【2025年最新】バリ島への旅費はいくら?旅行費用から安い時期まで解説

    バリ島への旅行を計画しているなら、予算は一番の関心事でしょう。どのくらいの費用がかかるのか、どの時期が旅費を抑えるのに最適なのか知りたいですよね。バリ島旅行を楽しみたいけど、できることなら旅費は安く済ませたいのは、みなさん同じだと思います。

    そこで本記事では、2024年のバリ島旅行に必要な各種費用を具体的に解説します。さらに、費用を節約する方法やベストシーズンについてもご紹介します。

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    目次

    バリのお金の単位や種類

    バリ島の通貨はインドネシアルピア(IDR)で、紙幣と硬貨があります。紙幣は1000ルピア、2000ルピア、5000ルピア、10,000ルピア、20,000ルピア、50,000ルピア、100,000ルピアの7種類があり、硬貨は50ルピア、100ルピア、200ルピア、500ルピア、1000ルピアの5種類です​。2025年2月26日現在、1日本円(JPY)は約109.27インドネシアルピア(IDR)です。バリ島で両替する際は、街の両替所が最もレートが良いですが、安全のために政府公認の両替所を利用することがおすすめです​。

    ルピアの簡単な計算方法として、ルピアの金額からゼロを2つ取ると大まかな日本円になります。例えば、100,000ルピアは約1000円です​ ​。両替の際には、手数料や詐欺に注意し、細かいお札も用意しておくと便利です​。

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    バリ島旅行にかかる費用とは?

    バリ島旅行にかかる費用は、旅行スタイルやシーズンによって大きく変わります。主な出費は航空券代、ホテル代、食事代で、これに現地でのアクティビティや交通費、お土産代が加わります。

    基本的に物価は日本より安いですが、節約派からラグジュアリー志向まで、予算に応じた楽しみ方ができるのがバリ島の魅力です。しっかりと費用の目安を把握して、無理のない旅を計画しましょう。

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    航空券代

    日本からバリ島への直行便の航空券は、オフシーズンでは大体70,000円から、ピークシーズンには最大で200,000円程度になります。例えば、ANAの直行便なら平均的には100,000円程度が見込まれます。ゴールデンウィークや夏休み、年末年始には、多くの人が海外旅行に出るため、航空券は高額になります。逆に、航空券が安くなるのが大型連休の後です。旅費を安く抑えたい人は、この時期を狙って航空券を探してみるとよいでしょう。さらに安い航空券を探しているなら、直行便ではなく乗り継ぎ便を利用することもおすすめです。

    乗り継ぎ便は直行便に比べて時間がかかりますが、時間がかかっても安い方がいい人にはメリットがあります。乗り継ぎ便の場合、往復で50,000万円代からあります。ただし、直行便では7時間の距離が、乗り継ぎ便だと10時間以上かかりますので、時間に余裕を持って計画してください。

    日本からバリ島への行き方は?アクセス&航空便と格安航空券情報」もあわせてチェックしてみてください。

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    ホテル代

    バリ島の宿泊費は大きく分けて2つに分けられます。バックパッカー向けのホステルやゲストハウスでは、一泊あたり2,000円から3,000円程度。格安ゲストハウスやドミトリーなら1泊3,000円くらいで宿泊できます。でも、こういった安宿はセキュリティが甘いこともありますので、口コミや評判をしっかりチェックしてから予約するようにしてください。一方、4つ星ホテルや高級ヴィラなどは一泊20,000円から30,000円が目安となります。

    4つ星ホテルや5つ星ホテルなら、1泊10,000円から15,000円出せば、素敵なホテルに宿泊できます。こういったホテルの場合、通常朝食が含まれていて、さらに宿泊料金は一人当たりではなく一室あたりの金額となっています。そのため、二人で泊まればその半分ですむということですので、かなりお得感があると思います。

    食事代

    バリ島での食事代は、選ぶ場所によって大きく異なります。屋台やカフェを利用すれば、手頃な価格でバリ島ならではのグルメを堪能できるのが魅力。節約しつつも美味しい料理を満喫できるのがバリ旅行の楽しみのひとつです。

