やアクセサリー
撮影に自分らしさを加えたい場合は、帽子やサングラス、指輪、ブーケ、扇子などの小物を持参するのがおすすめです。たとえば、思い出のアクセサリーやプロポーズ時のアイテムを使うと、写真にストーリー性が生まれます。
また、カラーやデザインにこだわった小物は、ドレスや撮影背景とのコーディネートにも活かせるため、全体の印象をより華やかに演出できます。現地でのレンタルでは希望に合うものが見つからないこともあるため、自分たちで準備することで納得のいく仕上がりにつながります。
歩きやすい靴
フォトウェディングでは、ビーチや石畳の道、丘の上など、さまざまなロケーションを歩きながら撮影することが多くなります。ヒールや革靴だけでは移動が大変になることもあるため、移動時用に履き慣れたサンダルやフラットシューズを持参するのが安心です。
特にビーチ撮影では、裸足やサンダルの方が自然体で美しく写る場合も多く、衣装に合ったデザインのサンダルを選べば、そのまま撮影にも使用できます。足元のストレスがないことで表情にも余裕が生まれ、よりリラックスした雰囲気の写真に仕上がります。
バリ島フォトウェディングの注意点3つ
バリ島でのフォトウェディングは魅力満載ですが、トラブルや後悔を防ぐためには事前の確認が欠かせません。撮影をスムーズに進めるためにも、気候や文化、プラン内容に関する注意点を押さえておきましょう。
天候
バリ島は乾季と雨季に分かれており、特に11月〜3月の雨季には急なスコールが発生しやすくなります。1日中降り続くわけではありませんが、短時間でも激しい雨になることがあるため、撮影スケジュールに余裕をもたせておくことが大切です。
また、雨天時に備えて予備日を設定したり、屋内でも撮影可能なロケーションをプランに含めておくと安心です。天気予報はこまめにチェックし、万が一の延期にも柔軟に対応できるよう、現地スタッフや撮影会社との連絡体制も整えておくとスムーズです。
撮影許可や入場料が必要な場所
バリ島の観光名所や寺院の多くは、撮影を行う際に事前の許可が必要だったり、入場料や撮影料が発生することがあります。たとえば、タナロット寺院やランプヤン寺院では、観光客と同様に入場料が必要になるほか、ウェディングフォト目的の場合は追加料金がかかるケースもあります。
これらの手続きや費用は、撮影プランに含まれているかどうかを事前に確認しておきましょう。プランに含まれていない場合は、自分で手配する必要があるため、余計なトラブルを避けるためにも事前のチェックが重要です。
衣装の管理と持ち運び
バリ島の気温は年間を通して高く、特に日中は30度を超える日も珍しくありません。そのため、ドレスやスーツなどの衣装は汗や湿気で傷みやすく、保管や持ち運びに工夫が必要です。現地レンタルを利用する場合は、サイズ感やデザイン、清潔さなどを事前に確認し、試着できるかもチェックしておくと安心です。
また、日本から衣装を持参する場合は、シワになりにくい素材を選んだり、ガーメントバッグに入れて丁寧に管理することが重要です。屋外ロケーションでは足元が汚れることもあるため、裾を引きずらないデザインを選ぶと動きやすく、衣装もきれいな状態を保ちやすくなります。
まとめ
バリ島でのフォトウェディングは、自然の美しさと異国情緒に包まれた、心に残る特別な体験です。青く輝く海、神秘的な寺院、幻想的な夕日など、バリ島ならではの絶景は、人生の大切な瞬間を最高のかたちで残してくれます。
結婚式に代わる自由なスタイルとしても、ハネムーンを兼ねた旅の思い出としてもぴったり。ふたりの物語を美しい写真に刻みに、ぜひバリ島を訪れてみませんか。