バリ島の定番ツアーのひとつ、ウブドとウルワツ寺院ケチャックダンス鑑賞ツアーに参加してきました。
芸術の村であり、パワースポットでもあるウブドは、同じバリ島でも海岸に近いエリアとは全く違う色をもった場所。
そんなウブドをのんびり散策しながら、最後はバリ島南部のお寺ウルワツ寺院にて、サンセットを背景にケチャックダンスを見るという、贅沢な一日ツアーをご紹介します。
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ASHITABA工房にてアタバッグを購入
9時にホテルを出発。最初の行先はアタ製品で有名な ASHITABA工房です。アタという植物の茎を編み込んだ製品が並んでいます。バッグやかごだけではなく、ランチョンマットやコースターなど様々な品揃え。
到着したら、日本語のできるスタッフの方が製品ができるまでを説明してくれました。天日で干したのち、燻す工程を経ているので丈夫で虫もつかないそう。なにより、一つひとつの製品が職人さんの手作りなのがすごい。
日本の夏に持ち歩いてもかわいいバッグがたくさんあり、着いた途端テンションがあがりました。アタのバッグは、お洋服でも浴衣でも合いそう。近年、職人さんも減ってきているそうで、何とか受け継いでいってもらいたいものです。
テガラランのライステラスで空中ブランコ
ASHITABA工房から車で約1時間弱、ウブドから約8㎞ほど北にあるテガラランは、ライステラスのきれいな景色が見られることで有名です。
ライステラスまでの道路沿いには、この景観を楽しみながらお食事ができるカフェが並んでいます。1、2年前までは、このカフェでお食事をしてというのが定番だったのですが、最近はそれだけじゃありません。田んぼのあぜ道を散策したり、ブランコに乗ったり。
最近のバリ島、どこに行ってもブランコだらけなのですが、例外なくここにもありました。こちらは有料。このブランコ、ロープが長く、ライステラスがダイナミックに目前に迫る、かなりスリリングな乗り物です。
幻のコーヒー「コピルアック」も試せるコーヒー農園見学
インドネシアのコーヒーといえば、トラジャコーヒーが有名ですが、バリ島もバリコーヒーの生産地。観光客向けのコーヒー農園では、バリコーヒーやバリで生産されたハーブティーなどを無料で試飲させてくれます。
ここでぜひ、試したいのが幻のコーヒー、コピルアック(Luwak Coffee)。いったい幻のコーヒーとは何ぞや?これ、ジャコウネコが食べたコーヒー豆をジャコウネコの糞から取り出したものなのです。
決しておいしそうに聞こえませんが、豆が腸内で発酵され独特の香りと味わいを生み出し最高級なコーヒーに。ここでは1杯約500円ほどで試すことができるので、コーヒー好きには興味津々な場所であること間違いなし!
ランチはウブド名物クリスピーダック
ランチはレストランの裏が田んぼになっている、ベベッブンギルでいただきます。
ベベッはインドネシア語でアヒル。田んぼの多いウブドでは、除虫目的に田んぼにアヒルが放されてる光景をいまでもたまに目にしますが、そんなウブドならではの名物料理クリスピーダックは、カリッと揚がったアヒルの唐揚げのことでした。
この唐揚げ、カリカリに上がった表面がなんとも香ばしくておいしい。そして、一緒についてきた、インドネシアのチリソース、サンバルとアヒルとごはんを混ぜ合わせてインドネシア風な食べ方でいただきました。
ここのサンバルはかなり辛くて、口の中がヒーヒーと熱くなります!
ウブド散策
ウブド市場でアジアンな雰囲気を楽しむ!
ウブド市場が火事で一部燃えてしまったので、そこに入っていたお店が、ウブド市場横のカルマ通りに露店を出していました。かわいいアジアン雑貨やアクセサリーなど、150メートルほどの道沿いに所狭しと並んでいます。買い物好きの女子にはたまらないスポット。
ここでのお買い物は値切り交渉も楽しみのひとつです。野菜や食品を売ってる場所はウブド市場内に残っていて、果物やら肉やらとにかく匂いがモーレツ。それもアジアンな雰囲気ってことで、ローカルな生活をのぞいてみましょう。
神聖な森モンキーフォレストへ
市場から南へ下るモンキーフォレスト通りにも、かわいいお店が並んでいて、テンションは上がりっぱなし。ぶらぶらお店をみながら700メートルほど下るとモンキーフォレストに到着。
その名の通りの猿の森には、入る前から猿たちがお出迎えしてくれます。一歩中に入ると、うっそうとした森の中はひんやり涼しく、雑音からも遮断されて静かな空気が流れます。
この12ヘクタールもある広い森の中には3つのヒンズー教寺院があり、バリの人たちがお参りに来る神聖な場所なのでした。大きなガジュマルの樹やいくつかのヒンズー教の彫刻が点在する、まさにパワースポットなのです。
ウルワツ寺院でケチャックダンスを見る!
ウブドを3時半ころ出発して、一路バリ島南部 バドゥン半島南西端のウルワツ寺院へ向かいます。このお寺は11世紀に海の神様を祀るために建立されたそう。
お寺の中には入れないものの少し離れたところから崖の突端にたつ寺院を見学。ダイナミックな海と、海に向かって建つ厳かな姿のコントラストが印象的です。
ケチャックダンスは6時開始ですが、5時すぎには会場に入っていないと座れないほどです。そして踊りが始まるころには背景に真っ赤な夕日が海に沈んでいくという自然の演出の中、ケチャケチャという声だけで物語が進んでいきます。
神様に捧げる踊りに、最近はエンターテイメント性も加わり見る人を楽しませていました。
まとめ
ウブドとウルワツ寺院という、まったく雰囲気の違う二か所を回るツアー。田んぼの景色も満喫し、買い物もバリの舞踊も満喫と、盛りだくさんなツアーでした。
でも、ガイドブックを見てみれば、今回回ったところはバリ島のほんの一部。まだまだ見どころたくさんなバリ島ですが、海と山の両方のエッセンスを楽しめて大満足な旅でした。
ウブドも数年前からどんどん変化しており、何度行っても違うウブドを見られそうで、もうすでに次回行くことを楽しみにしています。