    どこで何を食べるかによりますが、概ね日本よりもリーズナブルに楽しむことができます。各食事の概算を次の項目で詳しく説明します。

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    バリ島の朝食

    バリ島の朝食は、宿泊施設によって異なります。ホテルに宿泊すれば、多くの施設で朝食が含まれており、ブッフェスタイルが一般的。パンケーキやエッグベネディクト、新鮮なトロピカルフルーツが楽しめます。

    外食する場合はフルーツやバリ島の料理を味わうことができます。ローカルのワルン(小さな食堂)では、「ナシチャンプル(ご飯とおかずの盛り合わせ)」や「ブブル・アヤム(鶏粥)」が約20,000〜50,000ルピア(約200〜500円)とリーズナブル。コストは一人あたり約200円から500円を見ておくと良いでしょう。

    バリ島の昼食

    ランチは、ローカル食堂から観光客向けレストランまで選択肢が豊富です。ワルンでは「ナシゴレン(インドネシア風炒飯)」や「ミーゴレン(焼きそば)」が30,000〜50,000ルピア(約300〜500円)ほど。「バビグリン(豚の丸焼き)」はスパイシーでジューシーな味わいが特徴で、1皿約50,000〜80,000ルピア(約500〜800円)。

    観光客向けのカフェやレストランでは、パスタやハンバーガー、アボカドトーストなどの洋食が80,000〜120,000ルピア(約800〜1,200円)ほどで、美味しいインドネシア料理をリーズナブルに楽しむことができます。。

    バリ島の夕食

    夕食はローカルの屋台やレストラン、高級ダイニングまで幅広い選択肢があり、一人あたり1,000円〜5,000円、屋台なら数百円と見ておくと良いでしょう。。ジンバランのビーチでは、新鮮なシーフードBBQが楽しめ、ロブスターやイカ焼きのセットが約200,000〜500,000ルピア(約2,000〜5,000円)。

    ワルンでは「サテ(串焼き)」や「ベベック・ベトゥトゥ(スパイスで煮込んだアヒル料理)」が約50,000〜150,000ルピア(約500〜1,500円)。高級レストランでは、モダンインドネシア料理のコースが500,000ルピア(約5,000円)以上かかるため、予算に応じてローコストから贅沢なディナーまでバリ島の料理を楽しめます。

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    バリ島のカフェ

    バリ島はカフェ文化が栄えており、バリ島にはおしゃれなカフェが多く、スムージーボウルやアボカドトースト、ビーガンフードなどヘルシーなメニューを楽しむことができます。

    ウブドやスミニャックの人気カフェでは、コールドプレスジュースやバリコーヒーが楽しめ、1杯30,000〜60,000ルピア(約300〜600円)。特に「バリコピ(バリ島特有の濃いコーヒー)」は香りが深く、ローカルカフェなら10,000ルピア(約100円)ほどで味わえます。カフェでの一休みは、約300円から1,000円程度見ておくと良いでしょう。

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    食費は1日5,000円くらいが目安

    バリ島には高級レストランやおしゃれなカフェはいくらでもあるため、食費にどのくらい予算を割くかは、どこでどんなものを食べるかによってかなり差が開きます。

    毎食ローカルの食堂で食べるなら、1日1,000円ですませることも可能です。でも、たまにはレストランでちょっとしたディナーも楽しみたい人は、だいたい一人当たり1日5,000円くらいを目安とすればよいでしょう。

    アルコール飲料は高め

    インドネシアはイスラム教徒が多く、アルコール飲料は金額が少し高めになっています。現地のビール「ビンタンビール」は、レストランで1本(小)約40,000ルピア(約400円)、バーでは60,000ルピア(約600円)ほど。

    輸入ワインはさらに高く、1本約600,000ルピア(約6,000円)以上することも。カクテルはバーやクラブで100,000〜200,000ルピア(約1,000〜2,000円)が相場になります。 ビーチやバーでお酒を楽しみたいと考えている人は、お酒をよく飲む人は予算に余裕を持たせておくとよいでしょう。

    お土産代

    バリ島のお土産といえば、美しいバティック(インドネシア伝統の染物)や彫刻、スパイス、コーヒーなどがあります。これらの価格は商品の種類や質、そしてどこで買うかによりますが、一般的な範囲を以下に示します。バティックの布や衣服は、手作りのものなら3,000円から10,000円、工場製のものなら1,000円から3,000円程度です。

    バリ島の美しい木彫りの彫刻は、大きさと細かさによりますが、小さなものなら2,000円から、大きなものは数万円になることもあります。また、コーヒーやスパイスは、小さな袋なら数百円、大きな袋なら数千円程度で購入できます。

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    上手に買い物をしよう

    なお、バリ島での買い物は値切りが一般的です。始めに提示される価格の半分くらいから交渉を始めると良いでしょう。ただし、値切りすぎずに、お店の人との良い関係を保つことも大切です。

    交通費

    バリ島は比較的小さな島なので、移動にかかる時間と費用はそこまで高くないですが、それでもまとめてみると一定の費用が必要です。バリ島の交通手段とそれぞれの費用は以下で細かく説明しますが、おおざっぱな予算としては、車をチャーターする場合は1日10,000円、チャーターしない日は1日2,000円で見積もっておけばよいかと思います。

    バリ島の移動手段は「バリ島の移動手段は?おすすめの交通手段、カーチャーターについても解説」にて詳しく解説しています。

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    カーチャーター(プライベートドライバー)

    プライベートドライバーを雇うと、好きな時に好きな場所へ行くことができます。料金は交渉次第ですが、一日あたり約5,000円から10,000円程度が相場となっています。

    カーチャーターの場合、車1台あたりの料金となります。車種と時間によって料金が左右します。

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    タクシー

    バリ島のタクシーはメーター制のものと交渉制のものとがあります。メーター制のタクシーは都市部では比較的見かけますが、料金は距離と時間によります。一般的にバリ島のタクシーは日本に比べて安いです。でも、場所によってはタクシーが拾えなかったり、ぼったくりなどのトラブルに巻き込まれることもあります。

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    そこで、最近普及している配車アプリGrabに利用がおすすめです。スマホにインストールして使いますが、乗車前に料金がはっきり表示されるので、ぼったくりのリスクが最小限になります。

    ただし、インターネット接続がないと使えないので、現地SIMカードやレンタルWIFIなどを利用する必要があります。また、Grabタクシーも捕まえにくい時間帯や場所があり、完ぺきではありません。通常タクシーとうまく使い分けて利用しましょう。

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    レンタルバイク

    バリ島ではレンタルバイクが便利で、1日約50,000〜80,000ルピア(約500〜800円)で借りられます。長期レンタルなら割引もあり、1週間で約300,000ルピア(約3,000円)が相場。

    燃費も良く、ガソリン代は1リットル約15,000ルピア(約150円)。ただし、バリ島の交通ルールは日本と異なり、事故も多いため運転には注意が必要。ヘルメット着用は義務付けられており、国際運転免許証の携帯も求められます。

    バス

    バリ島には観光客向けのバス「Kura-Kura Bus」があり、主要エリアを結んでいます。1回の乗車は約20,000〜50,000ルピア(約200〜500円)で、日中の移動におすすめ。

    ウブドやクタ、スミニャック間をカバーする路線があり、タクシーより安価に移動できます。現地の人が利用するバス「トランス・サルバギタ」はさらに安く、約3,500ルピア(約35円)から乗車可能。ただし、本数が少なく観光向けではないため、事前に運行スケジュールを確認するといいでしょう。

    観光・アクティビティ費用

    バリ島で楽しめる観光やアクティビティは多種多様で、その費用も様々です。主要なものをいくつか挙げてみましょう。「【プロ厳選】バリ島のおすすめ観光地19選!絶対に行きたいスポットを解説」にて人気の観光スポットを紹介しています。

    マリンスポーツ

    ビーチでのシュノーケリングやジェットスキー、パラセーリングなども人気があります。ヌサドゥアやサヌールでは、ジェットスキーが約300,000ルピア(約3,000円)、パラセーリングが約500,000ルピア(約5,000円)。レンボンガン島ペニダ島のシュノーケリングツアーは、送迎付きで約800,000ルピア(約8,000円)ほど。

    ダイビングは1回約1,000,000ルピア(約10,000円)で、バリの美しい海を満喫できます。サーフィンのレッスンは約400,000ルピア(約4,000円)から体験可能で、初心者でも楽しめます。レンタル料やガイド付きツアーの料金を考えると、一日あたり5,000円から10,000円程度を見ておくと良いでしょう。

    寺院の観光

    バリ島は「神々の島」とも呼ばれ、多くの美しい寺院があります。その入場料は寺院により異なりますが、一般的には数百円程度です。

    日本人に人気の寺院は、

    などです。一部の寺院ではバリ舞踊を見ることができ、ウルワツ寺院でのケチャックダンスが特に人気があります。

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    スパ・マッサージ

    バリ島のスパやマッサージは、手頃な価格で極上のリラクゼーションが体験できます。ローカルのマッサージ店では1時間約100,000〜200,000ルピア(約1,000〜2,000円)とリーズナブル。高級スパでは、バリニーズマッサージが1時間約600,000ルピア(約6,000円)ほど。

    人気のフラワーバス付きパッケージは2時間で約1,000,000ルピア(約10,000円)が相場です。1時間あたり1,000円から5,000円程度で自然に囲まれた空間で至福の時間を過てはいかがでしょうか。

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    オプショナルツアー

    バリ島の観光スポットを効率よくめぐるために、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。オプショナルツアーはその内容や旅行会社によってさまざまなプランが用意されています。

    一般的には、半日ツアーで一人7,000円〜、1日ツアーで15,000円くらいの設定が多いようです。中には日本を出発する前に予約できるものもありますので、内容をしっかり確認しながら検討してみるとよいでしょう。

    Wi-Fi・通信費用

    バリ島のホテルでは通常無料Wi-Fiサービスが提供されています。また、レストランやカフェでもインターネット接続ができるところが多いです。しかし、観光中にちょっと調べ物をしたり、Grabタクシーを利用するとき、外出中もネット接続がある方が便利です。

    そのためには、現地でインターネット通信ができる環境を整えておく必要があります。 バリ島旅行中にインターネットを利用するには、主に3つの選択肢があります。

    ローミング

    ローミングとは、日本で契約している携帯電話の回線を、そのまま海外で利用できるサービスのことです。バリ島でも、日本の通信キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)が提供する国際ローミングを利用すれば、特別な設定をせずに通話やデータ通信が可能です。ただし、料金が高額になりやすいため注意が必要です。

    大手キャリアでは、1日あたり980〜2,980円の定額プランを提供しており、短期間の旅行なら便利ですが、長期滞在の場合はコストがかかります。特にデータ通信を多く使う場合は、現地のSIMカードやポケットWi-Fiを利用したほうが安く済みます。ローミングを利用する場合は、出発前に料金プランを確認し、不要なデータ通信を防ぐために設定を見直しておくのがおすすめです。

    現地SIMカード

    現地でSIMカードを購入する場合、スマホがSIMロック解除されているものでなくては使えません。SIMロックフリーの電話を使っているなら、インターネット通信費は現地SIMカードを使うのが最も安くなります。

    インドネシアのSIMカードはングラ・ライ国際空港(デンパサール国際空港)や街中で購入できて、5日で1,000円くらいからです。

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    レンタルWi-Fi

    もう一つの方法は、携帯用Wi-Fiルーターをレンタルすることです。 日本を出発する前に申し込んでおけば、日本の出国空港で受け取り、バリ島から帰ってきてから返却すればOKです。

    費用は1日1,000円くらいで見積もっておけばよいでしょう。複数の会社がありますので、プランの内容を確認しながら比較検討してみてください。

    海外旅行保険の費用

    海外旅行には欠かせないのが海外旅行保険です。これは万が一の事故や病気に備えて契約するものです。保険料は保険会社やプラン、旅行期間などによりますが、一般的には一週間あたり数千円から10,000円程度が目安となります。

    なお、クレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合もありますので、その場合は保険料が不要かもしれません。ただし、補償内容が自分のニーズに合っているかどうかは必ず確認してください。また、クレジットカードに付帯している海外旅行保険には、自動付帯と利用付帯とがあります。適用条件をしっかり確認しておきましょう。

    費用を抑えるための海外旅行保険の選び方

    海外旅行保険の選び方一つで、旅行の費用を大きく抑えることが可能です。例えば、医療費補償(通常、1000万円から5000万円の間)、旅行キャンセル補償(通常、50万円から100万円の間)、荷物紛失補償(通常、10万円から30万円の間)など、必要とする保障をしっかりと確認しましょう。

    また、複数の保険会社のプランを比較し、最適な保険料(一週間の旅行で約3,000円から10,000円)と補償内容のバランスを見つけることも重要です。

    ビザ取得費用

    日本のパスポートを持つ方はインドネシアへの短期滞在(30日以内)であれば、VOA(到着ビザ)が必要です。その際のビザ取得費用は、500,000ルピア(約4,800円)です。

    ビザ申請はオンラインでもできるようになっていますが、この場合の支払いはクレジットカード払いになります。オンラインでビザ申請しない場合は、到着したときに空港で手続きしてビザを取得できます。

    2泊3日のバリ島旅行の費用

    2泊3日のバリ島旅行での費用は以下のようになります。

    1. 航空券: 70,000円〜200,000円(季節や予約時期による)
    2. ホテル: 2泊で5,000円〜20,000円(格安宿泊施設から高級リゾートまで)
    3. 食費: 一日あたり1,000円〜2,000円を3日分で3,000円〜6,000円
    4. お土産: 3,000円〜5,000円
    5. 交通費: 1,000円〜2,000円を3日分で3,000円〜6,000円
    6. 観光・アクティビティ: 2,000円〜5,000円を2日分で4,000円〜10,000円
    7. Wi-Fi・通信費用: 300円〜1,000円を3日分で900円〜3,000円
    8. 海外保険: 3日分で2,000円〜4,000円

    これらを合計すると、2泊3日のバリ島旅行の費用はおおよそ10万円から30万円程度となります。しかし、これらはあくまで目安なので、具体的な費用は予約サイトや航空会社、保険会社の情報を確認してください。

    2泊3日のモデルコースは「バリ島旅行の2泊3日のモデルコースとは?おすすめを解説」にて紹介しています。

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    3泊4日のバリ島旅行の費用

    3泊4日のバリ島旅行での費用は以下のようになります。

    1. 航空券: 70,000円〜200,000円(季節や予約時期による)
    2. ホテル: 3泊で7,500円〜30,000円(格安宿泊施設から高級リゾートまで)
    3. 食費: 一日あたり1,000円〜2,000円を4日分で4,000円〜8,000円
    4. お土産: 3,000円〜5,000円
    5. 交通費: 1,000円〜2,000円を4日分で4,000円〜8,000円
    6. 観光・アクティビティ: 2,000円〜5,000円を3日分で6,000円〜15,000円
    7. Wi-Fi・通信費用: 300円〜1,000円を4日分で1,200円〜4,000円
    8. 海外保険: 4日分で3,000円〜5,000円

    これらを合計すると、3泊4日のバリ島旅行の費用は大体10万円から35万円程度となります。あくまで目安なので、具体的な費用は予約サイトや航空会社、保険会社の情報を確認してください。

    4泊5日のバリ島旅行の費用

    3泊4日のバリ島旅行での費用は以下のようになります。

    1. 航空券: 70,000円〜200,000円(季節や予約時期による)
    2. ホテル: 4泊で10,000円〜50,000円(格安宿泊施設から高級リゾートまで)
    3. 食費: 一日あたり1,000円〜2,000円を5日分で5,000円〜10,000円
    4. お土産: 3,000円〜5,000円
    5. 交通費: 1,000円〜2,000円を5日分で5,000円〜10,000円
    6. 観光・アクティビティ: 2,000円〜5,000円を4日分で8,000円〜20,000円
    7. Wi-Fi・通信費用: 300円〜1,000円を5日分で1,500円〜5,000円
    8. 海外保険: 5日分で4,000円〜6,000円

    これらを合計すると、3泊4日のバリ島旅行の費用はだいたい12万円から40万円程度となります。あくまで目安です。

    バリ島で無料または低価格で楽しめるアクティビティ

    バリ島には無料または低費用で楽しめるアクティビティも多数存在します。例えば、クタビーチやサヌールビーチでの散歩や泳ぎ、ウブドの市場でのショッピング、ウブド宮殿やサヌールの寺院の観光などがあります。

    また、ヌサドゥアの博物館やウブドのギャラリーは入場料が無料または非常に安価です。ウブドなど街歩きにはぴったりです。

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    バリ島旅行の費用を節約する7つの方法

    旅行は思い切り楽しみたいけど、できれば費用は安い方がうれしいですよね。バリ島旅行は、ちょっとした努力で予算を抑えることも可能です。

    バリ島旅行の費用を節約する方法をシェアします。

    安い時期を狙って節約する

    バリ島への旅行費用で一番大きな部分を占めるのが航空券です。航空券を安くするためには、バリ島旅行のハイシーズンを外すことがポイントになります。バリ島旅行の繁忙期を外すことで、航空券だけでなく宿泊費用も安く抑えることができます。バリ島には乾季と雨季がありますが、一年中温暖でいつ行ってもビーチリゾートを楽しむことができます。そのため、雨季だからといって劇的に観光客が少ないというわけでもありません。

    旅行費用が安くなるのは、ずばり、ゴールデンウィークを除く4月から6月と、10月から12月上旬です。クリスマスから年末年始、夏休み、春休み、ゴールデンウィークは航空券もホテルも高くなる時期にあたります。また、年が明けた1月も値段が下がりますので、狙いめです。

    飛行機はLCCや経由便を利用する

    航空券は直行便だと高いですが、乗り継ぎ便やLCC(格安航空会社)を利用すると安くなります。日本からバリ島まで就航しているLCCは、スクートやベトジェット・エアなどがあります。これらの格安航空会社は、大手航空会社より数万円以上安くなることもあります。

    ただし、預け入れ荷物や機内サービスが有料になりますので、その分もあわせて比較検討する必要があります。直行便以外に他都市を経由して行く乗り継ぎ便を利用すると、費用を安く抑えることができます。 ただし、その分時間がかかりますので、それを考慮して旅行の計画を立てましょう。

    ゲストハウスやホステルで節約する

    高級ホテルやリゾートは魅力的ですが、予算を抑えるなら安宿やホステルの利用を検討しましょう。

    特にバリ島にはバックパッカー向けの宿泊施設が多く、清潔で快適なものも多いです。 また、宿泊施設によっては共用キッチンがあるので、自炊して食費を節約することも可能です。

    格安ツアーで節約する

    バリ島旅行を一から自分で計画するのは大変です。そのため、旅行会社が提供するパッケージツアーを利用すると、航空券やホテル、移動手段、一部の食事がセットになっていて、手間を省くだけでなく、個別に予約するよりも費用を抑えられることが多いです。

    時期によっては旅行会社でプロモーションをやっていることもあり、通常価格よりはるかに安いツアーが販売されていることもあります。

    ローカルフードで節約する

    バリ島のローカルフードは美味しく、なおかつ非常にリーズナブルです。特にストリートフードや現地のマーケットは、現地の人々が利用する価格設定になっています。観光地の高級レストランで食事をするよりも、現地の味を楽しみながら費用を抑えられます。毎日毎食高級レストランで食事をしていれば、あっという間に予算オーバーになってしまうかもしれません。

    ローカルの食堂であれば、1食数百円ですみます。ただし、中には衛生状況がよくないお店もあります。節約できてもお腹をこわしたり体調不良になってしまっては、旅行が台無しになってしまうので店選びには注意しましょう。

    ホテルのスパではなく、街中のスパに行ってみる

    バリ島ではスパ体験を楽しみにしている人もいるでしょう。スパを提供しているお店はたくさんあるので、ぜひ一度は試してみてもらいたいです。

    ホテルのスパを利用すると5,000円くらいかかってしまうことがありますが、街中のスパを利用すれば、1,000円で体験できる場所もあります。 観光客を相手にしている街スパでは、ホテルまでの送迎サービスを提供しているお店もあり、かなりお得感があります。

    交通手段で節約する

    バリ島では、タクシーやレンタルバイク、公共バスなどさまざまな交通手段があります。タクシーは便利ですが、費用が高くなります。一方、レンタルバイクや公共バスは手頃な価格で移動できます。

    ただし、バイクのレンタルは運転に自信がある人に限られますし、バスは路線や時間を確認する必要があります。各交通手段のメリットとデメリットを理解し、費用と利便性を考えてぴったりなものを選びましょう。

    ポイントやマイルを利用

    多くのクレジットカードは購入ごとにポイントが貯まるサービスを提供しています。特定の航空会社や旅行関連のカードであれば、より多くのマイルやポイントを獲得できる場合もあります。

    これらのポイントやマイルは航空券の購入やホテルの予約に使えることが多いです。 上手に活用して旅行費用を抑えてみましょう。

    持ち物を減らす

    航空会社によっては、許容される荷物の重さやサイズが限られており、それを超えると追加料金が発生します。持ち物を最小限にすれば、追加料金を避けることができます。

    バリ島旅行の持ち物リスト。絶対に持って行くべきものから、あると便利なものまで」では、必要な持ち物を解説しています。

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    バリ島旅行での両替をお得にする

    バリ島旅行に行くときは、通貨の両替は大切な問題でしょう。バリ島でも、現地通貨であるルピアが必要になります。基本的には、日本の銀行や空港で事前に両替することもできますが、手数料が高いことが多いです。

    そのため、現地の両替所で両替することをおすすめ。 ただし、現地の両替所でも手数料やレートが店舗によって異なるので、事前に調査することがポイントです。

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    バリ島旅行のベストシーズンについて

    バリ島は旅行する時期によって、予算に大きな差が出てしまいますので、価格的にも理想的な時期に訪れたいですよね。 最後にバリ島旅行のベストシーズンについて触れておきます。

    乾季(4月〜9月)

    バリ島の乾季は4月から9月までで、晴天が続き観光にはおすすめな時期です。しかし、この時期は観光シーズンとなりますので、観光地は混雑し、航空券やホテルの価格も高くなります。

    特に、ゴールデンウィークや夏休みは航空券が高くなります。また、イースターの時期には欧米人旅行者が増えますので、ホテルの予約が取りにくくなることもあります。

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    雨季(10月〜3月)

    一方、雨季の10月から3月は降雨量が多くなりますが、雨は主に夜に降り、昼間は比較的晴れることが多いです。また、観光客が減るため、静かに過ごせる反面、一部のアクティビティが制限されることもあります。

    ただし、クリスマスから年末年始は旅行者で混みあいうことや、航空券もホテルも値段が高くなる時期ですので、費用を安く抑えたい人は、この時期を外した雨季を狙ってみてください。

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    まとめ

    バリ島への旅行は楽しいですが、旅費の管理も大切です。節約方法を活用し、基本情報を理解することで、より充実したバリ島旅行を計画することができます。

    また、バリ島の物価は比較的安いので、適切に計画を立てれば、それほど大きな負担を感じずに楽しむことができるでしょう。

    おすすめ現地オプショナルツアーランキング

    バリ島で現地アクティビティをしたい!そう思っても、どれを選んだらハズれないのか心配ですよね。今回は、たくさんの方に選ばれているオプショナルツアーを3つに絞ってご紹介します。

    ぜひバリ島観光の参考にしてみてくださいね!

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